通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


『ザ・通訳道』:徳久圭先生 (3)


徳久先生の連載最終回では、これまでに届いたご質問より1つに限定し、先生にお答えいただきます。

<ご質問>
現在テキストなどを使い、個人的にトレーニングしている者です。
記憶力が悪く、10秒から20秒程度の長さでも、内容を落としてしまいます。
また、忘れたと思うことにより、余計にあせり、そこで訳出が止まってしまいます。どのような訓練をすれば、このような状況にならず、きちんとした訳ができるようになるのでしょうか? メモはどの程度頼りにすればよいのでしょうか? ご教示いただければ幸いです。


 逐次通訳の訓練で、「短時間の発言なのに内容を捉えきれない」とか「メモが追いつかない」、あるいは「内容を落としたことに焦って、ますます支離滅裂な訳出になってしまう」という悩みはよく寄せられます。

 おっしゃるとおり、記憶力が弱いというのは原因の一つだと思いますが、原因は他にも色々とありそうですね。たとえばリスニング力の弱さ。聞こえてきた音が確かな意味を持って映像を結ばないから、記憶となってのこらず、内容を落としてしまうわけです。

 リスニング力を伸ばすには様々な方法が考えられますが、個人的にはディクテーション(書き取り)を大量に積み重ねるしかないと思っています。いまはラジオのニュースでもテレビの解説番組でも、素材はインターネットで簡単に入手できます。これを聴きながら、一字一句もらさず精緻にディクテーションするのです。時間もかかりますし、非常に疲れる訓練法ですが、頭の中に明確な映像を結ばない単語やフレーズを身体に覚えさせるためには、こういう地道な訓練を積み重ねるしかありません。しかも大量に。

 一方で「精緻なディクテーション」と矛盾するようですが、訳出の訓練では「いくつか単語が聴き取れなくても、文章全体で意味が取れればよい」と開き直ることも大切です。簡単な例を挙げると、"今天我跟傑克一起去新宿伊勢丹買東西。"という発言があったとして(あまりに簡単すぎますが)、仮に"傑克"とか"伊勢丹"などの予期せぬ名詞が聴き取れなかったとしても、話の核である"去新宿買東西"が聴き取れれば、何とか発話者の意図は訳すことができるはずです。もちろん固有名詞を落とせば、訳出の質も落ちますが、パニックになって何も訳さないよりはずっとましなのです。

 いま「意図を訳す」と書きましたが、「意味ではなく、意図を訳す」ことを意識するのもよいかもしれません。通訳訓練を担当していていつも感じるのは、みなさん語学学習で長年取り組んでこられた「日文中訳」や「中文日訳」からなかなか抜け出せないということです。これはおそらく中学校や高校での語学教育も影響しているのだと思いますが、前述の"今天我跟傑克一起去新宿伊勢丹買東西。"という発言を「今日私はジャックと一緒に新宿の伊勢丹に行って買い物をします」などと、それはそれは律儀に訳そうとする方が多いですね。聞こえてきた単語を片っ端から頭の中で翻訳しようとするんです。でも、このように簡単な発言ならまだしも、より複雑な発言でそんなことをやっていたら、たぶん追いつかなくなると思います。

 それにこの訳、少々堅すぎませんか。語学の試験なら満点でも、通訳者の訳出としてはやや魅力に欠けます。日本語は分かりきった主語を極力省こうとしますから、話し手がはっきりしていれば「私は」は不要ですし、"一起去買東西"も「(だれそれ)と買い物」だけで「一緒に」のニュアンスはすでに出ています。時と場合にもよりますが、生身の人間はもっと自然な話し方をするのではないでしょうか。そして通訳者はその生身の人間になりかわってしゃべるのが仕事なのです。

 「まあ大体こんなことを言ってるんでしょ」といういいかげんな訳出を推奨するわけではありませんが、「日文中訳」や「中文日訳」から抜け出して、話し手の意図を的確につかみ、その人になりかわって人間味のある訳出ができるようになるためには、サマライズ(要約)やパラフレーズ(言い換え)などの訓練が有効だと思います。

