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授業体験レポート:2012秋【中国語編】第1回 「いきなりカメラテスト!」

ISSスクールブログで大好評の授業体験レポートが、ついに3シーズン目に入ります!2012年秋期では、英語通訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!それでは、中国語通訳者養成コース 基礎科2クラスのOさん、よろしくお願いいたします。

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私は、今年の春にISSに入学し、「中国語通訳者養成コース 基礎科1」で半年間勉強した後、この10月に「中国語通訳者養成コース 基礎科2」に進級しました。クラスメートは10人で、その内日本語の母語話者が6人、中国語の母語話者が4人の構成です。このコースは、日→中、中→日、両方の通訳を訓練する場なので、日本人と中国人の生徒が同じクラスで授業を受けるのが特徴です。私にとっては中国の方が話す自然な中国語を習得できる数少ない機会なので、中国人クラスメートと一緒に勉強できることにとても期待しています。きっと中国人クラスメートも同じように、自然で正しい日本語の表現方法を学びたいと考えているはずなので、正しい日本語を話さねばと気が引き締まりました。

初回の授業は「ガイダンス」とあったのですが、先生がいきなり、「皆さんに、まずビデオカメラの前に立って日本語で自己紹介をしていただきます。そしてそれを別の人に中国語で通訳してもらうところを録画します」とおっしゃるではありませんか。教室に入った時、ビデオカメラがセットしてあったので、何に使うのだろうと思っていたのですが、こういうことだったのかと納得しました。最初は驚いた私たちでしたが、恐る恐る2人ずつ前に出て、1人が自己紹介、そしてもう1人が通訳をしていきます。生徒全員の自己紹介が終わったところで、ようやくガイダンスが始まりました。

まず、「通訳」と「翻訳」の違いを教わります。文字で伝えるのが「翻訳」ですが、「通訳」は音で伝える点が異なります。そこで、きちんと音で伝えているのか確かめるため、先ほど撮ったビデオを見直します。自分が話している姿を見るのは、正直とても恥ずかしいです。そんな中、皆でコメントを出し合います。良かった点、改善した方が良い点。最初は皆さん遠慮していましたが、お互いさまということで、段々とコメントが増えていきました。「語尾が長い気がします」とか、「下ばかり見ているよりは、聞いている人を見た方が良い」とか。たしかに客観的に自分の話し方を聞いてみると、色々と見えてくるものがあります。語尾や姿勢以外にも、声のトーンや速度は適切か?アイコンタクトは取れているか?等々です。

また「音で伝える」際には、相手に不快感を与えないように話すことも大事な要素です。姿勢が悪いと声が出ないし、目線が下に向いていると、声も遠くまで届きません。人前で話すことを「パブリック・スピーキング」といいますが、通訳は広い意味での「パブリック・スピーキング」の仕事です。どんなに素晴らしい訳が出来ても、相手に届くように伝えなければ意味がありません。「基礎科2」ではこのような部分にも重点を置きつつ授業が進められていきます。そして最後の進級試験のときにもう一度「パブリック・スピーキング」の試験があります。これから半年間の授業を経て、自分のパブリック・スピーキングはどのように変化していくのでしょうか。少しでも良くなるよう頑張りたいです。

次回からは基礎訓練をしつつ、少しずつ逐次通訳の訓練をしていくとのことでしたので、その様子をお伝えしていきたいと思います。これから半年間よろしくお願いいたします。


>> 授業体験レポート:2012秋【中国語編】第2回 基礎訓練に王道は無し
 

| 授業体験レポート | 09:20 |

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