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「北京から見る日中翻訳業界」 第16回 「北京で整体が流行るわけ」


最近、中国のモバイルアプリはもしかすると日本よりも便利になったのではないかと思う時があります。コンビニやレストランではバーコードにかざすだけで支払ができるし、買い物の前に商品のバーコードにあてたら値段が分かったりもします。

以前にモバイルで手配するタクシーを紹介したことがありますが、これも発展進化を続けており、出発地と目的地、出発時間を設定すれば、システムが登録されている車を出発地付近で探し始め、手配されるとその車の現在地が地図上に表示されます。「あと何分であなたのところに到着します」というメッセージとともに、車の番号と運転手の名前、運転手の携帯電話番号が表示されるので、希望した時間に車がくるかどうか、自分の感覚で確認することも可能です。

支払についても、携帯アプリで紐付けられているので、現金を支払う必要もありません。降車後に運転手への評価を送信したら一件落着です。この評価が低いとアプリが配車する時の優先順位に影響されるので、運転手のサービスも格段にあがり、客が忙しそうなら邪魔をせず、退屈そうなら話を振るなど評判になっています。旧態依然とした従来のタクシーは逆に運転席に監視カメラをつけたせいで、かつては名物だった地元ドライバーとのよもやま話なども聞けなくなり、乗車から降車まで行き先を告げる以外一言も会話がないのと対照的ですね。

北京のレストランなら席につけばホールスタッフが注文をとりにきますが、軽食やファーストフードなどカウンターに並ばなければならない店も多くあります。一部のお店では携帯アプリを導入して店内にWiFiを用意し、席についてアプリで注文、アプリで支払できるようにしましたら、誰かが席をとって、誰かが並んでなんて手間がなくなり大好評になったそうです。

有名な人気レストランでは予約を受けないところや、日本式のラーメン店などで店の前に行列が出来るお店も予約を受け付けてないところが多くあります。本来は早めに行って並ぶしかなかったわけですが、そこで登場した携帯アプリのサービスが、「並び屋」ってもので、携帯で並んで欲しい店と時間を登録したら、その近くの並び屋が手配され、あなたの代わりに並んでくれます。タクシーチャーターの応用ですね。

そもそも北京で生活するのに、場合によっては自分自身がまるで動くことがなく怠惰な生活ができる環境がありました。レストランの宅配はもとより、クリーニングのピックアップ、コンビニからのミネラルウォーターやソフトドリンク、ビールやお酒におつまみなんでも配達できますし、部屋が汚れれば清掃サービスを呼べば1時間500円程度、万歩計をつければ1日に100歩も歩いてない北京人もいるのではと思います。

そうなると万年椅子に張り付いているオフィスワーカーなどから大きな需要が出るのがマッサージとか整体とかになるのですが、実はこちらも出張サービスが人気だそうです。便利過ぎるのも健康にはよくないかもしれませんね。翻訳などを生業にしていると職業病になっている人は日本でも多いかもしれません。かくいう私も腰痛持ちですから歩けるところは歩く、自分で出来ることは自分でするということを今年の目標にしますかね。

 
| 【中国語翻訳コース】 | 20:00 |

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