 さらには、こうした話し手の意図をふまえた訳出を可能にするためには、事前の十分な調査に基づく背景知識が力を発揮することは言うまでもありません。豊富な背景知識がリスニング力をバックアップしてくれることもあるのです。

 メモについてもご質問がありましたが、メモはあくまでも記憶の補助です。メモを取ることに集中しすぎてリスニングがおろそかになったり、メモの解読に苦労して訳出が乱れたりするようでは本末転倒です。できるかぎりの省力化を目指して記号や絵を活用する一方で、短期的な記憶力自体の強化に努力すべきでしょう。

 そうした短期的な記憶力を増強するために、そして正しい文法や語順や語感を身につけるために、シャドーイングやリピーティングなどの基礎的な通訳訓練も引き続き行ってください。しつこいようですが、これも大量にですよ。

 というわけで、結局はISSインスティテュートでみなさんが日々行っているようなさまざまな訓練を地道に積み重ねて、実力を向上させるしか方法はないというありきたりなお答えになってしまいます。「語学に王道なし」といいますが、「通訳道」にも王道はないのでした。


中国語通訳者養成コース講師 徳久圭(とくひさけい)

武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。出版社等に勤務後、社内通訳者、フリーランスの通訳者・翻訳者等を経て、現在日中学院専任講師、アイ・エス・エス・インスティテュート講師。

| 『ザ・通訳道』 | 10:05 |
『ザ・通訳道』:柴原早苗先生 (3)


柴原先生の連載最終回では、これまでに届いたご質問より3つに限定し、先生にお答えいただきます。

<ご質問1>
サマーコース2008「無理なく学べるはじめての英語通訳訓練」を東京校で受講しました。先生の授業に参加して、通訳の奥深さと、厳しさ、また、そこから生まれる楽しさに感動しました。先生に質問があります。私は私立学校に勤務し、外国人の通訳をする機会が多少あります。そのときに困るのが、ディベートです。あちらこちらから一気に声が上がり、通常一人で対応するため、こちらのスピードが追いつかない現状があります。ヒートアップしたときには特に大変です。このような現場ではどのように対処していけばよいか、ヒントをいただけますと嬉しく思います。

 こんにちは。「はじめての通訳訓練」を受講していただき、ありがとうございました。おっしゃる通り、通訳は内容面でも多岐に渡りますし、通訳者がそれまで生きてきた人生で培った知識を総動員する、そんな職業だと思います。自分がいかに物事を知らないかを痛感すると同時に、新しい知識を習得する楽しさもあります。いわば、仕事を通じてたくさんのことを学べる、まさに稀有な職業だと私は思っています。
 
さて、ディベート現場で通訳をしていらっしゃるとのこと。ディベートという、参加者自体が非常に緊張した場面ですので、同時にたくさんの意見が上がったり、ヒートアップしたりというのは大いにありうる状況だと思います。私自身もかつて英語の私塾に通っていたことがあり、そこでディベートを習っていましたので、よくわかります。ただ、参加者としてディベートを行うのと、それを通訳するのとでは大いに異なりますよね。
 
