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授業体験レポート:2011秋【中国語編】第2回 「中国語を学びながら日本語について考える」

ISSでは実際にどのような授業が行われているのでしょうか?2011年[秋期]10月レギュラーコースの授業の模様をレポートします。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、中国語コースのNさんのレポートをお届けします。

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「日本語ネイティブのための中国語力強化」クラスに3回出席し、「だんだん当初の衝撃や興奮もおさまってくる頃なのでは?」と思ったら大間違いで、回数を重ねるごとに感嘆することが増えるのはどういうわけなのでしょう(終わったあとに大興奮で「面白かった!」「面白かった!」と言って回っているので、すごくはた迷惑な奴になっているような気がします…反省…夜なのに…)。

その面白さを分析して考えるならば、中国語を学びながら普段「あたりまえ」と思って気にもとめなかった日本語表現についても改めて考えさせられるのが一因なのではと思います。ISSは中国語会話学校ではなく、通訳者・翻訳者を養成する学校なので、中国語だけを「こういうときにはこう言います」「そういうものなのです(だからそのまま覚えてね)」と丸呑みするのではなく(初級で語彙を増やす段階ではある程度こういうことは必要だと思いますが)、二言語の間を行ったり来たりしながら、表現やその背景にある感覚・考え方の相違をピンセットで取り出すように繊細に掬い上げ、分析していくという面白さが学べるのです。


大げさに表現するならば、語学学習における新しい表現を獲得する楽しさ、コミュニケーション成立の気持ちよさとは少し違った、「センス・オブ・ワンダー」(ここではSFを読んだときの感覚で「認識の変革」)すら感じます。敢えてこう書いたのは「知的興奮」といった決まり文句だと面白さが十分に伝わらないかもと思ったからですが、からくりや隠された論理をあばいていくワクワク感と似ている、と言うだけでもいいかもしれません。


このクラスは直接通訳・翻訳のテクニックについて学んだり、実習の時間があったりするものではありませんが、通訳・翻訳を行うときに最適な表現を選択できる力をつけ、また、その表現が聞き手や読み手にどのように受け止められるかについての想像力・感受性を高めるといった意味で通訳者・翻訳者をめざす方々に有益なものだと感じます。


今回は少し抽象的な話になってしまったので、次回は実際の授業の様子についてレポートします。笑いが絶えない王先生の授業の魅力とは…?ご期待を!

 


> 授業体験レポート:2011秋【中国語編】第3回 授業はどのように進むのか?

 

| 授業体験レポート | 09:32 |

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