通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

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ISSインスティテュート創立50周年記念「ISS講師からの応援メッセージ」 第25回: 藤岡みどり先生(英語通訳者養成コース)

 

1966年、日本で最初の同時通訳者養成学校(当時の名称:アイ・エス・エス通訳研修センター)としての開設以来、株式会社アイ・エス・エス・インスティテュートは、第一線で活躍する通訳者・翻訳者を養成してまいりました。

 

創立50周年記念として、これからISSで学習を始めてみようとお考えの皆様や、ISSで学習中の受講生の皆様へ向けて、プロの通訳者・翻訳者として活躍されているISS講師から「応援メッセージ」をいただきました。本スクールブログにて、「応援メッセージ」を一つずつご紹介いたします。

 

通訳・翻訳訓練を始めてみたいけれどあと少しの勇気がでない皆様、学習を長年続けているからこその伸び悩みを感じている皆様、ぜひ、ご一読ください!

 

                      

 

 

 

 

 

           

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「とにかく始めてみよう」

         藤岡みどり先生(英語通訳者養成コース)

 


<とにかく始めてみよう>


次の中であなたの今の気持ちに近いものはありますか?

 

 崢面に自分が向いているか分からない」   
◆岷儻譴蝋イだけど上達しない」    
「通訳訓練に関心がある。でも自信がない」  

ぁ岷儻譴鬚發辰閥砲瓩燭ぁ

ァ崋蠅某Δ鬚弔韻燭ぁ

Α嶌の実力では授業についていけないかも」

 

一つでも当てはまるものがあるなら、ISSインスティテュートでの受講をオススメします。受講開始は早いに越したことはありません。今を逃すと、実力アップのスタートが早くても次の開講時、つまり半年後になってしまうからです。


実は、 銑Δ蓮△つて私が抱いていた気持ちでした。そして私自身が出した結論は「受講してみなければ分からない」でした。


初めての授業日のことを今でもはっきり覚えています。あまりの緊張で、開始時刻の1時間半前に学校に到着、教務スタッフに案内された、まだ誰もいない教室の端の席に座り、授業日程表を眺めて焦りはじめ、思いつく言葉を慌てて持参した辞書で確認していました。


初回こそ緊張していましたが、その後講師陣のきめ細かい指導のもと、様々なトピックを扱った教材での勉強は面白く、毎回の授業が楽しみでした。自宅で行う予習でさえ楽しくて仕方ありませんでした。


自分の力に合ったクラスに入ったことも無理のないスタートを切る要素だったのでしょう。ちなみに私は通訳コースの一番下のクラスからの開始でした。


ISSインスティテュートの通訳コースでは、各レベルに合った教材と教授法が採用され、半年が1学期です。プロの通訳者になるためのスキルを様々な教材を通して学んでいくよう構成されています。入学当初、通訳者になるつもりは全くなかった私が、受講を続けるうち、次第に通訳者を目指す気持ちを持つことになったのも、巧みなカリキュラムのおかげだったのかもしれません。また講師からのアドバイスやクラスメートとの交流も、充実した時間を過ごせた理由の一つだったと思います。

 

<壁を乗り越える方法>


「通訳の勉強で最も難しいことは何ですか」と尋ねられたら、「継続すること」と私は答えるでしょう。


訓練とは、自分が立っている場所よりも常に高いところを目指すことです。自分の実力不足を直視、認識し続けなければいけません。いつも不完全な自分とつきあうのはかなり辛いことです。


では、その壁はどう乗り越えたらよいのでしょうか。続けるのが辛い時どうしたらいいのでしょうか。ここで三つの提案をしたいと思います。


(拔のスタイルを変える


今の勉強法を変えてみましょう。勉強の内容そのものでもよいですし、勉強時間でも場所でも構いません。何かを変えること。それだけです。新しいスタイルでの勉強が少しでも「面白い」と感じられたら、成功です。やってみてください。


通訳者にとって集中力は重要な要素の一つです。「面白い」ものには自然と集中できるのです。集中できたらそれで効率よい勉強が可能になります。ちょっとした小さなことで構いません。その小さな変化が大きな転換期となるのです。

 

一冊音読


面白いと思える本、興味のある分野の本を一冊選び、音読してみましょう。英語でも日本語でも構いません。意味の分からない単語や表現にぶつかっても、辞書等で随時調べず、音読のペースを落とさないように読み進めてみてください。


私が受講生だった時、解剖学の英語教材を使用した授業で、原文が全く聞き取れず、かなり落ち込んだことがありました。日本語なら全て理解できるような、基礎的な内容であっただけにショックでした。予習として体の部位や臓器の名称の単語をリストを作って頭に入れていたにも関わらず、全く何を言っているのか分からなかったのです。


たまたま書店で、米国の大学医学部の学生用の、分厚い解剖学の教科書が目に付き、それを購入。ただひたすら音読をしたのです。3ヶ月後音読完了。結果、英語の文章が気持ち悪いほど理解できるようになっていました。大量の英文を集中的に音読するうちに、動詞の使い方が自然と身に付き、体の部位や臓器を表す名詞が文の中できれいに繋がって聞こえたのです。この時、理解とは単語単位ではなく、文なのだと確信しました。

 

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あなたはどんな目標をお持ちですか?


一つのことを継続するにはそれなりのしっかりした理由が必要です。中長期的な視点で目標をきちん定めること。「進級」や「期末テスト」は自分の尻をたたく、短期的な目的にはなると思いますが、それだけでは高い壁を乗り越える力にはなり得ないと思います。


敢えて「大きな目標」を立ててみましょう。具体的な期限を設けるのもよいでしょう。


私の場合、入学して1年くらい経った頃だったか、クラスメートには言えませんでしたが、密かに「??歳までにプロになる」と心に決めていました。

 

明確な目標設定は、自分が進む先に見える山の頂です。道に迷った時に見上げる大切な場所。是非考えてみてください。今後も自分自身の受講生としての経験を踏まえ、皆さんを支えていけたらと思っています。

<禁無断転載>

 

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<藤岡みどり先生のプロフィール>
高校時代のアメリカ留学を経て、東京外国語大学卒業後、商船会社、外資系企業に勤務。アイ・エス・エス・インスティテュート同時通訳科を経て、現在はフリーランスの通訳者として国際会議からアーティストのアテンドなど幅広い分野で活躍中。主に入門科、基礎科レベル、通訳訓練を応用した英語力強化クラスを担当。

 

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