まず、ディベート現場での通訳ですが、対応方法として以下の3つが考えられます。
 
(1)参加者やジャッジなどに対し、「話すときは同時に複数が話すのではなく、一人ずつ話してください」とあらかじめ要請しておく。

 これは、通訳という性質上、同じ部屋で複数の人間が同時に声を出していれば物理的に通訳不能になってしまうからです。通訳者にとっては、本来であれば、防音施設のしっかりした部屋で、一人ずつ話しているものをヘッドホンから聴き、マイクを通じて訳していくことが一番作業としてはやりやすいと思います。なぜならば、通訳という作業自体、大変集中力を要するものであり、集中して訳す以上、なるべく周囲の雑音(たとえば部屋の外から入ってくるヘリコプターの音や、くしゃみの音なども含みます)を抜きにした状態で訳すのがベストだからです。よって、こうした状況が難しいのであれば、せめて通訳者が訳しやすいよう、先方に条件をつけていただくということが、よりよいアウトプットに結びつくと思います。ただし、その際は「通訳」という作業がいかに集中力を要するか、また、正確な訳を生み出すためにもそうした適切な労働環境が必要であるということを、まずは周囲に理解していただく必要があるでしょう。いわば、通訳業に対する認識を全員に高めていただくことがまずは大切かと思います。

(2)通訳者の人数を増やしてもらう

 通訳すべき対象(ディベート参加者やジャッジ)などが複数にわたる場合、本来であれば複数の通訳者を配置することで、通訳者の負担はかなり減ると思います。たとえば肯定側の通訳者はAさん、否定側の通訳者はBさん、ジャッジの通訳者はCさんという具合にすることで、通訳者一人当たりの負担を減らせるのです。または、役割分担せず、複数の通訳者の間で訳出時間を10分ずつ区切るなどすることで、集中力を維持することができます。
 実際、私が携わる通訳現場でも、通訳時間が長時間にわたったり、たくさんのスピーカーがいたりする場合は、複数の通訳者で対応しています。通訳者が一人で対応してしまってアウトプットの質が低下してしまえば、コミュニケーションとして成立しなくなってしまうからです。そうした事態を避けるためにも、訳のクオリティーを維持する上でも、複数の通訳者がいるということは非常に大切になってきます。

(3)通訳者の通訳時間を適宜入れてもらう

 上記の2案が難しい場合、最終手段として、通訳者が内容の概略をまとめて通訳できる時間を時々盛り込んでいただくのはいかがでしょうか?つまり、一字一句を同時通訳あるいは逐次通訳で訳すのではなく、数分間の発言があったら、そこで止めていただき、通訳者自身が解釈した「全体の流れ」を「概略として述べる」という方法です。この場合、通訳者がやるべき作業としては、すべてを通訳するのではなく、「全体の中で話がどのような方向へ向かっているのか」、「スピーカーが一番言いたいことは何なのか」を把握することになります。通訳する際も、かなりの編集力を要することになりますが、全体的な流れを把握しながらになりますので、通訳者自身の負担もかなり軽減されると思います。

 いかがでしたか?通訳者というのは黒子ではあるものの、その一方でコミュニケーションの懸け橋となる、重要な役割を担っています。通訳者自身がより良い品質の通訳をしていくためにも、周囲に対して通訳業そのものの啓蒙活動も必要になってくるでしょう。通訳者に対する理解が深まることで、通訳者自身も作業がしやすくなりますので、ぜひがんばって環境改善を行ってみてくださいね。


<ご質問2>
柴原先生こんにちは。いつも楽しくブログを拝見しております。現在基礎科1クラスを受講しておりまして、今回ぜひお話を伺いたいと思いメールをお送りしました。
通訳訓練の受講は2学期目なのですが、仕事が忙しく週に2,3回は夜11時過ぎまで、時には終電まで残業しなければなりません。家に帰ったら勉強する気力が起きないため、土・日に集中して勉強しているのですが、それではどうしても大量の単語を覚えきれませんし、予習・復習も不十分になってしまいます。できるだけ教材に触れる時間を作ろうと、通勤途中に単語帳を広げたり、ポータブルプレーヤーで教材の音声を聞いたりしているのですが、あまり成果が出ていない気がします。こんなやり方でいいのでしょうか。先生はお仕事が忙しいとき、時間をどのように使っていらっしゃるかお教えいただけないでしょうか。

 ご質問ありがとうございます。お仕事が多忙な中、ISSでの受講もよく頑張っていらっしゃると思います。2学期目まで続けるということだけでも大変なのですから、まずは自分の努力は大いに認め、自分の頑張りを褒めてあげましょう。

 さて、勉強のタイミングですが、これはその人その人が置かれている状況によって、大いに変わってきますよね。ご自身の場合、平日の夜は疲労感で勉強する気力がわかないとのことですので、以下の点で工夫をしてみてはいかがでしょうか?

