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『柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現』 第36回「光る」「磨く」を使った英語表現

アイ・エス・エス・インスティテュート 英語通訳者養成コース講師 柴原早苗

今月は「光る」「磨く」という意味から派生した用法を見てみましょう。Having a high score in English language test is a resume burnisher.(英語テストで高得点を得れば、履歴書に箔がつきます。)

burnisherburnish(磨く)から生まれた単語で「磨く人」「研磨器」という意味になります。もともとburnishは古代フランス語で「茶色くする」という語義を持ち、そこから「磨く」という意味になりました。よって上記の例文は直訳すれば「履歴書を磨く」といったニュアンスを持つことになります。
ちなみに「箔」は英語でfoilですが、「(人)の経歴に箔をつける」はadd to someone’s prestigeadd luster toという言い回しもあります。

2.He took lessons to polish up his presentation skills.(彼はプレゼンスキルを磨くため、レッスンを受けました。)

polish upは「特定分野の磨きをかける」という意味です。なお、polishは「こすり合わせて磨く」ですが、同義語にも色々とあり、glossは「つやを出す」、lusterは「(布や陶器などに)光沢をつける」、sheenは「(真珠、絹、ワックスなどから反射されて)光る」という意味になります。
ちなみに「私の英語がさびついています」はMy English is rusty.と表現します。

3.We have a very good team but two members in particular shine out.(私たちはとても良いチームですが、そのうちの二人がとりわけ光っていますね。)

shine outは「(才能などが)光っている」という意味です。shine outstand outと言い換えることも可能です。shineは「磨く」という語義を持ちますが、「歯を磨く」場合はbrushまたはcleanを使います。ただし「輝く歯」はshiny teethとなります。
ところでa knight in shining armorという表現を聞いたことがありますか?直訳すると「輝く鎧の騎士」という意味で、「苦境を打開してくれる完全無欠の人」を表しています。

4.After winning the prize, she has been under the glare of media attention.(受賞後、彼女はマスコミの注目を浴びています。)

glareは「ギラギラする光」という名詞ですが、動詞の場合「睨み付ける」という意味にもなります。たとえばDon’t glare at me.は「睨まないでください」です。
ところで夜に自動車を運転していて後続車の光がバックミラーに映ってまぶしいことはありませんか?それを防ぐ特殊加工をしたミラーをglareproof mirror(防眩ミラー)と呼びます。


柴原 早苗
立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科兼任講師。上智大学卒業、ロンドン大学LSE にて修士号取得。ロンドンのBBC ワールド勤務を経て現在はCNNj、CBS イブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。NHK「ニュースで英会話」ウェブサイトの日本語訳・解説を担当。ESAC 英語学習アドバイザー資格制度マスター・アドバイザー。著書に「通訳の仕事 始め方・稼ぎ方」(イカロス出版、2010年:共著)。

 

| 『柴原早苗先生のワンランクアップの英語表現』 | 10:26 |

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