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授業体験レポート:2011秋【中国語編】第8回 「鳳凰のオスとメス?」

ISSでは実際にどのような授業が行われているのでしょうか?2011年[秋期]10月レギュラーコースの授業の模様をレポートします。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、中国語コースのNさんのレポートをお届けします。

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漢字に慣れ親しんでいる分、日本人にとっては中国語の学習は簡単だと思われがちですが(白状すると、中国語の勉強を始めた当初には自分もそう思っていました)、少しでも深く中国語を学んだらそれは大間違いだということがわかります。


20年前に中国留学していたとき、背が高いばかりに現地の中国女子だと思われて日本人から片言の中国語で話しかけられることの多かった私ですが(日本人だけではなく、去年、上海で中国人の店員さんからも「一瞬、日本人かな?と思ったけど、あまりに背が高いから、やっぱり中国人だと思い直して中国語で話しかけたのよー」と言われました…。みなさん背丈だけで判断されているんでしょうか…。関係ないですが、上海では日本ではトールサイズにあたる服をごく普通の街角の服屋さんでもたくさん売っています。うれしいです)、いちばんすごいケースでは日本語の漢字をひたすら音読みするという手法で話しかけてきた人がいました。いやそもそも日本語と中国語は全然発音が違うし、日本語の音読みというのも入ってきた時代で違いが…ということを言うのも何なので日本人であるとお知らせして日本語でお答えしましたが、こちらのことを日本語が超うまい中国女子だと最後まで信じてらっしゃいました(泣)。


中国語を表現する文字は(ほぼ)漢字しかないため、漢字の意味内容や使いわけは日本語における漢字より細やかです。王先生の授業ではそういうところにも踏み込むのが興味深いです。例えば「鳳凰」。ご存知の通り、伝説上の鳥のことですが、「鳳」も「凰」も同じ鳥を指しており、その中で「鳳」がメス、「凰」がオスという区別があります。仲良しのたとえで使われる「鴛鴦」(えんおう、おしどり)も「鴛」がメス、「鴦」がオスです(中国語では鳥類を表現する際に先にメス・後にオスというルールがあるそうです)。「鳳凰」は「鳳凰」という鳥であるとだけ思っていて、「鳳」と「凰」に分けられるということさえ考えたことがなかったので、この話を聞いたときには驚きました。


関係ないですが、鴛鴦から連想されるのが、「鴛鴦茶」。紅茶とコーヒーを混ぜて飲む香港式の飲みものですが、上海でもポピュラーとのことでよくカフェのメニューで見かけました。「二人でお茶を」(Tea for Two)という曲のタイトルの中国語訳にもこの「鴛鴦茶」が使われているそうです(男女がふたりで飲むお茶という意味もあり)。


さて今回は脱線が多かったですが、次回はいよいよこのレポートも最終回。半年間の授業の感想のまとめを書きたいと思います。最後の最後で変則的になってしまいますが、中国語編を2週続けてお送りします!

 

> 授業体験レポート:2011秋【中国語編】第9回 (最終回) まとめ

 

| 授業体験レポート | 17:28 |

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