通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


<< 『THE 通訳道』:徳久圭先生 (1) | main | [横浜校]7月13日(日)、[東京校]7月18日(金)開催 『通訳者・翻訳者を目指そう!派遣でキャリアアップ!』 >>
講師インタビュー:曽根 和子先生(英語通訳)

 

横浜校英語通訳者養成コース顧問講師の曽根和子先生の講師インタビューをお届けします。

<曽根先生のプロフィール>
慶応義塾大学卒業後、神奈川県公立高校の英語教員として勤務。その後退職しオーストラリアのクィーンズランド大学で通訳・翻訳の修士課程を修了。帰国後フリーの通訳者となり、現在はNHKの衛星放送、会議通訳者として活躍中。またアイ・エス・エス・インスティテュート横浜校では主に上級クラスの指導に当たるとともに、複数の大学でも通訳・翻訳の講座を担当。

・通訳者を志されたきっかけは何ですか?


公立高校の教員をしていた頃、公立高校の教員という職は、英語を教えるというよりも日々の事務的な仕事をこなす事の方によりウェイトが置かれていると感じ、自分には向いていないのではと思いました。そこで、もっと英語のスペシャリストとしてのキャリアを追求していきたいと考え留学を決意したのが通訳者になるきっかけでした。

・初めての通訳業務はどのような内容でしたか?また、仕事を終えていかがでしたか?


オーストラリアで大学院に在学中に指導教授から紹介されて、日本からの産業訪問団のアテンド通訳をしたのが初めての通訳でした。最初に頂いていたスケジュールが現場でどんどん変更になり、とにかくあわてた事を覚えています。事前の準備だけでなく、その場その場の状況に応じて臨機応変に対応する事が大切だと感じました。

・毎回の授業で受講生に心がけて欲しい事は何ですか?


クラスメートのパフォーマンスを良い点、悪い点に留意しながらしっかり聞く事です。また、クラスメートが担当の講師からどのようなコメントやアドバイスを受けているかにも注意しましょう。

・自宅学習のアドバイスをお願します。


コースの予習・復習をしっかりするという事です。また、何でも良いですから「毎日短時間でもこれだけはこなす!」というプログラムを一つ作って、それを継続する事が大切です。

・プロ通訳者の資質を教えて下さい。


もちろん英語および日本語能力に優れていて、言葉に敏感な人でなければなりません。また幅広い分野について知識があり、常に新たな事を知りたいと思える好奇心の強い人が向いていると思います。さらに人と接するのが苦にならない人、その場の状況を察しすぐ適切な対応が取れる人、気配りの出来る人が通訳としての資質がある人だと思います。

・通訳者になって良かったと思う事は何ですか?


私の場合はフリーの通訳者なので、自分のスケジュールを自分自身で管理できる事が一番嬉しいですね。また異なる分野の様々な方々と接し、常に新たな世界が開けるので仕事にやりがいがあります。

・通訳者を目指されている方々に一言お願します。


向上心と忍耐心で目標に向かって努力する事。また、体力が必要とされる仕事ですから、健康管理には気をつけましょう。

 

 

★受講生からの学習相談にズバリ回答!的確・丁寧なアドバイスで毎回大好評のコーナーです。
<曽根先生の通訳学習相談室>

 

| 講師インタビュー | 12:45 |

CATEGORIES

RECOMMEND BOOKS


SELECTED ENTRIES

CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

リンク

モバイル
qrcode