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授業体験レポート:2012秋【英語編】第5回 「単語もアウトプットが大事!」

ISSスクールブログで大好評の授業体験レポートが、ついに3シーズン目に入ります!2012年秋期では、英語通訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、英語通訳者養成コース プロ通訳養成科1クラスのMさんのレポートをお届けします。

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英日、日英ともに中間が終わり、一息つきました。
既にいただいた英日のフィードバックからの気づきをひとつシェアします。それは、準備の 仕方を工夫する必要があるのではないかということです。可能な限りの準備をしたつもりなのにパフォーマンスにつながらなかった要因を考えてみて、「背景知識を頭に入れる」「単語を調べる」「スピーカーの口調、表現を聞いておく」というインプットに偏っていたことに思い当たりました。通訳なのに、アウトプットの準備はさほどしておかなかったのです。これでは、パフォーマンスにつながるはずがありません。プロの通訳者も、本番前には資料を見ながら必ずぶつぶつ言っているのを思い出しました。

これは、日頃から課されている単語の暗記にも通じるものがあります。何度か触れているように、毎回単語を覚える課題があります。『ジャンル別 トレンド日米表現辞典』(通称「トレンド」)の1章(例えば「1.経済」)を(英日は文章も含めて)まるごと覚え、そのうちの一部がテストされるのです。(過去の授業ルポに単語テストの詳細あり→2011秋【英語編】第2回)単語を覚える作業自体は、視覚優位の方は見る、眺める、聴覚優位の方は自分で録音して聞く、体感覚優位の方は書く、とそれぞれのやり方でいいと思います。しかし、最終的にはクイックレスポンスができて初めて現場で通用するもので、そのために覚え(させられ)ているという 意識で取り組むことが必要なのでしょう。そう考えると、単語テストがクイックレスポンス式であることもうなずけます。やはり、単語だけをとってみても、記憶することに加え、口にも出してみるというセットでの練習をしなければいけませんね。

さて、この「トレンド」ですが、実は本科3の時からやっていますので、覚えては忘れ、忘れては覚える…を繰り返していることになります。以前は、「前に覚えたのに(忘れてる)…」といちいち落ち込んでいましたが、最近では、忘れてしまっても良いのではないかと思うようになりました。仕事の場面を想像しましょう。「トレンド」の1章分かそれ以上の分量の単語や表現リストを渡されて、授業の準備より短い時間で本番で使いこなせるほどまで覚え込む必要があります。仕事が終わった後は、きれいに忘れてしまっ ても支障は出ません。仮に忘れてしまっても、また次の本番で使いこなすために覚え直せば良いのです。そう考えると、単語を覚えては忘れ、忘れてはまた覚える…その繰り返しというのも決して悪いことではないのではないでしょうか。大切なのは、本番(=テストと初見)でしっかり使いこなすことです。脳は、 繰り返しインプットされアウトプットされたものを「大切だ」と認識し、その情報を残しておくという特徴があるそうです。「覚える→忘れる→また覚え る…」という作業を繰り返しているうちに、身につく単語の数も増えていくことでしょう

これまでは、「トレンド」のテスト範囲を毎回自分で録音して、ひたすら聞くことと、じっと眺めることを併用していました。今後は音声の場合はすぐに意味を言ってみるという練習も加えてみようと考えています。

そうしているうちに、年内の授業も残り1回となりました。休暇中はしっかりリフレッシュするつもりですが、後半戦は年明けにまたすぐ始まります(!)ので、あまり休んでばかりもいられないな〜と思っています。

 


> 授業体験レポート:2012秋【英語編】第6回 ノートテイキング
 

| 授業体験レポート | 14:18 |

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