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授業体験レポート:2019春【中国語編】第3回 「日本語を鍛える」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この春16シーズン目を迎えています。2019年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース基礎科2クラスのIさんのレポートをお届けします。

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・第5回 中日 スラッシュリーディングの訓練
今回は前回の中日授業の続きで、スラッシュリーディングの訓練を行いました。自分がスラッシュを引いた原稿を見ながら、演台の前に立って一人ずつ通訳する様子を録画しました。 初回レポートでお話ししたように中国語を目で追いながら自然な日本語を発話するということは、中国語と日本語が共に漢字を使うが故、訳出が難しくなります。自分のパートの録画を自宅で見直してみたら、式辞挨拶に適したきれいな日本語を使えていないことに気づきました

 

ISSに通い始める前、体験授業に参加した際に先生から「母国語の運用能力の強化は実はとても大切で、特に日本語母語の人は日本語の表現の幅を広げる努力を惜しまないでください」と言われたことを思い出しました。そしてテレビを注意深く観てみると、アナウンサーはニュースを読むときとフランクな番組とでは言葉のチョイスや抑揚、表情などが違っていて、今までは意識していませんでしたが、TPOで言葉を使い分けるってこういうことなんだなと発見がありました(最近は日本語のニュースやふとしたテレビ番組も気が休まらなくなってきましたが…笑)。
通訳学校に通おうか検討されている日本語母語の方には、是非今のうちにたくさんニュースやテレビ番組を観て日本語や日本文化の知識を蓄えることをお勧めします


・第6回 中日 ノートテイキングの訓練
今回は今クラスでは初めてのノートテイキングの訓練を行いました。(ノートテイキングとは所謂「メモを取る」ことです。)

 

メモを取るくらいなら誰でも日常生活でやっているし、訓練は必要なの?と思われる方もいるかと思いますが、このメモとりは議事録用のメモや板書の書き取りとは全く違うものです。基本的には言葉を書かず、記号や矢印、段落分けを駆使して、あくまで訳出する際の記憶喚起のための一時的な補助として機能するものです。

 

先生が強調して仰っていたのが「聞いた音声をイメージとして記憶することが大切!」だということです。好きな本や映画を友人に紹介するとき、無意識に脳内でストーリーを再生させながら話していると思います。通訳する際も、理想は音声をイメージ化して記憶することが大切。言葉を一つ一つメモしていては書くスピードが音声スピードよりはるかに遅いため、到底間に合いません。それに、「この漢字ってどう書くんだっけ…?」など考えてる間に音声はだいぶ先に進んでしまい取返しがつかなくなってしまいます。私やクラスメートもこの「言葉を書こうとして結局後ろが聞き取れない」という本末転倒な状態に陥ってしまいました。しかし、授業中ひたすら「イメージ!記号!段落!」を意識してノートテイキングを何度も行い、ほんの少しですが進歩した気がします。また、授業の中でクラスメートのノートを何度か先生が見せてくださったのですが、同じ音声を聞いても書き取り方が全く違う(絵のみの人や略語の多い人、矢印の多い人などそれぞれの個性が光っていました)ので、とても参考になりました。

 

 

| 授業体験レポート | 09:16 |

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