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講師からの応援メッセージ:第2回 本島玲子先生(中国語翻訳者養成コース)

皆様、こんにちは。
講師からの応援メッセージ第2回は、中国語翻訳者養成コース本島玲子講師からです。




私が中国語と出会ったのは大学の外国語の授業でした。国文学専攻だったのですが、中国語の授業に出てからは「もっと中国語を勉強したい」と思い始め、大学卒業後は、仕事をしながら中国語の学校に通って勉強を続けていました。そして、ますます中国語の面白さにのめり込んでしまい、少しずつ「いつか中国語で仕事がしてみたい」と思うようになりました。そこで通訳や翻訳の勉強できる学校を探し始めたのですが、私の場合、ちょうど一番勉強したいと思った時期が子育てと重なってしまったため、子育てをしながら時間を捻出し勉強していました。


その後、何年か経って勉強してきたことが少しずつ仕事に結びつくようになりましたが、仕事をするようになって改めて感じたのが「日本語力の大切さ」でした。もちろん語学力は大切です。私もそれまで中国語の勉強に没頭してきましたが、それと同じくらい日本語を磨いていかなければならないということを実感させられることが多く、それ以来、中国語はもちろんですが、日本語の感覚を磨く努力もしてきました。


どうやって日本語の感覚を磨けばいいのか、最初はかなり焦りもあり苦労しました。が、しばらくすると、日本にいて日本語の中で生活していればその材料はどこにでも探すことができるということに気づいたんです。普通だとそのまま通り過ぎてしまうようなことでも、言葉のアンテナを張り巡らしていれば、けっこう色々なところで日本語について考えさせられることは多いのです。
私の場合、子育て真っ最中で自分の思い通りに時間が使えず、限られた時間の中で勉強の材料や方法を工夫しなければならないという切羽詰まった状況だったので、かえってそれが功を奏したのかもしれません。もちろん文学作品などを読むことで得たものもたくさんあります。
日本語の感覚を磨けば磨くほど微妙なニュアンスに敏感になりますし、日本語に敏感になってくると、中国語の感覚に対してもその相乗効果が生まれ、しだいに日本語にも中国語にも言葉のニュアンスを大切に向き合うようになっていきました


「第二言語は母語を超えることはできない」とよく言われますが、私自身、この言葉をものすごく実感しています。やはり母語を鍛えるということはとても重要なことで、母語のレベルを引き上げていかないと外国語のレベルも限界が見えてきてしまう気がします。
 現在目標に向かって一生懸命勉強している皆さんも、これまで以上にぜひ母語に目を向けてみてください。外国語に対する努力はもちろんですが、「母語を磨く」「母語を鍛える」ということも意識し、更に目標に向かっていってほしいと思います。

 

 

| 応援メッセージ | 09:00 |

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