通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


秋のレギュラーコース 〜受講特典のご案内〜

アイ・エス・エス・インスティテュートでは、10月開講のレギュラーコースの募集を開始しました♪

創立50周年記念特別セミナー、コース説明会など、各種イベントをご用意しておりますので、通訳・翻訳の学習をはじめてみようとお考えの方は、ぜひ、お気軽にご参加ください!

 

本日は、レギュラーコース受講特典をご紹介します!

 

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丸受講特典1: ISSインスティテュート創立50周年記念

 

2016年【秋期】10月レギュラーコース受講をお申込みの方全員に、ノベルティグッズをプレゼント

 

ノベルティグッズとは…?

ISSロゴ入り「ケース入りふせん」です!

実物をお見せできず残念ですが、写真で少しだけご紹介します。

 

 

   ケース入りふせん・表(ISSロゴ入り)

 

  ケース入りふせん・中(ISSロゴ入り)

 

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丸受講特典2:超早割キャンペーン

 

 入学金 全額OFF  通常¥32,400 → 全額免除!

 

■レギュラーコースをはじめて受講されるみなさまだけの特典

■9/28(水)までにお申し込みおよび受講料の納入を完了された方対象

 

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丸受講特典3:早割キャンペーン

 

 入学金 半額OFF  通常¥32,400 → ¥16,200(税込)

 

■レギュラーコースをはじめて受講されるみなさまだけの特典

■10/6(木)までにお申し込みおよび受講料の納入を完了された方対象

 

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丸受講特典4:早割キャンペーン

 

 受講料 3%OFF

 

■過去にレギュラーコースを受講された復学生のみなさまだけの特典

■10/6(木)までにお申し込みおよび受講料の納入を完了された方対象

 

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みなさまのご来校をお待ちしております!

 

 

四葉のクローバーウェブサイトからのお申込み
創立50周年記念特別セミナー」の参加お申込みはこちら
オープンスクール」の参加お申込みはこちら 英語通訳 中国語
無料体験レッスン&説明会」の参加お申込みはこちら
レベルチェックテスト」の受験お申込みはこちら


四葉のクローバーお電話でのお問い合わせ・お申込み
 東京校 03−3265−7103
 横浜校 045−325−3333

四葉のクローバー学校案内・募集要項をご希望の方は、こちらからご請求ください。

 

| ISSインスティテュートからのご案内 | 09:00 |
「受講生の声」をリニューアルしました!

アイ・エス・エス・インスティテュートで訓練をスタートされた皆さんからお話をお聞きし、「受講生の声」として、ホームページに掲載しました。

みなさんの訓練や目標に対するお気持ちが伝わってまいります。また、訓練の取り組み方や学習法など参考になる情報も満載です。

 四葉のクローバー 英語通訳者養成コース

 四葉のクローバー 英語翻訳者養成コース

 四葉のクローバー 中国語コース

 四葉のクローバー eラーニング

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今、アイ・エス・エス・インスティテュートでは、2015年[秋期]10月レギュラーコースの受講生を募集中です。特別セミナーや体験レッスンなど、実際に参加、体験いただけるイベントを多数開催しております。

丸イベントの開催スケジュールや参加特典はこちらでご確認ください。

 
| ISSインスティテュートからのご案内 | 11:00 |
ISSグループ創業50周年記念 「ISS講師からの応援メッセージ」特別冊子(非売品)

ISSグループは創業50周年を迎えました。

これを記念し、ISSインスティテュートでは、プロ通訳者・翻訳者である当校講師陣からのメッセージを「ISS講師からの応援メッセージ」と題し、冊子にまとめました。

あお講師自身がISSの受講生だった頃のエピソード
あお普段、授業をしていて感じる事
あおISS受講生や、これから通訳・翻訳の学習を始めようと考えている方への応援メッセージ

など、皆さんが目指している「通訳者・翻訳者」の先輩であるISS講師陣が、プロになるまでの道のりで学んだこと・感じたことや、どうやって壁を乗り越えていったのか、そしてプロとして講師として、通訳者・翻訳者を目指す方々にぜひ伝えたいこと…そんな貴重な経験談と熱い想いがギュッと詰まった1冊。

この秋、ISSの「体験レッスン」「レベルチェックテスト」にご参加いただいた方に、この特別冊子(非売品)をプレゼント!

