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講師インタビュー 第6回: 佐久間公美子先生(英語翻訳)


講師インタビュー第6回は、英語翻訳者養成コースをご担当いただいている映像翻訳者の佐久間公美子先生です。

<佐久間先生のプロフィール>
英・ 仏映像翻訳者。大学紛争の時代に、サルトルにあこがれ京都府立大学国語科を卒業。卒業後は学ぶ場を日仏学館に移し、4年間で上級コースを修了。その後、フ ランス語の通訳・翻訳を開始。コメディー・フランセーズ劇団の来日公演用テープ製作をきっかけに映像翻訳を始める。16ミリ版映画から劇場用映画、放送用 字幕まで幅広く映像字幕を取り扱う。代表作は、コメディ・フランセーズ「ドン・ジュアン」「守銭奴」、映画「ゲバラ日記」、オペラ「マクベス」、番組 「ディスカバリー ニュース シリーズ」など多数。アイ・エス・エス・インスティテュートでは専門別翻訳科「映像字幕翻訳」クラスを担当。


映像字幕翻訳の特徴を教えてください
通常の翻訳の場合、翻訳だけで100%の情報を伝えるように訳文を作成しますが、映像翻訳は、映像プラス翻訳文(字幕)で100%の情報を伝えますので、映像の分だけ翻訳文を控えなければなりません。また、字幕は文字数や使用できる言葉が制限されるため、スキルとして特有のテクニックが必要なうえに、原文の読解能力が厳しく問われます。また、字幕作成ソフトを使いこなして、カッティングの制作作業にも対応できることがとても重要ですね。


どのような人が映像翻訳に向いているのでしょうか
集中力の持続を求められる仕事です。まず、言葉や文章の好きな人が第一の条件です。字数制限の厳しい映像字幕翻訳を行うためには、どの部分を落とし、どこを取るか、判断できる能力が必要です。さらに、文章の意味をとった後、映像と合わせるという作業も残されています。細心かつ大胆な性格が求められているといえるでしょう。また、様々な分野の映像を扱う映像字幕翻訳者は広い視野を持った人でなくては務まりません。常日頃から、いろいろなことに興味を持ち、幅広い知識を得ることを心がけましょう。


これからの映像字幕翻訳はどのように変化していくでしょうか
日本では、従来からの海外コンテンツの日本語化に加えて、日本で制作された映像についての外国語の字幕制作が増えてくるでしょう。分野も、エンターテインメントだけでなく、海外からの留学生増をめざす大学や各種学校など教育機関、さらにはインバウンド需要の創出、拡大をめざす産業界への広がりが期待できます。


映像翻訳を目指す人に向けてメッセージをお願い致します
映像字幕翻訳者をめざす人にとっては、今が業界参入のチャンスです。衛星放送やケーブルテレビのサービス拡大、そしてネット動画配信サービスの本格展開により、字幕化が必要なコンテンツが増大している一方で、優れた映像字幕翻訳者の数が不足しています。市場が拡大し続けている今こそ、訓練をスタートして、翻訳者デビュー、お仕事獲得をめざしてください。

映像字幕翻訳をするには、特有のテクニックの習得が必要ですが、独学で習得することは、ほぼ不可能です。ただ、以前と違って、今は学校で翻訳スキルや字幕制作テクニックを身につけることができます。さらに、学校を通じて、仕事のチャンスを掴むことも夢ではありません。

「どうしても映像字幕翻訳をやりたい」、「絶対に映像字幕翻訳者になりたい」という意欲のある方には、道は開けていますから、ぜひがんばってください。

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| 講師インタビュー | 09:00 |

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