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講師インタビュー 第5回: 日野峰子先生(英語通訳)

講師インタビュー第5回は、当校英語通訳者養成コース顧問で、プロ通訳養成科2クラスをメインに同時通訳科まで幅広いレベルの授業をご担当いただいている、会議通訳者の日野峰子先生です。


<日野先生のプロフィール>
北海道大学卒業後、すぐにフリーの通訳・翻訳者に。1988年より2年間、ISS通訳研修センター(現 アイ・エス・エス・インスティテュート)東京校同時通訳科に学び、卒業と同時に会議通訳デビュー。ハイテク・金融を始め、幅広い分野の国際会議で同時通訳者として活躍。当校での講師歴は20年以上に及ぶ。


まず、最近の日野先生の通訳のお仕事をいくつかご紹介します。
・世界医師会総会・理事会(同時)
・生物多様性ワークショップ(同時)
・ロシア特許セミナー(逐次)
・日米宇宙政策協議(同時)
・新エネルギー専門技術会議(同時)


日野先生からこのインタビューに際し、以下のコメントをいただきました。
「去年は3月の大震災の後、あらゆる会議がキャンセルとなり忙しいはずの春のシーズンが大打撃を受けたのですが、直後の3月14日に予定されていた超小型衛星シンポジウムは、海外からの参加者がすでに来日しており、すぐに帰国もままならなかったため、そのまま決行されました。ところが、その日の朝いきなり始まった計画停電で交通機関の間引き運転が行われ、日本人参加者の方が時間通りにたどり着けなかったり、常設の通訳ブースの鍵を持った管理人さんが遅れてきたり、大混乱でした。しかし、いったん会場に入られると皆さん腹をくくった様子で、何度も余震がある中、会議が淡々と進んだのが印象的でした。」


そもそも日野先生が通訳者になろうと思われたのは「アルバイトでの通訳経験が刺激的で面白かったため」だそうです。「特待生」(=入試の際の高得点者に対する受講料割引制度対象者)としてISSの同時通訳科 I (現 アイ・エス・エス・インスティテュート同時通訳科)に入学された日野先生ですが、受講開始当初は「クラスメートを見て『皆なんて上手なんだろう』とショックを受けたこともあった」そうです。


アイ・エス・エス・インスティテュートで講師をされていて、受講生のパフォーマンスで気になることや、受講生へのアドバイスを伺いました。


「きちんとした大人のpublic speakingのできない方が多いのが気になります。話し方(delivery)に関しては、注意を受けたら1度で直して欲しいですね」


先生はまた、学校などに通って専門的な通訳の訓練を受けたことがある人とそうでない人(自己流の人)とでは、実際の仕事(通訳)の現場でもパフォーマンスに差があり、その決定的な違いは「精度へのこだわりと訳出のまとまりの良さ」だと指摘されています。


「どんなタイプの人が、通訳者にむいていると思いますか?」との問いには、「バランス感覚の良い人、めげない人、周りの人達と普通のコミュニケーションができる人」とお答えいただきました。


最後に、これから通訳の勉強を始めようとしている人に日野先生からのメッセージです。


「受講料を払って通訳学校に通うのは、自分に対する投資です。最大限に生かすためには家庭でも充分時間をかけて学習・訓練ができる環境を整え、自分が主体であるという意識を常に持つようにしましょう」

 

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| 講師インタビュー | 21:39 |

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