これからの学習のヒントや、通訳者・翻訳者を目指す上での心構えなど、モチベーションアップにつながる貴重なアドバイス・コメントが満載です!

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2015年[秋期]10月開講コースの詳細情報・お申込みはこちら

 
| ISSインスティテュートからのご案内 | 10:00 |
アイ・エス・エス・インスティテュート受講生交流会 〜開催報告〜

6月29日(日)に、東京校において受講生交流会が開催されました。この交流会はISSインスティテュート全受講生を対象に、普段はほとんど接点のない他のコース・クラスの方々と自由に交流していただく場として、1学期に一度開催しています。

第5回目の今回も、生憎の悪天候にもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきました。

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マルオープニング
お互いがより早く打ち解けていただければと、チーム対抗のゲームでスタート。ゲームは前回に引き続いての『伝言リテンションゲーム』です。

通訳訓練ではお馴染みのリテンションですが、かなり長文の伝言ゲームに、皆さん苦戦された様子。各チームの珍解答にたくさんの笑いが起き、会場の空気は一気に和やかになりました。

リテンション_070804_300255.JPG


マルメインイベント
今回のメインイベントは、テーマ別に分かれての座談会です。

事前アンケートをもとに、皆さんがより関心を持たれている「勉強方法」「キャリアの築き方」「モチベーション維持の仕方」の3テーマを用意し、各々興味のあるコーナーへ集まって、自由に歓談していただきました。

「課題のための情報収集はどのようにしているか?」
「経験を積みたいけれど、どのような仕事があるのか?」
「他の人はどのような目的で通訳・翻訳訓練を受けているのか?」

など、日頃から抱えている疑問や悩みを共有したり、各自が持っている情報を交換したりと、とても盛り上がっていました。




マルクロージング
約1時間の座談会はあっという間に終了時間を迎え、名残惜しい雰囲気の中、閉会の挨拶と共に交流会を終えました。お見送りの際には、「楽しかった」「また参加したい」などのお声をいただきました。

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今後も、ISSで学ぶ方々にとって貴重な機会となるようなイベントを企画していきたいと思います。

今回ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました!

 
| ISSインスティテュートからのご案内 | 10:30 |
2014サマーおすすめ:[中国語インターネットライブ] 通訳ガイド試験対策

レギュラーコースでは様々なシーンを想定した訓練を行っていますが、短期コースでは目的別に学べるクラスを設定しています

短期コース2014サマー「通訳ガイド試験対策」講座では、試験科目別にポイントを絞り、効率的に学習を進め、通訳案内士(通訳ガイド)試験合格を目指します。

今回は在宅でご受講いただける「インターネットライブ(*)」形式で講座をご提供いたします。

この夏、新しい受講スタイルで、ガイド試験を目指し学習しませんか!

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それでは、クラスの流れを具体的にご紹介します。

筆記試験対策:語彙力強化
授業の最初に、外国語筆記試験対策として単語テストを行い、語彙力の向上を図ります。


口述試験対策:中国語での論述練習(筆記試験対策:「中国語での記述練習」)
日本に関連する事柄を中国語で説明する方法を学びます。日本の観光地や食文化、伝統文化など、お客さまに必ず伝えなければならない事柄について日本語で理解、確認した後、中国語でまとめ話す練習を行います。また、日本独自の事象について40字でまとめる練習も行います。


口述試験対策:ショートスピーチ、逐次通訳の訓練
「通訳ガイドになろうと思ったきっかけ」、「目標」など、ショートスピーチの試験において中国語で対応できるようになるための練習を行います。また、昨年から試験に加えられた逐次通訳の問題に対応できるよう中国語の表現力を磨きます。


