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講師からの応援メッセージ:第9回 新庄まゆみ先生(中国語翻訳者養成コース)
講師からの応援メッセージ第9回は、中国語翻訳者養成コース新庄まゆみ講師からです。

翻訳者をめざすなら、回り道やで!


初めて入った貿易会社では、計算は間違うわ、船積みせんで船は出るわ、でついに「会社のために、辞めてくれへんか(つまり、給料ドロボーを養う余裕はない)」と言われる始末。ぷー太郎暮らしの後(その頃引きこもり、ニートということばはない)、死んだように静かな翻訳会社で校正ペン片手に(まだ手書きやった)コックリと舟をこぎ、次は利益追求と無縁なお役所で税金ドロボーをし(またドロボーやろか。毎日天国やったが、やりがい無し)、ついにどなたはんとも喋らなくても勤まる在宅翻訳という世界に足を踏み入れたのも自然の成り行きやった。オリジナルに沿って工夫しつつ、文章を書くことを含む翻訳という仕事は、書くことが好きな私にはこれ以上ない天職やと思ってるんや。


せやけど、40すぎて二人目が生まれると、今度は子どもに時間ドロボーされ(バチがあたった)、授乳しながらパソコンに向かい、離乳食は手抜きのチン!高齢ママは、公園デビューもかったるく、思わず「負けへんでー」と叫ぶ日々。そのうち仕事も減り、翻訳のことはほかしといて、半ば開き直って始めたのが川柳の通信講座やった。


与えられた課題で川柳を詠む課題吟では、課題から適度な距離を保つ。語句は重複せん!こと。たった17文字で勝負する世界なんや。最初に浮かんだアイデアに固執して己の作品におぼれてはあかん、なんやらとゆう説明を読むうち、アレ、これや、なんか翻訳のヒントだらけや!頭をガーンと殴られた。さらに他人の川柳の添削、ぎょうさんの川柳のなかからピカっと光る作品を選び出す「選句」なんやら、日本語力アップに役立つ内容満載(NHK学園通信講座さん、ホンマにおおきに、謝謝)。


怠け者が他に逃げてみたものの、翻訳と川柳の接点の多さにがく然とし、アカン、これやはもう逃げられん、と観念した。


翻訳者をめざす受講生のぎょーさんはおなごなんや。仕事、結婚、出産、介護なんやら、人生いろいろ。悩んで時には回り道するのもええじゃないか。巡り巡ってどないな事も、ムダはない。人生80年(100年かもしれへん)。あ、それで、私が翻訳者になりよったかどうかは、不明。「半世紀生きて利口になってへん」おそまつでした。こんな「講師」は超えなあかん。


この頃方言コスプレとゆうのが流行っておるとゆうので、東京出身の田舎者のワシも、やってみた。さてここで質問。「方言」ってゆう表現を使うと、なんや東京がエラいみたいやから、この頃は違う言い方をするんやて。なんてゆうんやろか?


答えは次回の応援ブログに。(あっ、これは連載やない。どないしょう……。)             

 (正解は→お国ことば、例:岸和田ことば。)


                                     「関西ことば翻訳:by浪速の橋下です」

| 応援メッセージ | 12:39 |

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