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授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第8回 「最終授業」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。極暑が続いていましたが、最近は少し過ごしやすくなりましたね。私の受講しているクラスは先日最終回を迎えました。

 

最終回は、用事でお休みしてしまいましたが、この日もネットで受講しました。私は今期3回、ネット受講しました。用事などで遠方にいても、インターネット環境さえ整っていれば受講できますから、急な予定が入っても、欠席することなく最後まで勉強を続けられました

 

それでは、第8回目の授業レポートを始めたいと思います。今回は、第14回と第15回の授業レポートです。

第14回めの授業レポートでは、訳出する時に注意しなければいけない「数字」について述べたいと思います。課題文に、”dipped 0.2 percentage point to …”という表現があり、私は「0.2ポイント下がり…」と訳しました。よくニュースで「内閣支持率が前年度と比べて何ポイント下がった」など言っているのを聞きますよね。この課題文で「ポイント」と訳したところを、どうして「パーセント」としてはいけないのかについて、今まではあまり深く考えたことがありませんでしたが、今回の課題時に考えてみました。


たとえば、前年度の支持率が50パーセントだったとして、「0.2ポイント下がった」と訳せば、50パーセントから48.8パーセントに下がったと理解できますが、「0.2パーセント下がった」と訳すと、50パーセントあった支持率の0.2パーセント、計算してみると0.1ポイント下がったこととなり、49.9パーセントとなってしまいます。こうして、普段何気なく当たり前に聞く表現であっても、訳す時には深く考えるようになりました。分かっていないことは正しく訳せないのです。数字は、間違えると情報がかなり違ってしまうので特に気を付ける必要があると思っています。

 

最終回の授業では、先生から訳文の見直しについてアドバイスをいただいたので、それについて書きたいと思います。
とにかく読み返す!その時に、読み手の立場になって読む、という意識を忘れないこと。そして、最終確認では、声に出して読んでみる」ということでした。声に出して読むことで自分の書いた訳文を耳で聞くことができ、客観的に捉えることができるそうです。

 

もう少し先になりますが、10月からは総合翻訳・基礎科2クラスを受講する予定です。基礎科1クラスの受講は終わったので、もう課題は出ていませんが、次に繋がる、基礎科2クラスの受講に役立つ課題はなんだろう?と考え、思いついたのは「読書」でした。たくさん色々な文章を読んでいないと言葉を産出することは難しいのです。今回、翻訳の勉強を通して「読むこと」への意識が変わりました。言葉は私たちにとって当たり前にあるものですが「言葉の1つ1つには意味があって、その1つ1つを大切にしなくては!」と思うようになったのです。このことは読書の質を高めることにつながったと思っています。

 

最終授業でしたので、まだまだ書きたいことはあるのですが、次回の最終ブログ「まとめ」に続きを書きたいと思います。まだあと1回ありますのでお付き合いくださいね!

 

| 授業体験レポート | 13:18 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第8回 「ボイスオーバー(時差通訳)」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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15回目の授業は中日通訳訓練で、ボイスオーバー訓練を行いました。ボイスオーバーとは、事前に動画の音声を聞いて(時間があれば書き起こして)翻訳をし、オリジナルの音声に合わせて翻訳原稿を読み上げる放送通訳の一種で「時差通訳」とも呼ばれています。国際ニュースなどでよく見かけるあれです。なんだか簡単で楽しそうですが、これが結構大変で、大きく2点の難しさがあります。

 

まず、尺(長さ)に合わせて訳出する難しさ中日通訳の場合、中国語に対し日本語は長く、しかもこの動画の中国人はとてつもなく早口なので、中国語の話者と同じ尺(長さ)に情報すべてを詰め込むのは至難の業なのです。


さらに原発言を聞きながら原稿を読み上げる難しさがあります。原発言を聞きすぎると自分の訳を見失い、訳出に必死になると原発言や動画とずれが生じます。ボイスオーバーは同時通訳の前段階、架け橋となる作業ということですが、「聞きながら読む」だけでこれだけ難しいのですから、同時通訳の大変さは想像もつきません

