通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


<< ISS人材サービスサイトでの通訳コラム/翻訳コラム [2018年]第6回を掲載 | main | 授業体験レポート:2018春【中国語編】第4回 「森をつくりたい ―ノートテイキング―」 >>
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第3回 「翻訳を学ぶ姿勢を再確認」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で14シーズン目を迎えています。2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科1通訳クラスのMさんのレポートをお届けします。

-------------------------------------------------------------------

 

みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。
私の住む東京ではもう梅雨入り。最寄り駅までの歩道には紫陽花が咲き始めました。

さて、3回目の授業レポートです。

 

今回の授業レポートでは、先生が翻訳するにあたっての3つの注意事項をお話ししてくださったので、そのことについて書きたいと思います。

 

☆1つ目は、「集中力」です。原文と向き合って訳文を作成する際にはかなりの集中力が求められます。毎回の授業で課題を返却され、間違いがあった場合、「なぜミスをしてしまったのか」を考えて、次につなげることが必要ということです。一般的に原因として考えられることは、文法、構文把握力、表現力、語彙選択の力が足りないことが挙げられます。私は今回、「思い込み」によるミスをした結果、変な訳文になってしまいました。文法書で調べても、辞書で調べても訳文に間違いはないはずなのに、どうしても変なのです。結局、私はその訳から抜け出せず、同じように訳してしまうというループに陥りました。

 

思い込みは翻訳者がよくするミスですが、訳文を読み返したときに「変だな〜」という感覚を大事にして、思考を変えて原文に戻り、もう1度丁寧な構文分析をすることで改善されるというアドバイスをいただきました。


☆2つ目は、「辞書の使い方」です。単語の訳語を調べるだけで満足するのではなく、調べたらその単語を使って作られた例文をノートに書き出すことや、納得のいくまで何回も辞書を引くことが大事だそうです。英語に限らず日本語についても同様です。前回の英日翻訳の課題では、「動物実験」に関する文であるにも関わらず、私は「動物での臨床実験」と訳してしまいました。みなさんお分かりの通り、「臨床実験」は人に対する薬剤の有効性を示すものですよね。翻訳で訳語を選ぶときは、裏付けの無いまま思い付きで言葉を使ったりせず、きちんと意味を調べなければいけないですね。

 

実は3月末に電子辞書を新調したのですがまだまだ使いこなせていません。宝の持ち腐れにならぬように、訳出前に何度も調べることを心がけて、「思い込み」や「思い付き」で訳語を選ぶ習慣を改善したいと思っています。


☆3つ目は、「ネットの利用」です。「原文の背景知識を調べるためにネットを活用することは大切な作業ですが、掲載されている言葉をそのまま借用してはいけません。自分で言葉を考えて訳文を作成することが、今後翻訳者としての能力や技能を養うことにつながるのです」と先生はおっしゃっていました。


先生は、翻訳は「知識」ではなくて一生自分に残る「技能」であり、簡単には身につくものではないと集中コース「はじめての実務翻訳訓練」クラスの頃からおっしゃっています。それだけ丁寧に勉強する必要があることが、本格的に翻訳訓練を始めてから分かってきたことです。

 

私は英語や言葉が大好きなので、こうやって言葉と向き合える勉強ができることにいつもわくわくしています。翻訳の勉強を始めてからは、外食した際に英語版のメニュー表に目を通したり電車のホームにある注意書き等をじっくり見たりしています。日本では外国人観光客が急増している背景もあり、特に都心だと、ふとした時に訳文が目に入り、気になります。そういうものも参考にしていきたいです。

 

| 授業体験レポート | 09:00 |

CATEGORIES

RECOMMEND BOOKS


SELECTED ENTRIES

CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

リンク

モバイル
qrcode