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授業体験レポート:2011秋【英語編】最終回 「まとめ」

ISSでは実際にどのような授業が行われているのでしょうか?2011年[秋期]10月レギュラーコースの授業の模様をレポートします。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、英語通訳者養成コース 基礎2クラスのMさんの最終回のレポートをお届けします。

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前回のレポートから時間が経ちました。その間に期末テストも無事終了し、いよいよまとめの授業を迎えます。そこで、今回は、全18回(プラスアルファとして過去の受講クラス)の雑感を記してみたいと思います。


通訳コースなので、もちろんプロの通訳者を目指している方のためのクラスです。しかしながら、通訳者を目指さないものの、英語力維持、英語力アップなどを目的にして通っているクラスメートもいます。また、翻訳を生業にしているクラスメートもいます。通訳者が翻訳コースを受講しているケースもあるようですし、通訳コースと翻訳コースを交互に取っている方もいます。やはり通訳と翻訳は互いに補完するものなのでしょう。


実は、私は翻訳にも興味があって、かつて通訳コースか翻訳コースかの選択で迷っていました。その時は、「通訳のスピードを身につければ、じっくり取り組める翻訳には移行しやすい」というアドバイスをいただき、通訳から始めてみました。以来、通訳の魅力にとりつかれています。翻訳でじっくり英語や日本語と向き合ってから通訳スキルを学んだことで、通訳でも順調に進んでいる方もいらっしゃるため、この点は人によるのかもしれません。


さて、基礎IIクラスの話です。進級後まもなくで圧倒されているうちに終わってしまったという感じは否定できませんが、少し視野が広がったように思います。


英日では、すべてを聞き取る一方で、すべてを聞きすぎないことを学びました。一見相反することですが、話し手のメッセージを十分に理解し、聞き手にしっかりと伝えていくには、やはり両方が必要だということを実感しました。そのためには万全なリサーチは欠かせませんし、日々の英語の聴きこみ、一般常識、背景知識の蓄積も重要です。日本語の表現についても全体のまとまりで考えるようになりました。基礎Iのときに付け焼刃で使っていた言葉があるとすれば、基礎IIでは、教材も区切りも長くなりより自然でリアルな素材になった分、それを自分の言葉として自然に使いこなせるように意識を変える必要がありました。


日英では、一語一句にとらわれず、かつ詳細にこだわることを学びました。枝葉末節を落としても骨子を伝えられればまずはOKだったのが基礎Iだったとすれば、精度を上げて微妙なニュアンスも伝えられるところまでが基礎IIでは求められているような気がします。それでも、やはり些末にとらわれすぎず、言葉自体に惑わされず、しっかりとメッセージを伝えるという意識がポイントです。本質のところでは、英日も日英も変わらないですね。


このクラスは、次の学期から「プロ通訳養成科1」に名称変更になるそうです。第1回で、「より仕事の現場を意識させられる場面が多い」と書きました。やはり実際の仕事の場面を想定して訓練が行われていたのですね。


そう考えると、実にとんでもない世界に足を踏み入れてしまったものだと思います。そんな中、熱い思いで前に進んでいるクラスメートに支えられたり、厳しいながらも温かい先生方に励まされたりして、ここまで継続しています。訓練の方法がわかっても、独学で通訳スキルを学ぶというのは難しそうです。クラスに行けば、精神面では仲間や先生に支えられ、技術面では自分やクラスメートのパフォーマンスに対する客観的なコメントが気づきになり向上につながるからです。復習や課題などで学習ペースもつかめます。現場でのさまざまな情報を得られたり、現場でのマナーを身につけられたりするのも良いところです。決してたやすい授業ではありませんが、今後も継続していきたいと思います。


「授業体験レポート英語編」をお読みくださった皆さま、ありがとうございました。

 

| 授業体験レポート | 18:19 |

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