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授業体験レポート:2012秋【中国語編】第3回 「悩める宿題」

ISSスクールブログで大好評の授業体験レポートが、ついに3シーズン目に入ります!2012年秋期では、英語通訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、中国語通訳者養成コース 基礎科2クラスのOさんのレポートをお届けします。

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今日は毎回出される宿題について少しお話ししましょう。
はい、もちろんありますよ、宿題。第1回目の時は、カメラテストで撮った映像を、教務の方がネット上にアップしてくださり、それを家でもう一度見るという簡単なものでしたが、2回目からはしっかりと出されています。基礎科2では、「観光アテンド」、「表敬訪問」、「文化施設の視察」など、毎回の授業のテーマが決められているのですが、出される宿題は次回のテーマに沿ったものになります。つまり、宿題をしないと授業にまったくついていけないのです。

さて、具体的にどんなふうに宿題が出されるかと言いますと、それは「単語帳作り」です。例えば、次週で扱うテーマが「文化施設の視察」だとすると、それに関する単語を1人20個以上リストアップして、メーリングリストでクラスメート全員と共有することにより単語帳作りをします。同じ単語を並べても意味がありませんから、他のクラスメートと重ならないように言葉をリストアップするのがルールです。クラスは現在11名なので、単純に計算しても、毎週1つのテーマの単語帳に少なくとも220個の単語が並ぶわけです。

ところでタイトルに「悩める」と書いたのは、自分のリストを先に出す方が良いか、後に出す方が良いか、という点です。先にリストを出すときは、単語選びであまり苦労することはありません。早く、そしてあまり深く調べなくても単語がリストアップできるわけです。一方、後で提出する場合、他のクラスメートが既に出したものを見たうえで、まだリストにない単語を探していくわけですから、時間がかかります。でも反対にその業界のことを深く調べたり、より専門的な単語と出合ったりする確率が高いのです。どちらが自分のためになるかを考えると、後に提出した方が、自分で苦労して調べた分、身につくものが多いという一面があります。もちろん先に出した人も、提出して終わりではありません。次の授業の時には、全員で作った単語帳を基に単語テストがあるからです。出来上がった単語帳に目を通して、それを自分のものにしないといけないのです

語彙に自信のない私はいつも先に出す側になってしまいます。そして、他のクラスメートの単語が出そろって完成した単語帳を見ては「そういえばこの分野にはこういう専門用語があったわね」とか「この言葉は初めて見たわ」と、みんなの視野の広さに感心しています。ちなみに今週は「スマートハウス(ITを使った省エネ住宅)などに関する先端技術施設の用語」を20個以上リストアップするという宿題と、その他にも中国語の音源を聞いてのディクテーション、およびその日本語訳という2つの宿題が追加で出されています。さてさて、今週こそはじっくり調べて単語帳を後の方に出してみようかと思案しつつも、やっぱり自信がないので早めにリストアップすることにします。



> 授業体験レポート:2012秋【中国語編】第4回 再びパフォーマンス

 

| 授業体験レポート | 12:12 |

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