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特別セミナーレポート「コミュニティ通訳の現状と展望 2015」〜参加者のみなさまからのご質問


アイ・エス・エス・インスティテュートでは、オリンピックに向けて、今後さらに需要の高まる「コミュニティ通訳」をより多くの方に知っていただくために、 多言語コールセンターを運営するランゲージワン株式会社(※)の営業部マネージャー、高橋恵介氏を講師に迎え「コミュニティ通訳の現状と展望」と題して特別セミナーを開催しました。

ここでは、講演「コミュニティ通訳の現状と展望」の後に行いました質疑応答の様子をお知らせします。

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特別セミナー「コミュニティ通訳の現状と展望」の詳細はこちら
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Q:これからISSの短期コースで電話通訳オペレーター実践講座がありますが、参加した場合に、採用時に優位になるということはありますか?

A:成績優秀だった方は優位になります。我々の講師陣が採点します。


Q:率直に、給与形態や、福利厚生について教えて下さい。

A:福利厚生については、入社時から完備しています。ただし、入社から半年間はアルバイト契約からスタートということになっています。アルバイトで終了を想定しているのではなく、ゆくゆくは契約社員、あるいは契約社員を経て正社員というようなステップは踏んでいただくのですが、スタートから正社員というような制度がないということもあり、今まで採用してきている方々も全員同様のステップを踏んできています。

アルバイトなので、ランクが下がるのでは、キャリアダウンなのではと思われるかもしれませんが、四六時中通訳する場にいるので、当然キャリアアップにもなってきます。実践的に自分を磨くことになると思いますので、キャリアアップをお考えの方、自分の通訳スキルを上げたい方も是非来てください。


Q:ATMでの対応や、観光に関する通訳など様々なシーンや、色々な言語の通訳さんの経験されたこと、受けた事案、その対応などを共有する機会、勉強する機会はあるのでしょうか?

A:観光にしても、金融にしても、過去の対応を記録しています。入社時の研修でも扱いますし、対応している時間外というところになりますが、そのような事例を勉強する機会というのは勿論あります。


Q:講座を受講して成績優秀者になれなかった場合でも、一般応募した時の採用の基準や必要な語学力レベルについて教えてください。

A:いわゆる言語的な資格試験で、はっきりとした基準があるわけではありません。言語でというよりも、電話通訳の経験を多数積んでいるうちのスーパーバイザーが、電話でテストをします。その時にどれくらいの速さで対応できるとか、いうところを見る側面があります。言語的なところは教えられませんが、オペレーターとしてのテクニック的なところは入ってからでも教えられます。

今、企業さんの問い合わせが非常に多くなっています。外国語で対応しなければならないサービスや商品の提供などについてです。そうなると英語と中国語のニーズがものすごく高まってきていて、相当人材が足りなくなってくるのでは、という予想をしています。このような状況で電話通訳オペレーター養成講座をサマーコースとして開講させていただく中で、興味を持っていただく、ということがまず第一にあります。そして実際にコールセンターの中でやってみて、これは自分に合っている、合っていないということも含めてあると思うんです。実際やってみて、電話だと人の顔が見えなかったり、音声だけでやることで緊張感もあったりしますが、通訳のレベルは確実に上がってきます。集中すればするほど当然通訳のレベルは上がってきますので、この講座を受けていただいた中での チェックで一旦は確認できますし、その先もご相談いただければと思います。

現在オペレーターの人数は36名おりますが、再来年には100名体制以上にしなければ、多分業務に追いつかないと思います。そのような状態になっていますので、普通に考えれば70名以上増員しなければならないと考えています。


Q:お話を伺っていると、純粋な通訳として相談の間に入るパターンと、旅行の相談のように、自分の持っている知識で答えるというパターンの両方がありますが、この割合はどのくらいでしょうか?

A:割合としては圧倒的に通訳する方が多いです。ただし、業務知識をもって対応する方が時間を取られるというか、例えば内容的に深いものをご案内するとか、総務省の住民基本台帳制度に関してもそうです。最近増えているのが、SIMカードですとか、WiFiの接続のサポートですとか、そういったことというのは、通訳よりも自分の知識をもって対応する、ということが増えておりますので、業務の負担をもって考えるとすると、半々といったところでしょうか。言語だけできればよいというものではないという場面も色々あります。

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以上でセミナーは終了しました。

皆さまには、講演、Q&Aとあわせてご参加いただき、コミュニティ通訳、電話通訳オペレーターについてより広く、深く理解していただけたかと思います。

参加された皆さまからは、コミュニティ通訳についての印象が変わったとして、次のようなご感想をいただきました。

・profitableな通訳という立ち位置の重要性に共感します。
・正確で信頼性の高い通訳の為にも、PROコミュニティ通訳がスタンダードになるべきだと思いました。
・具体的な事例を示していただき、また将来性も含めて、大変分かりやすくご説明いただきました。
・幅広い分野をカバーしていることを知りました。
・電話通訳のニーズがかなりあるという事を知りました。
・善意のボランティア支援から、ビジネス的プロ通訳のあり方を知りました。
・もっと世の中に知られれば、喜ばれるサービスだと思います。
・ボランティアではない分野がすでに確立されていることが分かりました。


お忙しいところ、アイ・エス・エス・インスティテュートの特別セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。

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特別セミナー「コミュニティ通訳の現状と展望」の詳細はこちら

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