(1)早朝時間の活用

 人間の体は夜に眠り、朝起きるという構造になっています。ですので、無理に夜に勉強しようとせず、疲れているのであればなにはともあれ睡眠をとるようにしましょう。ただし、ほんの10分でも良いので、その分、朝早く起きるようにしてみてください。ぐっすり眠った分、わずかでも早く起きることで、早朝の時間を自分でコントロールできるようになります。たとえ10分でも、「疲れた状態の夜の10分間」と、「多少眠いけれどがんばって起きた朝の10分間」では質が違います。
 その10分間で、単語テストの予習をする、あるいは学校の教材の復習をするなど、うまく活用してみてください。なお、声を出すと体全体が目覚めますので、単語暗記や教材復習においてもぜひ声を出しながら勉強をしているといいでしょう。

(2)興味のある教材の活用

 一日忙しい仕事を終えた時というのは、電車の中で本も新聞も読みたくない、ただぼーっとしていたい、という心境になりますよね。私も通訳業務でぐったりしたときなど、まさにそんな心境です。車内で読もうと思ってせっかく持参した本も、カバンをかえって重くしているだけ。そんなことはしょっちゅうです。けれどもそれでは時間がもったいない、というのであれば、ぜひポッドキャストを活用してみてください。
 私はBBCのポッドキャストでいくつかお気に入りの番組を登録しているのですが、その内容も硬派のドキュメンタリー番組から、柔らかいコメディ、短時間の子ども向けニュースなど、いろいろと入れています。頭が元気なときは長いドキュメンタリーを集中して聞いていますが、長時間聞くのは体力的に大変というときは、数分間の子どもニュースに耳を傾けています。子ども向けですので単語や構文もわかりやすく、内容も多岐にわたるので楽しめます。一方、「体はぐったりしている。何かパッと楽しい話題が欲しい!」というときは、コメディを聞いています。電車の中なのでにやにやしたり笑ったりすると怪しまれますので、自分の表情をクールにするのがむしろ大変なのですが、英語も聴きながら、気分転換もできるので、大いに気に入っている作業です。
 最近はi Tunesでオーディオブックも購入できます。コメディに限らず、自分の関心のある分野のものを入手し、疲れているときに聞いてみると、英語力・知識力のアップにつながるでしょう。

(3)目標の明確化
 
 勉強にしてもスポーツにしても、一番大事なのは目標の明確化だと言われています。ですので、たとえば「来学期は絶対に進級する!」「来月の検定試験のスコアをあと○○点アップさせる」といった具体的な目標を考えてみてください。「来学期」「来月」という具体的な期日があるほうが、行動計画も立てやすくなります。
 通訳学校にお金と時間を費やして通学しているのであれば、やはり進級という大きな目標を掲げたほうが、普段の勉強や授業の受け方も、より真剣になると思います。「進級するためには単語テストでどれぐらいとるべきか」「中間・期末試験の復習教材ではどれぐらいの訳を目指せばいいのか」といったことも、より具体的に考えられるようになるでしょう。
 私自身、現場で通訳作業をするようになってからも、自分の英語力維持のために定期的に検定試験を受けるよう心がけています。自分の「今」の英語力が判定されるので、ある意味ではコワイのですが、そのようにして客観的に自分の力を判断することも、英語力アップのために大切だと思っています。ぜひご自身も、いろいろと工夫してみてくださいね。


