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授業体験レポート:2019春【英語編】第7回 「Customerも、Passengerも、Guestも、Clientも、みんな『客』」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で16シーズン目を迎えています。2019年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、英語翻訳者養成コース ビジネス英訳科・基礎科クラスのMIさんのレポートをお届けします。

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第13回

今回の課題は、古代文明をテーマにした展覧会での主催者メッセージでした。明瞭簡潔なビジネス文書とは違いますが、先生からは、「意欲的に文学的な表現を試みるのではなく、説明調でも意味が通じる英語」にするよう事前にアドバイスがありました。

 

このようなタイプの文章に用いられる比喩表現について、先生からは注意がありました。比喩表現には、as clear as crystalのような直喩(simile)、time is thiefのような隠喩(metaphor)、Tokyo(日本政府)のような換喩(metonymy)の3種類がありますが、日本語と英語では、“たとえるもの”が違う場合が多いため、安易に使うと致命傷になるということでした。ところで、高校時代に覚えたas cool as cucumber(冷静な)というフレーズは、やっぱり日常では使われないようです。

 

動詞では、自動詞と他動詞の両方ある場合、どちらを使うかによって意味が変わってくることもわかりました。例えば、temperature increasedは「気温が(なにもしないでも)上がる」に比べて、これを他動詞の受動態にすると、temperature was increasedとなり、「(何者かによって)気温が上げられた」というニュアンスになるそうです。

 

「繰り返し攻撃し・・・」という日本語に、attack repeatedlyを使うのは間違いではないが、would attackだけで、「繰り返し」ニュアンスが表現できると聞いて、ちょっとびっくりでした。

 

第14回

今回の課題は、マーケットレポートです。先生からは、タイムラインに沿って、特に数字は正確に、と事前のアドバイスがありました。

 

この課題では、適切な言葉の選択について注意がありました。たとえば、「(数が)上がる」は、もちろんincreaseですが、それだけではなく、exceed, surpass, reach, hitなど、同じような意味を表す別の単語を幾つかセットで覚えておくと良いようです。また、日本語では一つの言葉であって、英語では、それが使われる場面によって単語が変わる場合があると教えていただきました。例えば、「客」という日本語。小売りではcustomer、電車ではpassenger、ホテルではguest、職場ではclientなど。同様に、「従業員」も、worker(工員)なのか、staff member(事務職)なのか。よく考えて訳さないと、間違いそうです。

 

マーケットレポートによくある表現の、「プリンターの国内市場は、約100万台」という文章は、「プリンターの出荷台数が、約100万台」というように読み替えてから訳すことが大事で、printer is about 1 millionでは意味が分からないということでした。さらに、百万単位などの切りの良い数字には、aboutは不要ということでした。

 

最後に、「一つ一つのセンテンスは良いが、文章として流れていない」と、先生からダメ出しをいただきました。まだ、まだ先は長いです。

 

さて、いよいよ次回は今期の最終回いつもはインターネットで動画を見ている私も、初めて、授業デビューします。ご期待ください。

 

 

| 授業体験レポート | 09:11 |

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