8月24日の試験日前日が最終回の授業です。様々な疑問点を直接講師に質問し、確実に解消して試験に臨んでください。


*インターネットライブクラスについて、よくあるご質問はこちらをご覧ください。



短期コース 2014サマー
[中国語インターネットライブ] 通訳ガイド試験対策
インターネットライブ:7/26・8/2・8/9・8/23 (土) 13:30-15:30
※8/16は休講


短期コース2014サマーでは、入学金・レベルチェックテストは不要です
受講特典あり!クラスの詳細、お申込みはこちらから:
http://www.issnet.co.jp/s14/chinese/special.html

 
| ISSインスティテュートからのご案内 | 16:42 |
2014サマーおすすめ:中国語コース 受講スタイルでクラスを選ぶ
中国語コースには様々なスタイルで受講できるクラスが揃っています。
これから簡単にご紹介していきますので、クラス選びの際の参考になさってみてはいかがでしょうか。

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通学クラス
東京校に通って学ぶスタイルです。講師、クラスメイトと同じ場所で集中して学ぶことができます。

該当クラスは「日⇔中通訳基本訓練」(東京校A:8/2〜、東京校B:9/13〜)、「日⇔中翻訳基本訓練」(8/2〜)、「はじめての映像字幕翻訳」(8/6〜)、「品質アップのための中⇒日翻訳実践訓練」(8/2〜)の4クラスです。


インターネットクラス
通学クラスの授業を撮影し、翌日から10日間授業動画をインターネットで配信します。課題もあり、通学クラスと同じサイクルで課題を提出していただきます。講師にメールで質問することも可能です。10日間の配信期間中は、いつでも授業動画を視聴することができます。スマートフォン、タブレットPCにも対応しています。

通学できる時はスクーリングも可能です。

日⇔中翻訳基本訓練」(配信開始:8/3〜)、「はじめての映像字幕翻訳」(配信開始:8/7〜)、「品質アップのための中⇒日翻訳実践訓練」(配信開始:8/3〜)の3クラスがインターネットクラスです。


インターネットライブ
インターネットクラスが授業を録画した動画を配信するのに対し、東京校の教室と、皆様のご自宅をインターネットで繋ぎ、リアルタイムで学べるクラスです。

定員5名の少人数制(マンツーマンクラスもあり)なので、一人あたりの練習時間も多く取れ、講師からきめ細かい指導を受けることが可能です。クラスメイトの解答、講師からのフィードバックも参考にすることができます。

*通学クラスの設定はありません。
*PCスペック、通信環境が推奨環境に達している必要があります。

ビジネスコミュニケーション」(マンツーマン:7/31〜、グループレッスン:8/6〜)「通訳のための中国語力強化」(8/30〜)「通訳ガイド試験対策」(7/26〜)、「日⇔中医療通訳入門」(8/2〜)、の4クラスが対象です。


一回完結オンラインゼミ
インターネット経由の動画配信を視聴して学ぶスタイルの、1回完結の講座です。随時受講可能なので、授業日程に影響されることなく、今すぐに学び始めることができます。

配信期間は1ヵ月間で、期間中はお好きな時間に何度でも講義動画をご覧いただけます。専用の受講ページで動画の再生、テキストのダウンロードが可能になっています。

王先生の「コンテクストから学ぶ語彙力強化のテクニック」、王先生の「日⇒中翻訳はじめの一歩」、望月先生の「中⇒日翻訳はじめの一歩」の3クラスをご用意してあります。

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短期コース2014サマーでは、入学金・レベルチェックテストは不要です。
受講特典あり!クラスの詳細、お申込みはこちらから:
http://www.issnet.co.jp/s14/index.html

 
| ISSインスティテュートからのご案内 | 20:55 |
現地駐在員による〜中国北京便り〜最終回 「北京駅発、鉄道の旅。また会いましょう、ごきげんよう!」
アイ・エス・エス・インスティテュートと同じ、翻訳センターグループの一員である北京東櫻花翻訳公司(本社:北京市)のマネージャーが北京の最新事情をお伝えします。

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昨年12月から連載開始した当ブログもいよいよ最終回を迎えることになりました。