 

今回は酷暑に関するニュースと台湾のデリカ市場に関するニュースで練習しました。それぞれ10分程度で音声を聞いて日本語訳文を作成してから、各自録音にトライしました。上述した難しさだけでなく、複数動作を同時進行していると余裕が失われ、話し方が暗く機械的になり、スピードも安定しないという問題も出てきました。先生がお手本を見せてくださいましたが、落ち着きのある話し方なのに見事に尺におさまり、訳も完璧で、受講生から拍手喝采が起こりました。まざまざと匠との距離を実感したところで、今期最後の中日通訳訓練は終了したのでした。

 

16回目の授業は日中通訳訓練でした。まず火星接近のニュースを使ってシャドーイング(音声を聞いた後即座に復唱する訓練)とサマライズ(要約訓練)を行いました。


そのあと、ある有名な建築業の職人を扱ったドキュメンタリーを使って、逐次通訳訓練を行いました。次回はこの教材を使ってボイスオーバーをする予定です。建築関連用語の処理も難しいのですが、「自然でぬくもりのある仕上がり」や「一等地」、「モザイク模様」など、普段よく聞くフレーズがぱっと出てきません。先生から示された訳例を聞くと「なるほど!」とひざを打つ思いになります。「よく聞くフレーズは覚えましょう、語彙は大事ですよ」と先生。あとは「専門用語に対する予習が足りない」とのご指摘も。すみません。この日はスマホの市場調査関連のニュースをサイトラ(文章を頭から読んで訳出する訓練)して終了となりました。

 

次回の授業はお盆休みを一週間はさみますが、ボイスオーバーの準備という夏休みの宿題がたっぷりあり、小学生に戻った気持ちで短いお休みを過ごすことになりそうです。

 

| 授業体験レポート | 09:36 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第7回 「課題への取り組み方」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。
先週は台風が西日本に上陸しましたね。被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

では、第7回の授業レポートを始めたいと思います。15回中13回の授業が終了し、残すところあと2回!今回は授業内容に加え、一週間の課題の取り組み方についても書きたいと思います。

 

第12回の授業では、カタカナ語として使われている英語の言葉について、日本語でのイメージと英語としての本来の意味の両方を意識して訳文を考える必要があることを学びました。今回の課題文に「program」という語がありました。みなさんもご存じの通り、カタカナ語としてよく使われる言葉です。日本語でカタカナのまま使われる場合、意味も原語と似ている場合もありますが、両者のイメージを比べてみるとどうでしょう?文脈を考えたらニュアンスが異なる場合があります。ここでは、「字面に囚われない」ことに注意しなければいけないということです。よく目にする言葉でも、一度立ち止まって訳語を調べ考えることが大切と先生からアドバイスがありました。私は最近、英和・和英辞典を引いた後、類語例解辞典や現代カタカナ語辞典なども引くようにしています

 

第13回の授業では、文法では関係詞を勉強しました。関係詞にはたくさんのルールがあります。英文を書くときに非常に便利な関係代名詞ですが、例外ルールが沢山あるので注意が必要ですね。特に that は関係詞以外の様々な用法でも頻繁に英語の文章に出現しますよね。代名詞や副詞、そして接続詞や同格用法でも。それぞれを見抜かなければいけません。こうして文法の勉強をじっくりすると、読書中も気を付けて英文を読むようになります。翻訳の勉強を始めて良かったと感じることの一つです。

 

次に、一週間の課題の取り組み方について書きたいと思います。私の場合は毎週木曜日に授業があり、火曜日の朝が課題訳文の提出締切ですので、最優先となるのは訳文作成です。たいてい授業帰りの電車で課題文に目を通します。また、電車で座れた時には副読本の『表現のための実践ロイヤル英文法』も読み進めるようにしています。そして週末に構文分析と課題訳文を完成させて、副読本の指定範囲を授業日までに読み終えるようにしています。以前にも書きましたが、この副読本は細部まで詳しく書いてあり、かなりボリュームがあります。1度目を通せばよいというレベルではないため、数日に分けて読むようにしています。このような形で1週間が経ちます。とにかく溜めないで少しでもできる時に集中して勉強することにしています。

