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授業体験レポート:2018春【中国語編】第7回 「中国語通訳者に必要なこと」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください。

ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載します。

それでは、中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのお届けする授業ルポ第7回をどうぞお楽しみください。

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13回目の授業は中日通訳訓練でした。中国の某携帯電話メーカーの記者発表会を題材に、逐次通訳訓練を行いました。前回の映画のテーマからがらりと変わり理系の内容です。

 

スピーカーは独特のなまりがあり、例えば、「2.5D」という単語が私には「EDD」と聞こえました。雲南省出身だそうです。このなまりには最後まで慣れませんでした。またグロッサリー(単語帳)は先生が作成してくださったのですが、当然ながらそれだけでは無理で、携帯電話の機能や生産工程等についての突っ込んだ予習が必要でした。

 

先生が常々授業でおっしゃるのが、「多様な中国語に慣れ親しむ」こと、「浅く広く知識を広げる」ことの重要性です。ご存知のとおりアナウンサーが話すような綺麗な中国語を話す人はごく一部であり、首都北京の人ですら北京方言を話します。多種多様な中国語に対応しなくてはなりません。また中国語通訳者は専門分野を決めることなく、どのようなテーマにも対応しなくてはならないゆえに、どんな分野も浅く広く知っていることが求められます。実際、先生方は非常に博識でいつも感心します。このような中国語通訳業界の独自性に対応できるように、通訳科1の授業ではいろいろなテーマ、いろいろなスピーカーを題材に訓練を行います。もちろん、綺麗な中国語さえ聞き取れない私のようなリスニング力の弱い人間には辛いものがありますが、そんな私だからこそ授業でないと方言やわかりにくい理系の内容に積極的に触れないので、得難い機会といえます。

この日はこの後、卷舌音が強烈な北京人が語る「羊肉のしゃぶしゃぶ」のショートドキュメンタリーでサマライズ(要約訓練)をやりました。

 

14回目の授業でも、某携帯電話メーカーの記者発表会を使って中日通訳訓練をしました。スピーカーは変わると聞いていたのですが、最初はまた例の雲南省出身の方でがっくりしました。しかしこの日は、この方の方言の法則が少し掴めたのはうれしい驚きでした。


この後は方言シリーズの集大成とも言える、四川省出身と思しき写真家の(全然聞き取れない)お話を使ってサマライズを行ったほか、先生が系統化してくださった中国人が話すアルファベットの発音の特徴について勉強しました。

授業も残すところあと4回となりました。4月から自転車操業的に勉強してきた疲れが老いた体に蓄積されていることを感じながら、一方で思ったような成長の見られない自分に焦りも感じます。残り1回1回を大切に、暑さに負けず頑張ろうと思います!

 

 

| 授業ルポ | 09:45 |

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