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授業体験レポート:2019春【中国語編】最終回 「成長痛はとてもきもちいい」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この春16シーズン目を迎えています。2019年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきました。今回は中国語通訳者養成コース基礎科2クラスのIさんのレポート最終回をお届けします。勉強の合間にレポートいただいたIさん、本当にありがとうございました!

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・第17回 中日期末テスト

今回は中日の期末テストでした。テスト内容は主にこれまでの授業で使用した音源を使用した復習と初見の音源を使用した逐次通訳です。授業までの準備は以下の2点に取り組みました。

 

1. 毎日1課ずつ逐次訓練を家で行い録音し、パフォーマンスを確認
パフォーマンスをただ録音するだけでなく予習や下調べができていなかった回の分はテーマに関しての下調べから行いました。またここで疑問点が出た時は先生にメールで問い合わせをしました。

 

2. NHK「华语视界」を毎日視聴
ニュースで話題になる事象がテストの初見でテーマになると考え、「华语视界」を毎日見ました。「华语视界」は本当におすすめです。日本の主要ニュースは網羅していますし、たまにある特集コーナーがすごく勉強になります。

 

復習テストはサイトトランスレーションであったり、音源を聞いての穴埋めであったり、単なる逐次ではなく苦戦した個所や、やっぱり復習が足りなかったと思う個所もありました。


初見は2問出題され、テーマは「某コーヒーチェーンについて」と「広島の平和記念式典について」でした。
平和記念式典については、先に述べた準備の段階で「华语视界」で取り上げていた内容で、当日の朝にちょうどそのニュースを見てきていたところでした。日本語への訳出の精度は決してよくないですが、一度そのニュースに中国語で触れていたため、聞き取りと情景の想像がしやすかったです

 

テスト後は休憩をはさみ、敬語についてのミニゲームをおこないました。

 

中日クラスは日本語母語の(つまり日本人の)先生が担当されています。基礎科1の時もそうですが、日本語を母語とする自分と同じ環境で育った先生が、中国語を操り世界で活躍されているわけで、その先生のちょっとした小話や勉強方法、お役立ちアイテムについての話はどれも目から鱗で私にとっては貴重なアドバイスとなっています。いつか私も先生のような通訳者になれるよう、もっと中国語(と日本語)を愛し、たゆまぬ努力を積んでいこうと心の中で密かに誓いました


・第18回 日中期末テスト

テストの構成は中日の期末テストと同様で、中間テスト後の復習+初見2問の逐次通訳を主に行いました。初見はあらかじめテーマだけ発表されていたので、授業までの準備は初見に重点をおいて行いました。授業までの準備で取り組んだのは以下の3点です。

 

1. 復習として(中日期末と同様)毎日1課ずつ逐次訓練を家で行い録音し、パフォーマンスを確認

 

2. 初見のテーマに関する中国のニュースと文献、百度(中国のメジャーな検索エンジン)を閲覧。分からない単語や言い回しをチェックし、単語帳を作成。

 

3. 単語帳を暗記したうえで日本のニュース動画に自分で逐次通訳を行い録音し、事前のアウトプットトレーニングを行っておく

 

ただ単語帳を作って単語を単独で覚えても、いざ長文の通訳になると上手くいかないことが多かったのですが、上記の2と3のステップを踏むと当日の初見通訳のパフォーマンスが少し改善され不安を感じなくなりました。

 

テストの後はドラマの演者へのインタビュー動画の逐次通訳を行いました。これまでの式辞挨拶や商談と違い内容がフランクで明るくインタビュアーの話し方もクスッと笑える面白さが特徴的だったので、その面白さをどう中国語で表現するのかにポイントを置いて通訳しました。


これまでの授業で使用したような言い回しではTPOには合わないので、先生からは言葉そのままを訳すのではなく、前後の文脈を考慮したうえでその人が本当は何を言いたいのかをしっかり読み取るようにしましょうとアドバイスをいただきました。

 

授業の最後、先生から今後の心構えとエールをいただき、半年間の授業が終了しました。


この半年間を思い返してみれば、基礎科1とのレベルの違いや自分の実力不足に苦しみ、前半は本当に苦しくて、帰り道に泣いたことも1度や2度ではありませんでした。しかし、あきらめたらそこで試合は終了で、自分の実力不足を嘆き続けるよりも他の人の倍以上努力して実力差を埋めるしかない!と自分に言い聞かせ、予習方法の工夫や復習を毎日欠かさず行うようになりました。また、中国語の本を買って読んだり単語帳を作ったりと、この期間は先生のアドバイスを全て実行に移してきました。今振り返ってみると、無我身中で中国語(と日本語)に向き合った時間が愛おしく、少しは自分の血肉になったかなと感じています。

 

まだまだ実力不足ですが、今後は1つ上のクラス(通訳科1)に進級し、より厳しい環境で自分を高めたいです。そしていつか通訳者として人と人を繋ぐことができる人間になりたいと思います!

 

半年間指導してくださった先生方や担当教務の方、またいつも刺激をくれたクラスメートへの感謝を、この場をかりて申し上げます。


半年間私の稚拙なレポートにお付き合いいただき、感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

 

| 授業体験レポート | 09:01 |

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