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授業体験レポート:2016秋【英語編】第7回 「本科1と『Advanced Comprehension and Listening(ACL)クラス』」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この秋で11シーズン目を迎えています。2016年秋期では、英語通訳クラスと中国語翻訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!それでは、英語通訳者養成コース本科1クラスのSさん、よろしくお願いいたします。

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今回は、本科1と「Advanced Comprehension and Listening(ACL)クラス」の違いについて、一受講生の立場でご紹介させていただきます。

 

丸クラスのご紹介 〜本科1と「Advanced Comprehension and Listening(ACL)クラス」って何が違うの?編〜


第1回目のルポでも書かせていただきましたが、私は前学期まで「Advanced Comprehension and Listening(ACL)」を受講させていただいておりました。このクラスは英語を素早く正確に、詳細まで理解できるようになるために、日本人通訳者の講師とネイティブ講師の2名体制で、様々な教材やアクティビティを通してそのコツを学んでいく、といったカリキュラムになります。


まずは簡単にACLについてご紹介させていただきます。


ACLは週1回2時間、全15回で授業が行われます。奇数回は日本人講師、偶数回はネイティブの先生が授業を担当します。東京、横浜校あわせて3クラスありますので、都合が悪く授業に出席できない場合は、事前に申し出て空きのある他の曜日のクラスに振り替えて授業を受けることが可能です。


教材はISSオリジナルの音声教材が使われることがほとんどですが、ライブ教材が用いられることもあります。音声教材の中には、小説や昔話などが題材として使われている場合もあり、さまざまなトピックが扱われています。その日の音声教材を聞いて、当日配布されるプリントの空欄を埋めたり、適切な英文を考えたりするのですが、そのような個人向けタスクのほかに、回答について近くの席の方と意見交換をするペアワークを行うこともあります。また、簡単なプレゼンやスピーチを行う授業もあります。


毎回の授業の最後には次回に向けた課題も出され、これもバラエティに富んでいます。いわゆる、次回の授業内容に関連した予習・準備のような内容です。


また、日本人講師の2回目以降の授業では、冒頭で英語構文のテストが行われます。日本人講師・ネイティブ講師の授業が1回ずつ終わるとこれが1セットとなり、各授業で扱った英文が計20題ほど抜粋されたプリントが、ネイティブ講師の授業の最後に配布されます。この英文に対し、適切な日本語の訳文を考え、次の日本人講師の授業の冒頭で行われる吹き込みによるテストに臨みます。この構文テストは1度学んだことをきちんと復習し、重要表現を定着させるというのが目的とのことです。

 

前学期、クラスメイトは15名前後でしたが、さまざまな職業や年齢の方がいて、クラスメイトの英語力の高さに驚くことが多く、大変触発されました。また、日本人講師の方は通訳を生業とされており、時折出てくる通訳現場の話が大変興味深かったです。英語力強化を目的として入学した私が本科1に進んでみようと思ったきっかけのひとつが、この先生の面白い話だったことも事実です。

 

私自身これまで、英会話スクール、オンライン英会話、カフェでの英会話などさまざまなかたちで英会話を学び続けてきて、どのスクールでもレベルチェックをすれば上位のレベルに振り分けられるものの、難しい内容の英語やナチュラルスピードのすべての会話の詳細がなかなか理解できないでおりました。しかし、ACLで多くの教材に触れ、以前より難しい文章を以前より一歩深く理解することができるようになりました。また、毎回の課題はしっかり時間を確保して取り組む必要がありましたので、日常のなかで「勉強をする」習慣を取り戻すことができるようになりました。

 

ACLは多くの場面における英語を、あらゆる角度で学ぶクラスですが、本科1は通訳訓練を毎回しっかり行うクラスです。


ACLでは扱う教材や授業の進め方がさまざまでしたので、毎回新鮮な気持ちで授業に臨んでおりました。内容も幅広く、英語力を高めるだけでなく知識を広げることもできたように思います。本科1は通訳の訓練ですので、教材の内容は毎回異なるものの、「通訳」という同じ作業を繰り返してスキルの定着を図るクラスです。本科1の授業の流れは毎回ほぼ同じで、とにかく的確に訳すことができるようになるカリキュラムだと思います。

 

難易度ですが、ACLは、特にライブ教材のときに難しいと感じることも多くありました。英語力の強化のために、授業だけでなく教材もいろいろな角度でとてもよく考えられていると感じます。本科1はライブ教材が使われることがほとんどないのですが、一文一文を適切に訳す、言葉に対して向き合うという違う意味での難しさがあります。ACLから進級した直後は、本科1の教材の内容が少し易しく感じて戸惑うことがありましたが、ACLではライブ教材も多く、ネイティブの早いスピードや独特な表現や訛りなども含まれていたので、難しく感じたのかもしれません。本科1は通訳訓練の入り口のクラスなので、「通訳すること」に慣れるまでは、教材として作成された、明瞭な発音の聞きやすく且つ短いもので訓練していたのだと気づきました。本科1の授業が後半に入った今、本科1の教材もとても難易度が上がり、振返ってみるとACLで難しい教材を勉強しておいて良かったと思います。

 

私は単純に英語力を強化したいという目的でACLを受講していましたが、先にご紹介したACLの構文の取り組みは、文章の量は違いますが本科1での授業の「復習」と似ているところがあり、本科1に進級したときに「復習」にすんなりと取り組むことができました。ACLで培った自己学習の習慣も、本科1の大量な課題をいきなり取り組むよりはACLで定着させておいてよかったと思います。また、ACLでは数字の授業もあったので、もっとしっかり取り組んでおけば本科1で役立ったのに・・・と少し後悔もしていますが、基本的にACLで学んだことはあとから振り返っても本科1で役に立っていると実感しております。

 

| 授業体験レポート | 09:00 |

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