今回は北京から中国各地へ広がる長距離鉄道のお話とさせていただきます。

北京市は面積で言えば日本の四国と同じくらいの広さになりますので、長距離鉄道の駅も北京市内に多く存在しているのですが、その起点やあるいは大きなジャンクションになっているのはやはり北京駅です。ただ、北京と名の付く駅はこれにとどまらず、ほかには北京東駅、北京北駅、北京西駅、北京南駅があり、乗り入れる路線がそれぞれ異なります。

このうち、北京南駅は「中国高速鉄道(高鉄)」が乗り入れる駅であり、天津までを25分で結び、上海まで伸びている路線になりますが、このシステムを導入するために大幅に改装増築された駅でもあります。非常に不便な立地で、天津までの乗車時間よりも北京南駅までのタクシーの方が時間がかかると揶揄されたこともあります。タクシーを使うならその事情は今でも変わっていませんけれど、最近は地下鉄で南駅へのアクセスがとても便利になりました。

同じように新しくきれいになった駅に北京北駅があります。ここからは万里の長城のなかでも観光スポットとして有名な八達嶺へ向かう列車が発着しています。鉄道好きには隠れた人気なのですが、この列車、駅が新しくなったと同時に「和諧号」つまり高速鉄道の列車に変更されました。もちろん山間部を進む列車が高速で走るわけはありません。それどころか八達嶺に到着する直前、スイッチバック走法も行う名物路線にもなっています。

さて市内の地下鉄なら事前に現金がチャージされた交通カードのタッチだけで乗車が出来るのですが、長距離列車への乗車は北京市の交通カードを使うことは出来ません。必ず事前に切符を購入する必要があり、切符購入時と乗車時には身分証を提示しなければならず、また購入した切符には身分証記載の実名が印字されています。代理購入が出来ないのはダフ屋対策のために近年導入された制度です。ダフ屋が多かったのは中国での常識といって良いレベルで、当日券はダフ屋から買うしかないという悪循環は、旅行者や外国人には頭痛の種でもありました。

現在はそういった状況も大幅に改善され、例えばネットなどで事前に購入して支払いまですませ、当日駅の窓口で受け取るということが可能になっているのです。つまり、もしあなたが中国の銀行カードでも持っているのなら、日本から列車のチケットを購入して中国での出張に利用したり、鉄道の旅を楽しんだりすることが可能になっているというわけですね。


言葉は人と人の架け橋、当ブログで日本の皆様が中国北京に少しでも興味をもっていただけたなら、とても嬉しく思うところです。

これまでご愛読いただきましてありがとうございました。


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| ISSインスティテュートからのご案内 | 12:00 |
現地駐在員による〜中国北京便り〜第六回 「北京で飲み歩き」

アイ・エス・エス・インスティテュートと同じ、翻訳センターグループの一員である北京東櫻花翻訳公司(本社:北京市)のマネージャーが北京の最新事情をお伝えします。

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北京の街をぶらりと歩くと、最近目立って増えてきたものの一つに喫茶店があります。

日本と違うのは、その多くが夜はバーになるというところで、日中はコーヒーや紅茶、あるいは中国茶など、夜になると冷えたビールやカクテル、ワインや洋酒などがサーブされています。

以前中国で宴席や接待と言えば、中華高級レストランで円卓を囲むのが相場でした。ホスト側は事前に専門店で購入した高級酒などを持ち込むことも多く、店側もこういった習慣に寛容で、高級レストランの近くには贈答用の高級酒を販売する専門店が見つかります。そこで販売されるお酒は1本数百円のものから上は100万円なんてものも珍しくありません。

宴席では中華料理をつつきながら、そうやって選んだ、とっておきのお酒を勧めつつ(敬酒)乾杯(杯を乾かすのは、杯の底が見えるまで飲む=底に至るまで飲む=徹底的に飲む)を重ねていくのが昔ながらの中華風ノミニュケーションだったわけです。

伝統的な宴席に利用される中華高級レストランに対し、西洋風の「バー」などと言えば、数年前までは西洋人のためのものか、もしくは地球の歩き方の体験談に掲載されるようないかがわしいお店なども多かったわけですが、冒頭で紹介した近年流行のカフェバーには普通の中国人客の姿も多く見られ、値段も比較的高いのですが相応の雰囲気とサービスレベルを実現した、モダン北京の健全な社交場となっています。