 

先週は、先生との個別面談でした。今学期の振り返りとともに、来学期の基礎科2クラスへの進級についてもお話がありました。課題についての評価も回数を積み重ねるほど良くなっているそうです。やはり訓練ですから「継続は力なり」ですね。私は、読むことも、書くことも好きなので翻訳の勉強が楽しいです。近い将来に仕事にできるようにこのまま継続していきたいと思います。

 

| 授業体験レポート | 09:24 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第7回 「中国語通訳者に必要なこと」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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13回目の授業は中日通訳訓練でした。中国の某携帯電話メーカーの記者発表会を題材に、逐次通訳訓練を行いました。前回の映画のテーマからがらりと変わり理系の内容です。

 

スピーカーは独特のなまりがあり、例えば、「2.5D」という単語が私には「EDD」と聞こえました。雲南省出身だそうです。このなまりには最後まで慣れませんでした。またグロッサリー(単語帳)は先生が作成してくださったのですが、当然ながらそれだけでは無理で、携帯電話の機能や生産工程等についての突っ込んだ予習が必要でした。

 

先生が常々授業でおっしゃるのが、「多様な中国語に慣れ親しむ」こと、「浅く広く知識を広げる」ことの重要性です。ご存知のとおりアナウンサーが話すような綺麗な中国語を話す人はごく一部であり、首都北京の人ですら北京方言を話します。多種多様な中国語に対応しなくてはなりません。また中国語通訳者は専門分野を決めることなく、どのようなテーマにも対応しなくてはならないゆえに、どんな分野も浅く広く知っていることが求められます。実際、先生方は非常に博識でいつも感心します。このような中国語通訳業界の独自性に対応できるように、通訳科1の授業ではいろいろなテーマ、いろいろなスピーカーを題材に訓練を行います。もちろん、綺麗な中国語さえ聞き取れない私のようなリスニング力の弱い人間には辛いものがありますが、そんな私だからこそ授業でないと方言やわかりにくい理系の内容に積極的に触れないので、得難い機会といえます。

この日はこの後、卷舌音が強烈な北京人が語る「羊肉のしゃぶしゃぶ」のショートドキュメンタリーでサマライズ(要約訓練)をやりました。

 

14回目の授業でも、某携帯電話メーカーの記者発表会を使って中日通訳訓練をしました。スピーカーは変わると聞いていたのですが、最初はまた例の雲南省出身の方でがっくりしました。しかしこの日は、この方の方言の法則が少し掴めたのはうれしい驚きでした。


この後は方言シリーズの集大成とも言える、四川省出身と思しき写真家の(全然聞き取れない)お話を使ってサマライズを行ったほか、先生が系統化してくださった中国人が話すアルファベットの発音の特徴について勉強しました。

授業も残すところあと4回となりました。4月から自転車操業的に勉強してきた疲れが老いた体に蓄積されていることを感じながら、一方で思ったような成長の見られない自分に焦りも感じます。残り1回1回を大切に、暑さに負けず頑張ろうと思います!

 

| 授業体験レポート | 09:45 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第6回 「書き言葉は誤魔化せない」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。相変わらず猛暑日が続いていますね。私の住む東京では3連休に最高気温35度を超えました。私は1日だけ出かけましたが、暑すぎて徒歩で行けるところをバスで行ったほどでした。引き続き熱中症には気を付けましょう。

 

では、第6回の授業レポートを始めたいと思います。


まず前回の授業のことから書きたいと思います。前回の授業では、「納得するまで考える」「納得するまで調べる」「自分がきちんと理解していないことは書かない」ということを学びました。書き言葉の場合、話し言葉と違い、記録に残るので誤魔化せません。

 

