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授業体験レポート:2015春【英語編】第8回 「基礎科2修了、そして」

ISSスクールブログで人気の授業体験レポートは、この春、8シーズン目を迎えています。2015年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください!今回は、英語翻訳者養成コース総合翻訳・基礎科2のKさんの最終回のレポートをお届けします。

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いよいよ9月! この時期、特に秋の訪れを実感しますね。

私事ではありますが、おかげさまで無事進級が決まりました。結果通知を受けるまで、毎日ドキドキしながら過ごしていました。両講師から「素質・将来性あり」との評価をいただけたことが、私にとって大きな励みとなりました。

私にとってこれほど、言葉のもつ影響力について考えさせられた機会はありませんでした。普段何気なく使っていた日本語/英語ですが、言い方ひとつで印象を完全に変えられるということを初めて認識しました。両講師から頂いたアドバイスを素直に咀嚼、自らの滋養とし、自作の訳文に対する客観性を常に保ちながら、努力を継続していこうと思います。

第15回(最終回)の授業は英日でした。課題は特許明細書。
先生いわく、特許は「めんどくさい」面を持つそうです。特許明細書には特有の言い回しがあるため、言葉のひとつひとつを厳密に精査しながら適切に訳出すること、また、文体構造も重厚な(入り組んでいる)ことが多いため、訳語の「位置」に気をつける必要があるとのことでした。ホント、確かに「めんどくさい」(笑)でもパズルのようで面白いと思います。

今回は通信技術用語が頻発したため、Googleで検索しまくりました。テーマとなっている技術そのものが何であるかを理解していないと、やはり適切な訳は書けません。技術系翻訳において、複合名詞には定訳が存在するはずなので、それを見つけ出し、勝手に造語することは避けねばなりません。また、同じ単語が繰り返し使用される場合、翻訳学習者としては一文にまとめて訳出したくなるのですが、特許翻訳において「まとめ書き」は厳禁、一文一文厳密に訳出しなければならないとのことでした。

以上をもちまして、私の総合翻訳・基礎科2クラスの授業レポートはおしまいとなります。

毎回の課題には苦労しましたが、レポートを書くのもまた大変でした。「次のレポートのネタどうしよう〜」とHさんに愚痴ったこともありました。それでも、レポート担当になったことで受けたメリットは甚大でした。授業中、先生やクラスメイトの言葉を必死で聞き、事細かにメモを取ったので、講義内容が記憶に強く残りました。

今年3月、家事育児と両立できるかと受講を散々迷っていた私ですが、家族に背中を押され、レギュラーコースへの通学を決意しました。上位クラスへの進級が決定した今、人生二度目の本厄の年に、思い切って行動を起こして本当に良かったと思います。これもひとえにスーパーイクメンである夫の支えと、子供たちの笑顔の応援の賜物です。

5年後の翻訳者としての自分のイメージは描けています。あとは自分の訳文に「商品価値」を持たせられるよう、さらに努力を続けるのみです。

みなさま、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
 

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