<ご質問3>
柴原 早苗先生、はじめまして。現在入門科クラスに在籍している者です。
いま勤めている職場には外国人の同僚もおり、仕事では英語を使う機会があるのですが、将来的には通訳や翻訳の業務がある職場で働き、いつかはフリーランスの通訳者になりたいと思っております。
ただ、通訳・翻訳業務がある職場に転職しようと思っても、実務経験を問われ、なかなか応募できるものがありません。
履歴書に書けるような通訳・翻訳の経験はどのようにしたら積むことができるのでしょうか。何かヒントをいただければ嬉しいです。

 ご質問、ありがとうございます。通訳コースの入門科に在籍していらっしゃるとのこと。お仕事をしながら授業の予習復習は大変かと思いますが、ぜひ上のコースをめざしてコツコツと努力を続けてくださいね。

 さて、ご質問は「将来的にフリーの通訳者になりたいけれど、実務経験がない。どのようにして実務経験を積んだ上でデビューすればよいか」ということですよね。では具体的な方法を見てみましょう。

 (1)社内での通訳翻訳業務に携わる

 今の職場は外国人スタッフもいらっしゃるとのこと。社内のほかの部署で英語を使うところはありますか?たとえば翻訳ができる部署、かんたんな通訳作業があるところなど、ぜひ調べてみましょう。そうした部署に異動できるのであれば、これは貴重なチャンスです。上司の方に事情を説明して、人事異動が可能かどうか打診してみてください。せっかくフルタイムの職場にいらっしゃるのですから、まずはそこの中でできる限り経験を積むことが、後にフリーになった時に生きてきます。ですので、現在自分が置かれている場でチャンスがあるかどうか、検討してみましょう。

 (2)ボランティア通訳に携わる

 会社で通訳翻訳作業が全くない、という場合、地元の国際交流協会などに登録してみてはいかがでしょうか?今はどの都道府県や政令指定都市にも国際交流協会があり、ボランティア通訳者・翻訳者を募っています。「平日は仕事が忙しいのでお手伝いできないけれど、休日のイベントなら参加できる」といった具合に自分のスケジュールに合わせてかかわることができます。私自身、通訳者デビューを目指し始めたころから自分が住んでいた市と県の国際交流協会に登録し、さらにその後、隣の市の協会にも登録しました。当時私も会社員でしたので、ボランティア通訳ができたのはもっぱら休日だけでしたが、通訳者になるという大きな夢がありましたので、依頼があった時は本当にうれしかったのを覚えています。完全にボランティアベースで持ち出しになることもありましたが、携わった業務はどれも興味深い内容ばかりで、通訳現場が具体的にどのようなものなのかを知ることもできました。非常に有意義だったと思っています。

(3)通訳・翻訳実績表を作っておく

 たとえ少量の翻訳作業であれ、会議の受付で英語を使ったのであれ、ボランティア通訳であれ、ほんの僅かでも「翻訳」「通訳」の作業を伴うものに携わったのであれば、ぜひ自分の通訳・翻訳実績表に記録しておきましょう。書き方としてはこんな感じになります:

例1:「2008年12月15日 ○○シンポジウム 受付業務。外国人来賓の受付および日本人スタッフとの逐次通訳作業 (英日・日英、5時間)」
 通訳業務であれば、開催日、内容、通訳作業の内容や総時間などを記入します。

例2:「2008年12月16日 ○○部△△課 マーケティング用プレゼンテーション資料翻訳 (日英、2000字)」
 翻訳作業の場合、資料内容、英日か日英か、元の資料の文字数を記しておきます。

 ちなみに私は自分の実績表に通し番号を付けているのですが、通し番号が増えるたびに「よし、次の大台も目指して頑張ろう!」と自らを励ましています。どんなに小さな作業でも、通訳翻訳作業があった時にこまめに記録しておくこと。これが蓄積となり、自分だけの実績表が出来上がっていきます。ぜひ試してみてください。

 アイ・エス・エスではOJTの機会もあります。また、人材派遣に関する説明会なども開催されていますので、業界について知る上でも、ぜひ活用してみてください。


英語通訳コース講師 柴原早苗(しばはらさなえ)

