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授業体験レポート:2018秋【英語編】第1回 「はじめてのプロ科」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で15シーズン目を迎えています。2018年秋期では、英語通訳クラスと中国語翻訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!それでは、英語通訳者養成コース プロ通訳養成科1クラスのTさん、よろしくお願いいたします。

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はじめまして。英語通訳者養成コース・プロ通訳養成科1のレポートをさせていただきますTと申します。前々期にやっとのことで基礎科(現在の本科3)からプロ通訳養成科1への進級判定をいただき、1期お休みをしてしまったものの、今期からプロ科 に初参戦します!やはり“プロ”と付くだけあり、急にレベルも高くなりついていけるか不安ですが、クラスの様子や勉強についてこちらで皆さんにシェアしていければと思っています。

 

私のことについて少しだけ書かせていただくと、実は通訳学校の受講は今期でちょうど5年目に入りました。スムーズに進級する方もいますが、私は本当に“だめだめ”な生徒で、ISSは準備科(現在の本科1)からスタートし、本科3に関しては3回も受講してしまいました。仕事は精密機器メーカーのCEO秘書をしています。CEOは外国籍の方で、コミュニケーションは全て英語で行っています。つい先日、日本人社長付きの秘書から転職したばかりで、仕事でも通訳や翻訳含め英語を日々使うので、こちらでも苦戦していますが、ISSで学び仕事で活かせるようにと奮闘しています。前置きが長くなりましたが、早速授業についてお話したいと思います。

 

●第1回 日英

授業の前に、先生が通訳者としての心構えのお話をしてくださいました。通訳者は準備が全て。たった1時間のお仕事に何十時間と準備をすることもザラであるということ。そして授業においても、自分の準備不足によってクラスメートの時間を使っていることを認識しなさい、と。事実、この言葉はその後の自分が授業の訳出をする際にすごく胸に刺さりました…今回は色々忙しくて準備不足で、本当に訳が出ない…こんな言い訳をするなんてもっての他ですが、英語力のなさも(悪い意味で)相乗効果となり、クラスメートの時間をたくさん使ってしまいました。仕事では時間のコスト意識をすごく考えるので、ここでも同じように考えなくてはと痛感しました。

 

ちなみに初回のテーマは「トルクメニスタン」。今までの人生で全く関わりのない国で、どこにあるのかさえ知りませんでした。(ちなみにイランとアフガニスタンのお隣の国です。)通訳学校では、普段ほとんど気にかけることのないような国や馴染みのないトピックの通訳も行います。通訳をするということは、そのテーマについての知識が重要です。色々と興味の幅が広がり知的好奇心の満たされる仕事だなと、まだ学ぶ身ながら日々感じていますが、その一方で難しさはその何十倍、何百倍も感じています。

 

先生には、英語の質を上げること、丁寧に訳すこと、そして硬い文章(新聞等)をたくさん読みなさいとアドバイスをいただきました。今期は質の高いインプットをしようと思います。


●第2回 英日

英日の授業ではトレンド日米表現辞典(小学館)から出題された単語テストを行います。1回で覚える量は毎回違いますが、今回は50ページちょっとでした…(1日約8ページ計算)。トレンドのテストは本科3から行っているので、過去に覚えている単語もありますが、それでもかなりのボリュームです。これにさらに予習復習をしないといけないと考えると、いかに効率的に勉強をするかが重要になってくるなと痛感…。ちなみに今までのトレンドのテストは筆記でしたが、プロ科からはクイックレスポンスの吹込みテストになります。音声で流れてくる英語に続いて日本語を吹き込みます。少しでも、「なんだっけ…?」と考えていると次の単語が流れてくるため、瞬発力が問われると同時に、しっかりと記憶(理解)していることが大切になります。先生曰く最低8割は取りなさいとのことでしたが、恥ずかしながら今回11点(25問中)とクラスで最低点を取ってしまいました…次は挽回しないと。

 

今回の訳出のトピックはクウェートです。毎回ある程度の情報をもらって下調べをしますが、事前に教えてもらえる情報が不十分なこともよくあります。調べてきたことがまったく見当違いなこともあり、今回はまさにそれでした。それでも当然訳さなければなりません。実際の現場では言い訳はできません。予習は本当に難しいです。

 

また今回のクラスで痛感したことが、一般常識的な言葉が出ないこと…。半年のブランクがあるためか、当たり前な言葉がなかなか出てこず、情けない限りでした。(あまりに恥ずかしいレベルなので具体的には列挙しませんが…)この半年の課題は驚くほど盛りだくさんです。

 

今回先生に訳出を聞いていただいて指摘されたのは、分野問わず知識を蓄えること(準備不足)、訳出以外の余計な言葉を飲み込むこと(「あー」、とか「えーっと」という声)、何が大切なのかをしっかりと理解すること、の3つ。私は日本人でありながら、日本語の理解が弱い&日本語の語彙力がないので、これも今期の課題です。

 

クラスの冒頭で、プロ科は仕事に入る直前のトレーニングである、と先生がおっしゃっていました。何事も1日にしてならず。日々着実に勉強を続けて、お金をいただけるレベルの訳出ができるようにこの半年頑張りたいと思います。

 

 

| 授業体験レポート | 09:22 |

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