前回の英日課題では、「女性の晩婚化と女性労働者数の増加がどう経済に影響を与えているのか」がテーマだったのですが、ずっと文章で「〜歳」の単位で説明されているのに、最後だけ「〜%」になっていたのです。そこでどうして急に単位が変わるのかにクラス全員が気づかずに訳していました。きちんと文章を読み取れば、年齢が上がる・下がる場合は「〜歳」で良いですが、「〜%」の場合は、年齢の上がり下がりではなくて、全体の率の話、つまり上昇率や低下率の話をしていることが分かりますよね。文脈に沿って、「上昇率は〜%と低くなっている」と「上昇率」という主語を補って数値の変化を訳出できるかがこの課題のポイントだったのです。少しでも疑問に思ったら、「何がどうなる?」「何がどうなった?」と原文に戻り、考え直す必要があるということですね。
次の基礎科2クラスに進級すると、かなりのリサーチが必要で、また、文章全体の論理展開の理解が大事になるそうです。今の段階で習慣づけられることはやっておいた方がよいということでした。

 

次に、いつも課題のことや文法のことばかり書いていますので、今回は「復習」についてお話したいと思います。

 

毎週課題をやって提出し、授業でクラスメートの訳文をシェアして、それらを先生の訳例とともに参考にしながら、解説、文法の説明を聞いて…それで終わりなのかといえばそうではありません。授業の振り返り、そうです、「復習」が必要です!でも、「復習」はいたってシンプルです。授業で配られた、クラスメートの構文分析の結果や訳文でうまく訳せているなと感じたところを読み直し、次に先生が書いた訳例を読みます。そして文法もしっかり復習します。授業で解説された重要な箇所について、副読本の「表現のための実践ロイヤル英文法」を読み直します。しかし、このように復習を効率よく行うには、授業にかなり集中して授業の内容を理解していないといけないのです。この「課題をやる」→「授業を受ける」→「復習する」の3ステップのサイクルが基本です。回数を重ねるごとに成長も課題も見えてきます。このようにステップを踏んだ訓練を続けられているのは、学校に通っているからだと思います。とてもよい環境にいるといつも感謝しています。今期の基礎科1の授業はもう残すところあと4回です。最後まで頑張りたいと思います。

 

| 授業体験レポート | 14:18 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第6回 「楽しい授業も(たまに)あります」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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11回目は日中通訳訓練の中間テストでした。テスト,某政治家記者会見の質疑応答の逐次通訳です。記者の質問部分は事前に資料をもらっていましたが、政治家の応答部分は初めて聞くのでかなり難しいです。時間にして45分くらいだったでしょうか。逐次通訳の一斉録音が終わり、深いため息とともにみんながヘッドセットをはずすと、クールビューティーな先生がひと言、私たち受講生に尋ねました。「みなさん、私の感想が聞きたいですか?」いえ、聞きたくありません。みんな心の中でそう言ったはずですが、先生はクールに、核心をついたコメントをくださいました。

 

尻切れトンボにならないように訳しきることを心がけましょう。難しくてメゲそうになってもあきらめないようにしましょう。話者になりきって訳しましょう。政治家の通訳なんだからもっと自信を持って堂々と。特に日本で長く生活している中国人に多いのですが、日本語をそのまま中国語に置き換えても通じませんよ。例えば「安保理」は中国語では「安理会」でしょう。とにかく準備不足ですよ、みなさん、もっと準備しないと…等々。

 

心の傷が癒えないままテスト△麓業で既出の単語のクイックレスポンス(単語を聞いて即座に訳出する訓練)。テストは映画監督が国際的な賞を受賞した日本語ニュースを使ったサマライズ(要約)でした。テスト終了後はペアを組んでサイトラ(文章を読んで頭から訳出していく)訓練を行いましたが、疲れでなんだかぐったりでした(すみません)。

 

