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授業体験レポート:2018春【中国語編】第4回 「森をつくりたい ―ノートテイキング―」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのレポートをお届けします。

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途中入学でクラスメイトが2人増えて合計10人になりました。学生さんもいればすでに仕事でバリバリ通訳をされている方、教職の方などさまざまな年代やバックグラウンドの方々が集まり、楽しい雰囲気です。


授業の7回目は日中通訳訓練でした。前の週の中日訓練に続き、ノートテイキング(通訳のためのメモ取り)がテーマでした。

先生によると、ノートテイキングにはこれが絶対という方法はないそうですが、記号を多用すると確実に楽にメモが取れるようになるので、色々な記号を工夫して使う練習をして自分なりの方法を確立していくこと、そして「木を見て森を見ず」(ちなみに中国語では「スイカをなくしてゴマを拾う」というらしいです)のメモにならないよう注意することがポイントとのことでした。代表的な記号の一覧表も配られ、早速ノートテイキングの練習を兼ねながらサマライズ(要約)訓練 を行いました。教材のテーマは「中国の粽(ちまき)の起源」と「医療現場におけるAIの活用」です。

 

その後、公式な場での記者会見の動画を使ってノートテイキングと逐次通訳の訓練をしました。ひと段落ごとに、指名された人が前に出て白板にメモを取り、それをもとに逐次通訳をしていきます。「先ほど勉強した記号を頑張って使ってね」と先生から言われたのですが、内容のせいなのか私もクラスメイトも文字だらけのメモになりがちです。あくまで私の場合ですが、今のような文字中心のメモだと、スピードや余裕が足りず、訳漏れが多くなり、特に接続詞が抜けて箇条書きのような訳文になってしまいます。例えると、ほそーい木がぽつぽつ生えているだけで森になりません。記号を使いこなして森にしていきたいものです!

 

8回目の授業も日中通訳訓練です。前回の続きで、ノートテイキングを意識しながら公式な場での記者会見の逐次通訳をしました。今回はまず全体を通して各自逐次通訳をし、それを録音しました。20分程度の記者会見ですが非常に疲れます。訳し終わってみんなが深いため息とともにヘッドセットをはずすと、先生から「みなさん、つっかえすぎですよ〜。もっとスラスラ訳さないと」とのお言葉が。ううう。前回の授業で一度やっている教材なのに、メモと頭の中の処理が追いつかず、私の場合、森どころか木すら見えない部分がありました。それからその録音を先生がルームスピーカでランダムに再生して講評・解説タイムです。先生の訳例やクラスメイトの訳出は「なるほど!」とひざを打つものが多く大変参考になります

 

最後に雑学コラムを教材にサイトラ(文章を読んで頭から訳出する訓練)をやりました。早いもので次回はもう中間テストです!

 

| 授業体験レポート | 09:56 |

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