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現地駐在員による〜中国北京便り〜第六回 「北京で飲み歩き」

アイ・エス・エス・インスティテュートと同じ、翻訳センターグループの一員である北京東櫻花翻訳公司(本社:北京市)のマネージャーが北京の最新事情をお伝えします。

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北京の街をぶらりと歩くと、最近目立って増えてきたものの一つに喫茶店があります。

日本と違うのは、その多くが夜はバーになるというところで、日中はコーヒーや紅茶、あるいは中国茶など、夜になると冷えたビールやカクテル、ワインや洋酒などがサーブされています。

以前中国で宴席や接待と言えば、中華高級レストランで円卓を囲むのが相場でした。ホスト側は事前に専門店で購入した高級酒などを持ち込むことも多く、店側もこういった習慣に寛容で、高級レストランの近くには贈答用の高級酒を販売する専門店が見つかります。そこで販売されるお酒は1本数百円のものから上は100万円なんてものも珍しくありません。

宴席では中華料理をつつきながら、そうやって選んだ、とっておきのお酒を勧めつつ(敬酒)乾杯(杯を乾かすのは、杯の底が見えるまで飲む=底に至るまで飲む=徹底的に飲む)を重ねていくのが昔ながらの中華風ノミニュケーションだったわけです。

伝統的な宴席に利用される中華高級レストランに対し、西洋風の「バー」などと言えば、数年前までは西洋人のためのものか、もしくは地球の歩き方の体験談に掲載されるようないかがわしいお店なども多かったわけですが、冒頭で紹介した近年流行のカフェバーには普通の中国人客の姿も多く見られ、値段も比較的高いのですが相応の雰囲気とサービスレベルを実現した、モダン北京の健全な社交場となっています。


さて、北京といえば日本では年中空気が悪いイメージが持たれているおり、確かに真っ白な日も多いのですが、空気がきれいで青空の見える日、星空の見える夜だってあるわけで、夏場ともなればバーの店先がオープンテラスに早変わりし、中国語や英語、時には日本語や韓国語も混じった笑い声が夜空に響きます。ビヤガーデンに生ビール!夏の楽しみに国籍は関係なさそうです。

余談ですが、中国のローカルレストランで冷たいビールを求めるのは時には困難を伴います。そもそも冷たい飲料を飲むという習慣は中国にはありませんでした。ある夏の日、冷たいビールを頼んだはずが、冷えてないものを出され、文句を言うと「ちゃんと冷蔵庫から出してきたから『冷たいやつ』に間違いない」と返されました。いつ冷蔵庫に入れたのかと確認したら、「1時間前だ!」と、胸をはって堂々と答える姿に感心したことがあります。昔話ではなく、数ヶ月前の経験でした。

カフェバーだと自動的に冷えたビールが出てきますが、中華料理だと高級レストランでも、ビールを頼んだら「冷たいのか?常温のものか?」と聞かれるのは、健康のために冷たいものは飲まないという中国人がいまでも多いからなのですね。

ビールの美味しい季節、冷たいものの飲み過ぎにはご用心!


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