 上智大学文学部社会学科卒業。航空会社、大学事務所勤務ののち、ロンドン大学LSEにて修士号取得。BBCワールドを経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。アルクEnglish Journal「BBCニュース」を監修するほか、通訳・英語教育などに関する記事を各紙に寄稿。ESAC英語学習アドバイザー資格制度「プロフェッショナル・アドバイザー」の資格を保持。「やる気が出る授業」として生徒から定評がある。
 現在はアイ・エス・エス・インスティテュート東京校にて基礎科1、横浜校にて準備科の指導に携わる。また、今年のウィンターコースでは東京校にて「ワンランクアップの通訳訓練」、横浜校にて「無理なく学べる はじめての英語通訳訓練」「パフォーマンスに差をつける『デリバリー講座』」を担当。


| 『ザ・通訳道』 | 16:58 |
『ザ・通訳道』:徳久圭先生 (2)


質問: これまでの仕事での印象的なエピソードはありますか。

 どの仕事も印象深くて忘れることができません。

 他言語の状況はあまり詳しくありませんが、中国語の、それもフリーランスに限って言えば、通訳者の仕事は分野があまり細分化されていないようです。例えば、経済に関するセミナーの次はアイドルのインタビュー、その次は自動車工場の視察……というように、一人の通訳者がさまざまな業界の仕事を請け負うのが一般的です。

 しかも通訳者が呼ばれるような現場は、その業界で最先端の話題を話し合う場所であることが多いんですね。新しい情報や知見について、まだ相互理解が足りない、もっと情報を交換したいというときに、本来ならば部外秘なんだけれどもお互い言葉が通じないので通訳者を雇おう、と。つまり通訳者には、一般の人が参加できないようなシチュエーションに呼ばれて、時代の先端を直接肌で感じるという「役得」が与えられているわけです。

 私はまだまだ駆け出しですが、それでもこれまでにいろいろな場所で通訳の仕事をしました。地下に作られた特殊な巨大空間の中でステンレスの溶接について話したこともあれば、大勢のファンが熱い視線を送る女優の隣で「マスカラが『パンダ眼』にならないコツ」についてレクチャーしたこともあります。広大なプラント内を自転車で移動しながらトランシーバーと携帯電話を交互に持ち替えつつ仕事の指示を「遠隔通訳」したこともあれば、業界のフィクサーとおぼしき人物の私邸にうかがって非公式な談判をしたこともあります。

 私は根っからの文系人間ですので、物理や化学や数学や工学などがからむテクニカルな内容はあまり得意ではありません。ですから、そういう分野の仕事をする際には専門書を読み、インターネットで調べ、専門家に即席のレクチャーをしてもらうのですが、なにせその現場で一番の門外漢は私なのです。その私がその道の専門家になりかわってしゃべらなければなりません。先回もご紹介した米原万里さんの言葉を借りれば、いつも「諦めと自棄(やけ)っぱちと向こう見ずが団子になったような気分」で仕事に臨んでいました。

 ところが、どんな業界でも最先端の話題というのはとてもエキサイティングな内容なんですね。まだその業界に定論というものがなく、それを求めて言語の異なる人々が真剣に議論をするわけですから。しかもそこには人間が営々と積み重ねてきた智恵や技術が詰まっており、その凄さが全くの門外漢である私にも伝わってくるのです。これはとても知的好奇心を刺激される楽しい経験です。まさに役得と言ってよいと思います。

 もちろん実際には、そんな心躍る経験ばかりではなく、胃が痛くなるような「修羅場」もあります。あるスポーツチームの通訳をした時など、試合中にささいな反則から乱闘になってしまい、選手も審判もそれぞれが母語で一斉に怒鳴り散らして誰も通訳者の訳出など聞いちゃいない、という状況がありました(そりゃ、ま、そうでしょうね)。ある企業のレセプションでは、双方が鯨飲に馬食を重ねて盛り上がり、きわどい冗談の応酬をしあう場面にも遭遇しました。こうなるともう通訳者というよりは幇間(たいこもち)です。発言を訳すというより、何でもいいからとにかく面白いことを言って、相手を笑わせることに専念しなければなりません。相手が笑わなければ、すぐに座が白けてしまいますから。