12回目も日中通訳訓練です。この日は映画監督のインタビューを教材にした逐次通訳訓練です。通訳科1では1学期に1回は映画がテーマとなる授業があります。予習と称して映画を見るのも楽しいですし、授業の合間に聞くクラスメイトや先生の感想も大変興味深く、なにより話者の話が面白いので私は大好きです。しかしテーマとなる映画を見ただけで予習が終わった気になってしまうところが罠です。今回もそんな雰囲気で授業に臨んでしまい、「配給会社」「セット」「ロケ」など当然予習しておくべき単語が訳出できませんでした。しかし、監督の話は大変胸を打つもので、この内容を中国語で正確に伝えられるようになりたいと強く思いました。このように、通訳に必要な知識や興味が深まるようなテーマの授業が多いのもISSの魅力だと思います。


この日はほかに、七夕に関する日本語のショートストーリーと台湾のTV局のニュースを使ってサマライズとシャドーイング(音声を聞いた後即座に復唱する訓練)を行いました。

 

| 授業体験レポート | 09:14 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第5回 「侮るなかれ修飾語句!」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。関東は梅雨明けし暑い日が続いています。急に暑くなったので、熱中症に気を付けなければいけませんね。

 

では、第5回の授業レポートを始めたいと思います。今回は英日翻訳を作成する際のポイントを2つ学びました。

 

1つ目は、「主語にするものを変えてみる」です。

 

英日翻訳を行う際は、英語の動詞を日本語では名詞に変えて書くことが多いのです。いつも「意味を変えないようにしなければ」とじっくり考えながら順番を変えたり、語句をつけ足したりして訳しています。そこで、前回の授業では、「主語にするものを変えてみる」といったテクニックを教えていただきました。毎回の授業で、クラスメイト全員分の訳文を見比べるのですが、既にそのテクニックを使い、訳している方がいました。それはとても自然な日本語で、「原文は同じなのに、訳し方を少し変えるだけでこんなに読みやすくなるのか!」と感心しました。先に講師訳例を見てしまうより、こうやってクラスメイトと訳文を共有しながら授業を受ける方が勉強になります

 

2つ目は、「構文分析を訳文に活かす」です。

 

基礎科1クラスでは、英訳文を作成する際に課題文(日本語)の構文分析を必ず行います。正確な訳文作成のために構文分析を行っているのですが、構文分析を終えると満足してしまう時があります。その分析結果を訳文に活かさなければ意味がないですよね。それはつまり、「構文分析の結果、導き出された日本語と同じになるように英訳しなければならない」ということです。訳すことに必死で、大切なことをすっかり忘れていました。


何文型なのか、どこが主語(S)でどこが動詞(V)で、、、ということも大事なのですが、あわせて注目しなければいけないことは、修飾語句(M)です。「修飾語句(M)が文中のどこにかかるのか」に気を付けて訳さなければ、意味が大きく変わってしまう場合があります

 

ここで、上述したポイントの1つ目を活用するのです。構文分析の際に「どこにかかるのか」迷ったら、「主語(S)を変えてみることで、どこにその修飾語句(M)がかかるのかがよく分かる」とのことでした。日本語と英語は違うので、そうやって工夫しないといけないのですね。このように言葉は少し見方を変えるだけで随分違うものになるのです。私はそういうところが言葉のおもしろいところだと思っています。残すところ、あと5回の授業では、修飾語句(M)が次の課題です。

 

ここ数回の課題では、うっかりした初歩的なミスがなくなってきました。どうしても分からず、考え、辞書で調べた結果が、間違いとなってしまうこともありますが、私はそれで良いと思っています。そういう間違った部分を直してもらえることが、学校に通っているメリットだと思うからです。

 

文法は、第9回では「不定詞」を、第10回では「分詞」を習いました。実は、私は、不定詞の「be to不定詞」と分詞の「後置修飾」が苦手なので、学びなおす良い機会になりました。

 

来週の基礎科1のクラスは休講なので、じっくり今までの復習をする期間にしたいと思っています。

 

| 授業体験レポート | 09:07 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第5回 「中間テスト」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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早いもので9回目は中日通訳訓練の中間テストです。内容は初見のショートドキュメンタリーのサマライズ(要約)と台湾の某政府系機関による記者発表会の逐次通訳です。

