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授業体験レポート:2018春【中国語編】第6回 「楽しい授業も(たまに)あります」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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11回目は日中通訳訓練の中間テストでした。テスト,某政治家記者会見の質疑応答の逐次通訳です。記者の質問部分は事前に資料をもらっていましたが、政治家の応答部分は初めて聞くのでかなり難しいです。時間にして45分くらいだったでしょうか。逐次通訳の一斉録音が終わり、深いため息とともにみんながヘッドセットをはずすと、クールビューティーな先生がひと言、私たち受講生に尋ねました。「みなさん、私の感想が聞きたいですか?」いえ、聞きたくありません。みんな心の中でそう言ったはずですが、先生はクールに、核心をついたコメントをくださいました。

 

尻切れトンボにならないように訳しきることを心がけましょう。難しくてメゲそうになってもあきらめないようにしましょう。話者になりきって訳しましょう。政治家の通訳なんだからもっと自信を持って堂々と。特に日本で長く生活している中国人に多いのですが、日本語をそのまま中国語に置き換えても通じませんよ。例えば「安保理」は中国語では「安理会」でしょう。とにかく準備不足ですよ、みなさん、もっと準備しないと…等々。

 

心の傷が癒えないままテスト△麓業で既出の単語のクイックレスポンス(単語を聞いて即座に訳出する訓練)。テストは映画監督が国際的な賞を受賞した日本語ニュースを使ったサマライズ(要約)でした。テスト終了後はペアを組んでサイトラ(文章を読んで頭から訳出していく)訓練を行いましたが、疲れでなんだかぐったりでした(すみません)。

 

12回目も日中通訳訓練です。この日は映画監督のインタビューを教材にした逐次通訳訓練です。通訳科1では1学期に1回は映画がテーマとなる授業があります。予習と称して映画を見るのも楽しいですし、授業の合間に聞くクラスメイトや先生の感想も大変興味深く、なにより話者の話が面白いので私は大好きです。しかしテーマとなる映画を見ただけで予習が終わった気になってしまうところが罠です。今回もそんな雰囲気で授業に臨んでしまい、「配給会社」「セット」「ロケ」など当然予習しておくべき単語が訳出できませんでした。しかし、監督の話は大変胸を打つもので、この内容を中国語で正確に伝えられるようになりたいと強く思いました。このように、通訳に必要な知識や興味が深まるようなテーマの授業が多いのもISSの魅力だと思います。


この日はほかに、七夕に関する日本語のショートストーリーと台湾のTV局のニュースを使ってサマライズとシャドーイング(音声を聞いた後即座に復唱する訓練)を行いました。

 

| 授業体験レポート | 09:14 |

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