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講師からの応援メッセージ:第3回 徳久圭先生(中国語通訳者養成コース)

皆様、こんにちは。
新年第一弾の記事は講師からの「応援メッセージ」です。
第3回は、中国語通訳者養成コース徳久圭講師からです。



のっけから恐縮ですが、みなさんはツイッターやフェイスブックをお使いですか? Google+はどうでしょう? ブログを書いたことは? 中国語の通訳や翻訳を学んでいる方なら、新浪微博や人人網や豆瓣などにアカウントをお持ちですか? ひとつもないという方は、今日からでも結構ですので何か始めてみてください。なにせ、これらネット上のサービスは基本的にみんな「タダ」ですから。


実は私も、こうしたサービスを使い始める前はかなり懐疑的でした。その時々の気分をネットに向かってつぶやいてどうするんだとか、実名をネットに晒すなんてこわいとか、私的な日記を大々的に公開するなんて倒錯じゃないかとか。でも実際に使い始めてみると、それまでの自分には想像もできなかった世界が広がりました。ブログやツイッターなどを通じて、お仕事をいただいたこともあります。


いや、仕事を得るためだけにこうしたサービスを使おうと言っているわけじゃありません。世の中の新しい動きについていくことが大切だと思うからです。通訳や翻訳の仕事はつまるところ、その多くが最先端の話題の仲立ちをすることです。二つの言語をそれぞれに使っている人々が、まだ定見や共通認識のない新しい問題について話し合いたい。だから通訳者を雇う。あるいは、最先端の話題なのでまだ自分たちの言葉に訳された資料や文献がない。だから翻訳者を雇う。そういう役割を期待されているのが通訳者や翻訳者だと思うのです。


実際に仕事をしてみればわかることですが、通訳や翻訳の現場では、ネイティブスピーカーに聞いてもわからない語句や概念が山のように出てきます。そこでは辞書もあまり役に立ちません。となれば、日頃から母語と外国語の話題にアンテナを張り、いかに広く浅く(できれば深く)不断に最先端の知識を更新しているかなかんずくネットをどう使いこなすかが鍵になります。一般のビジネスマンだってネット上のサービスをあれこれと研究し、使いこなして、世の中の動きについて行っているのです。ましてや通訳者や翻訳者を目指す人は、それ以上に貪欲になる必要があります。


もうひとつ。みなさんはパソコンの他にiPodやiPad、スマートフォンなどをお使いですか。こうしたデバイスを何となく敬遠してきた方も、できれば購入して使ってみることをおすすめします。世の中で話題になり、広く歓迎されている物にはそれなりの理由があります。けっしてバカにはできません。しかも私たちの後からは、こうした機器や上記のようなネット上のサービスを我々以上に、まるで呼吸するかのように自由に使いこなす「デジタルネイティブ」世代が次々に登場し、現場に参入してくるのですから。


学生時代、恩師からいただいた言葉に「ゴムの伸びきったような人間になるな」というのがありました。社会に出てもずっと学び続けて行きなさい、伸びきったゴムのように弾力性や伸縮性を失い、新しいことを吸収できないような人間になってはいけないと。かく言う私も、ネットやパソコンや携帯端末が本当に人間を豊かにし幸せにするのかについては、正直、疑問に思う部分もあります。それでも通訳や翻訳の仕事に関わろうとする以上は、なかば義務として新しい動きについて行くべきだと思うのです。どうでしょう。みなさんのゴムは……伸びきっていませんよね?

徳久圭講師のtwitterのアカウントはこちら↓
@QianChong

 

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| 応援メッセージ | 11:00 |

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