さて、北京といえば日本では年中空気が悪いイメージが持たれているおり、確かに真っ白な日も多いのですが、空気がきれいで青空の見える日、星空の見える夜だってあるわけで、夏場ともなればバーの店先がオープンテラスに早変わりし、中国語や英語、時には日本語や韓国語も混じった笑い声が夜空に響きます。ビヤガーデンに生ビール!夏の楽しみに国籍は関係なさそうです。

余談ですが、中国のローカルレストランで冷たいビールを求めるのは時には困難を伴います。そもそも冷たい飲料を飲むという習慣は中国にはありませんでした。ある夏の日、冷たいビールを頼んだはずが、冷えてないものを出され、文句を言うと「ちゃんと冷蔵庫から出してきたから『冷たいやつ』に間違いない」と返されました。いつ冷蔵庫に入れたのかと確認したら、「1時間前だ!」と、胸をはって堂々と答える姿に感心したことがあります。昔話ではなく、数ヶ月前の経験でした。

カフェバーだと自動的に冷えたビールが出てきますが、中華料理だと高級レストランでも、ビールを頼んだら「冷たいのか?常温のものか?」と聞かれるのは、健康のために冷たいものは飲まないという中国人がいまでも多いからなのですね。

ビールの美味しい季節、冷たいものの飲み過ぎにはご用心!


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| ISSインスティテュートからのご案内 | 18:00 |
現地駐在員による〜中国北京便り〜第五回 「北京城の城壁を訪ねて」

アイ・エス・エス・インスティテュートと同じ、翻訳センターグループの一員である北京東櫻花翻訳公司(本社:北京市)のマネージャーが北京の最新事情をお伝えします。

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中国で進められている「都市化政策」ですが、中国語では「城鎮化・城市化」とも言われています。「」とは「街・都市」の意味を含みますが、元は「城壁」を指したもので、「街・都市」という意味は「城壁に囲まれた地域」という定義から変転したものと言われています。

日本では街のなかに城があって、城の周囲を城下町などとも言っていたわけですが、中国の場合は城のなかに街があったということになります。

北京に限らず中国の古い都市には外敵の侵入を阻むための城壁がありました。北京市に残っていた城壁は残念ながら大半が取り壊されてしまい、今は一部地域に城壁跡公園となって残っているのみですが、西安や南京などの都市では、まだ城壁が歴史の息吹を伝えています。


さて、中国で城壁と言えばもうひとつ思い当たるのは世界遺産にもなっている万里の長城がありますが、一口に万里の長城と言っても作られた時代や地域によって様々な種類に分類することができます。

日本人が歴史の教科書で習うのは、秦の始皇帝が騎馬民族からの侵略に備えて造営したものというのが有名ですが、現存する多くの長城は明の時代に造られたものです。

万里の長城といっても端から端まで一つにつながっているわけではなく、各時代のものが重なったり、同時代でも城壁が分離したり合流したり、山の尾根に沿ってU字になったりM字になったりしており、また残存している形状にしても、城壁になっているものだけでなく、ただの石塁の段階で止まっていたり、瓦礫を積み上げたところで放置されているような区間もあります。

城壁としての体裁を保っている長城ならば、一定区間ごとに背が高い城塞のような建物が設けられており、城壁が合流したり分離したりする場合もこのような建物がジャンクションになっている事が多く、こういった建物のことを中国では「」と呼びます。「」は外敵を阻むもの、「」は外敵を見張るものだったわけです。


時を過去から現代に戻し、今の都市部(城市)ではビルのことを「大楼(摩天楼)」と呼んでおり、長城の「」と重ねてみると、近代的なビルが大きな見張り台にも見えてきます。

そんなビルの屋上の展望台から都市全体を俯瞰する時、もしここが見張り台だとすれば、外敵から都市を守る城(壁)はどこにあるのか、そもそもどこから向こうが外敵の土地になるのかなどと考えさせられるところです。


