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授業体験レポート:2016春【英語編】第2回 「こういう課題をやっています」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この春、10シーズン目を迎えています。2016年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は英語翻訳者養成コース「法務翻訳」クラスのO澤さんのレポートをお届けします。

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こんにちは!O澤です。第5回までの講義が終わりました。今回のレポートでは、どんな課題に取り組んでいるのか、ご紹介したいと思います!課題はふたつのパートに分かれています。

契約書一般条項パート…全体の約70%
各回ひとつの一般条項について集中的に取り組みます。

たとえば…
・第3回課題は、「契約期間に関する条項」。和文英訳が6題。
「契約期間が期間満了時に自動更新される例」や「政府による承認が条件となる例」、「海外販売代理店契約における販売量を基準とする例」など。
・第4回課題は、「債務不履行、解除条項」。和文英訳2題、英文和訳2題。
「一方当事者の解除権を認める例」や、「合弁契約」や「国際調達契約」など。

先生がおっしゃるには、一般条項はたいていの契約書に含まれるので、一般条項をクリアできれば、契約書の70%程度はカバーできる、ということです。同じ「解除条項」でも様々なケースの解除条項にふれることができ、2題、3題と進めるうちに、似た表現にも気づき、少しずつポイントが分かってきます。

表現演習パート…全体の約30%
法務分野特有の英語表現を使って一文や語句ごとに和文英訳をしていきます。

たとえば…
第4回課題では、「正当事由の有無を問わず」というものがありました。日本人的には、regardless of whether there is any justifiable reason or not とでもしたくなります。文として間違ってはいないようですが、正しくは、with or without cause で済んでしまいました。シンプルで「これだけで伝わるの?!」と思いませんか。

ほかにも、「債務不履行に陥っていない当事者」というのを、the party who does not fall into default としたくなりませんか?
それが、the non-defaulting party の一言で表現できてしまいます。

契約書条項と表現演習が組み合わさることで、和文英訳の表現力やボキャブラリーが鍛えられているように感じます。契約書は、日本語でも日常使わないような表現も多いですし、一文が何行にも渡ることもあり、拒否反応が出そうになります。(先生がおっしゃるには一文が30行というものあるそうです!)ですが、表現演習を通して、長く独特でややこしい英文を意味や表現のかたまりに因数分解できるようになります。すると、契約書条項を見ても、単語単位ではなく意味単位でとらえられるようになり、スピードも上がりますし、英文契約書が少しずつ自分のモノになっている感じがします。なっている……はず!!

次のレポートでは、私の提出課題に対して先生がどのように添削してくださっているか、先生が講義でどんなことを教えてくださっているか、など具体的にご紹介したいと思います!
 

| 授業体験レポート | 09:00 |

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