 

まずはサマライズ。「ウイングスーツフライング」に挑戦する中国人の5分間のドキュメンタリーを1分間の日本語に要約します。そもそもウイングスーツフライングとは一体なんぞや?と初見ではピンとこなかったのですが、今回先生のお慈悲で練習時間もあり、さらに映像も2回見せてもらえたので助かりました。が、盛沢山の内容を1分にまとめきれず、私は尻切れトンボで終わってしまったのでした。とほほ。


気を取り直して記者発表会の逐次通訳です。台湾人スピーカーのプレゼンを各自逐次通訳して録音しました。その後、その一部をルームスピーカーでランダムに再生しレビューしました。先生からの指摘事項は以下のとおりです。

 

数字を訳す際には、その「単位」にも注意すること。特に通貨単位は絶対に間違わないこと
事前にもらった資料にはっきりUSドルとあり、予習でそこに丁寧に赤で丸をつけていたのに、訳出では「円」と言い、途中で間違いに気づき動顛してなぜか「台湾ドル」と言い直したのは私です。

 

台湾でよく使われる特有の単語を覚えること
「同仁」(みんな、仲間)、「硬体」(ハードウェア)、「打拼」(頑張る、努力する)など大陸であまり使わない単語にクラスメイトも戸惑っていました。

 

新聞を読もう、好奇心を持とう
政治経済のトレンドを理解していればわかりにくい概念や文脈も推察しやすいはずです。「紅海」(レッドオーシャン)と聞いて発音が同じ台湾系企業の「鴻海(ホンハイ)」しか思い浮かばなかった私は、根本的に日本語の語彙と知識を増やさなくてはいけません


先生のご指摘やアドバイスは頭では理解できるのですが、実践するのは容易ではなく、また実際に一朝一夕に出来ることでもありません。地道にコツコツと頑張るのみです。

 

なお、今回の中間テストについては、この通訳パフォーマンスについて個別に評価表が出され、期末テストとあわせ進級判定の参考となります。

 

10回目も中日通訳訓練で、前回の台湾のプレゼンの続きを使って逐次通訳訓練をしたほか、哺乳瓶のテレビショッピング風映像を使ってサマライズと逐次通訳訓練をしました。また、単語帳の作り方とその覚え方、資料のどのような部分に注意すべきか等々予習のやり方について、先生ご自身の実例を交えた講義がありました。

 

| 授業体験レポート | 09:31 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第4回 「成長できたこと」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。早いもので授業も先週で8回目を終えて折り返し地点となります。

 

では、第7回、第8回の授業レポートを始めたいと思います。
第7回の授業は家族の都合で帰省していたため、後日、自宅でのインターネット受講となりました。ISSインスティテュートには、このような受講制度があり大変助かります。

 

さて、いつもここでは、問題点や改善点ばかりを書いていましたが、今回は中間地点ということで、自分なりに成長できたと感じていることを書きたいと思います。

 

私は、昨年12月開講の「はじめての実務翻訳訓練」クラスから翻訳訓練をスタートしました。その頃と比べたら、「直訳過ぎる、わけの分からない文章」を書くことはなくなったと思っています。そう思うのは、毎回課題文の構文分析を行うことで「丁寧に読む癖」がついたこともあり、私自身が「受講当初に比べて訳しやすくなった」と感じているからです。そして、直訳から抜け出せないという状況がかなり少なくなりました。その分、辞書を引いたり、どうすれば分かりやすくなるか、どう言葉を補おうか等を考えるたりする余裕ができてきたのです。

 

それから、翻訳訓練を受け始めてから、日本語の文も英語の文も丁寧に読むようになりました。そして、同時に、いろいろな文章を読んでみたいという気持ちになり、いつも読む小説以外で日本経済新聞の土曜版の『NIKKEIプラス1』と日曜朝刊の『NIKKEI The STYLE』など、内容が多岐にわたるものを定期的に読むようになりました。このように読み物の興味の幅が広がったことも成長した点であると思います。