さて、目に見える壁がなくなった北京ですが、街の中には城壁跡に出来た環状道路に区画されるが如き、目に見えない格差の壁が出来ていると言われることもあります。

最先端の瀟洒なビルの裏通りに昔ながらの路地裏(胡同=フートン)があるのが北京です。北京に暮らす一人としては、都市開発のなかでも近代と過去、新しいものと古いもの、人と人が今後も良い意味で交じり合いながら、形は変わってもその息吹を後代に伝えていって欲しいと願う次第です。


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| ISSインスティテュートからのご案内 | 12:00 |
現地駐在員による〜中国北京便り〜第四回 「北京に息づく医食同源」

アイ・エス・エス・インスティテュートと同じ、翻訳センターグループの一員である北京東櫻花翻訳公司(本社:北京市)のマネージャーが北京の最新事情をお伝えします。

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ここ数年北京では麻辣香鍋という料理が流行っていて、仲の良い友達や恋人、家族などとちょっとだけ贅沢な食事を楽しみたいといったシーンで利用されています。

名前を聞くと鍋料理かと思ってしまいがちですが、実際には中華鍋に具材と調味料とともに、大きくて真っ赤な唐辛子をふんだんに放り込んで豪快に炒めた料理で、注文する時に「辛さの度合い」と、「具材」を自分で選べるようになっています。

唐辛子を使った激辛料理といえば中国では四川料理や湖南料理が有名で、3文字目の「香」が「火」になれば麻辣火鍋、純粋な四川発祥の鍋料理をいいますが、両者の違いはスープの有無だけではありません。中国のポータルサイト、百度百科によれば、そもそも北京で流行っている香鍋は四川料理ではなく、その発祥は北京だとされているのです。

実際、麻辣香鍋の歴史は浅く、ここ数年で北京を中心に広まったものですが、そもそも北京料理と言えば山東料理系に属しており、特徴は味の濃さと塩気の強さ、とろ火で煮崩れるほど煮詰める「燉(ドゥン)」という調理法にあります。北京のように乾燥した風土で香辛料をふんだんに使うような刺激の強い料理や、油をふんだんに使うような料理は、むしろ「上火(シャンフオ)」しやすくなると言って避けられることが多いのです。

「上火」とはとても翻訳しにくい言葉の一つですが、中国医学では日常的に使われており、具体的な症状としては口内炎ができたり、ニキビや湿疹、鼻血が出たり、イライラして怒りっぽくなったりします。このような状態を西洋医学では病理とはみなしませんね。

中医で重視されるのは全身のバランス、滞りなく気脈の流れる状態を維持することであり、上火とはバランスが崩れて体内の「火」が強くなりすぎた状態を指します。北京でも生活の智恵として、上火しやすい食べ物を避け、それでも上火してしまったら「火」を下げるための食べ物をとることが、家庭内医学のレベルで普及しています

そもそも四川省や南方地域など高温多湿な地域では、香辛料の効いた料理を食べれば発汗作用を促し、体内の熱を発散させる効果があるから辛いものを食べる習慣ができたのだなどとも言われていますが、沖縄や台湾などは同じように高温多湿ながらも唐辛子を常食とする文化はありませんので、気候が食文化を決める全てではないでしょう。ただ、北京のような乾燥地帯に暮らし、身体の水分がそもそも余っていない状態で、香辛料による発汗作用が起きればどうなるのかという答えの一つが上火だとは言えるのかもしれません。上火しやすい食べ物の筆頭は揚げ物と香辛料の効いた料理ですから、深く考えなくとも北京で麻辣香鍋をたくさん食べるのは身体にあまりよくなさそうです。

それでも時には刺激が欲しくなるのが人の情、そんなとき北京の人々は「涼茶(リァンチャア)」という清涼飲料水を一緒に飲んで「去火(チュイフオ)」するわけです。王老吉といえば中国で知らない人のいない涼茶のブランドで、私も愛飲しています。みなさん北京へお越しの際は是非セットで体験してみてください。


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| ISSインスティテュートからのご案内 | 13:00 |

☆好評連載中!
『柴原先生のワンランクアップの英語表現』
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