本日ちょうど、クラス担当の先生から中間フィードバックをいただきました。
その1つに、「訳語の選択に気を付けて、思い込みに囚われないように、原文の意味をしっかり把握すると更に向上する」というコメントをいただきました。

ちょうど前回と前々回の授業で、「適語を正しく見つけるにはどうすればよいか」についてのお話をしてくださいましたので少しご紹介します。
適語を正しく見つけるには、「文章全体を読んで、全体でどういうことを言っているのか内容をとること」、それから「具体的なイメージをその文章にもつこと」でした。その「イメージ」とは、例えば、「その場所はどこ?どんな状況?いつのこと?」です。このように具体的に光景を思い浮かべると、言葉の使い方や、言葉の意味の使い方を正しく選べるとのことでした。ついつい原文と自分の訳に入り込んでしまうとそこから抜け出せなくなるので、後半の課題はここですね。

また、やはり以前からの課題である、訳す際に「字面に囚われない」ことを克服することが後半の目標です。訳語の選択をもっと慎重に、そのためには辞書をもっと丁寧に読むことを心掛けて後半も頑張りたいと思います。

 

| 授業体験レポート | 10:27 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第4回 「森をつくりたい ―ノートテイキング―」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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途中入学でクラスメイトが2人増えて合計10人になりました。学生さんもいればすでに仕事でバリバリ通訳をされている方、教職の方などさまざまな年代やバックグラウンドの方々が集まり、楽しい雰囲気です。


授業の7回目は日中通訳訓練でした。前の週の中日訓練に続き、ノートテイキング(通訳のためのメモ取り)がテーマでした。

先生によると、ノートテイキングにはこれが絶対という方法はないそうですが、記号を多用すると確実に楽にメモが取れるようになるので、色々な記号を工夫して使う練習をして自分なりの方法を確立していくこと、そして「木を見て森を見ず」(ちなみに中国語では「スイカをなくしてゴマを拾う」というらしいです)のメモにならないよう注意することがポイントとのことでした。代表的な記号の一覧表も配られ、早速ノートテイキングの練習を兼ねながらサマライズ(要約)訓練 を行いました。教材のテーマは「中国の粽(ちまき)の起源」と「医療現場におけるAIの活用」です。

 

その後、公式な場での記者会見の動画を使ってノートテイキングと逐次通訳の訓練をしました。ひと段落ごとに、指名された人が前に出て白板にメモを取り、それをもとに逐次通訳をしていきます。「先ほど勉強した記号を頑張って使ってね」と先生から言われたのですが、内容のせいなのか私もクラスメイトも文字だらけのメモになりがちです。あくまで私の場合ですが、今のような文字中心のメモだと、スピードや余裕が足りず、訳漏れが多くなり、特に接続詞が抜けて箇条書きのような訳文になってしまいます。例えると、ほそーい木がぽつぽつ生えているだけで森になりません。記号を使いこなして森にしていきたいものです!

 

8回目の授業も日中通訳訓練です。前回の続きで、ノートテイキングを意識しながら公式な場での記者会見の逐次通訳をしました。今回はまず全体を通して各自逐次通訳をし、それを録音しました。20分程度の記者会見ですが非常に疲れます。訳し終わってみんなが深いため息とともにヘッドセットをはずすと、先生から「みなさん、つっかえすぎですよ〜。もっとスラスラ訳さないと」とのお言葉が。ううう。前回の授業で一度やっている教材なのに、メモと頭の中の処理が追いつかず、私の場合、森どころか木すら見えない部分がありました。それからその録音を先生がルームスピーカでランダムに再生して講評・解説タイムです。先生の訳例やクラスメイトの訳出は「なるほど!」とひざを打つものが多く大変参考になります

 

最後に雑学コラムを教材にサイトラ(文章を読んで頭から訳出する訓練)をやりました。早いもので次回はもう中間テストです!

 

| 授業体験レポート | 09:56 |

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