 いかがでしょう。通訳者の仕事は面倒だと思われますか。それとも刺激的で面白いと思われますか。


>> 『ザ・通訳道』 徳久先生(3) へ


中国語通訳者養成コース講師 徳久圭(とくひさけい)

武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。出版社等に勤務後、社内通訳者、フリーランスの通訳者・翻訳者等を経て、現在日中学院専任講師、アイ・エス・エス・インスティテュート講師。

| 『ザ・通訳道』 | 11:17 |
『ザ・通訳道』:柴原早苗先生 (2)


質問: これまでの仕事での印象的なエピソードはありますか。

 通訳業を10年以上続けていると、実にさまざまな経験を積み重ねることができます。訳していて心がウキウキするような業務もあれば、非常に深刻な内容で目に涙をためながら通訳をしたこともあります。どのような案件であれ、通訳者というのは言葉の仲介人として、正確さが必要なのはもちろんのこと、私情を交えずに依頼主のツボを得た通訳をすることが求められると思います。

 さて、これまでの自分の経験を振り返ってみると、今でも忘れられない通訳業務があります。

 それはデビューして数年後にいただいたお仕事で、ある国の防衛関係者が日本の防衛庁を表敬訪問する際の通訳でした。当時は今ほどパソコンやインターネットが主流ではなく、また情報公開の法律なども厳しくなかったのです。よって、かなり前から関連資料をいただくことができました。そうした資料を元に、「防衛白書」を入手したり、月刊「新聞ダイジェスト」から関連記事を切り抜いたりして、自分なりの準備をしていったのです。グーグルで一発検索ができない、いわばアナログの時代だったからこそ、自分でどのような資料が必要なのかを嗅覚で探し出し、それを予習する。そんなのんびりした時代でした。

 安全保障関連の条約や兵器の名前、両国間の防衛関係史などを徹底的に頭に叩き込んだおかげで、通訳業務そのものはスムーズにいったと記憶しています。しかし、今でも鮮明に覚えているのは、レセプション時の一幕です。

 それは両国の防衛関係者を招いた立食パーティーでした。海外からのお客様に日本料理を味わっていただこうと、会場には様々な和食のメニューが並んでいました。中でも外国人関係者がもっとも興味を抱いたのが、お刺身の大皿だったのです。

 私自身、お刺身は大好物です。でも普段、一つ一つのお魚を確認して食べるというよりは、家族や友人と楽しく会話しながら、気がついたらお刺身はお腹の中、という食べ方をしてきました。よって、パッと見ただけでそれが何の魚なのかはまったくわからない状態だったのです。

 一方、当日の会場では、興味津々といわんばかりにお刺身の周りは人だかり。"What's this?" "What is this fish called in English?"といった質問が相次ぎました。幸い、イカ、タコ、マグロあたりまではすぐにお答えすることができましたが、「白いうす〜い切り身」や「テカテカしている青魚風の切り身」などになってしまうと、日本の関係者やその場にいらしたシェフに伺うしかありません。ところが「スズキ」「カンパチ」「ボラ」などといった、普段聞きなれない名前が返ってきても、英語名がわからなかったのです。しまいには"It's a kind of fish"ですべて切り抜けるという荒業をやってしまいました。

 通訳の勉強をしていたころはひたすら難しい内容を覚えたり、単語や構文を習得したりすることに励んでいました。しかし、いざ現場に立ってみると、専門分野以上に、一般的な知識も求められることがわかったのです。普段からさまざまなことに好奇心を抱き、日本語でも英語でも言えるようにすること。それが通訳者にとって求められることだと改めて感じたエピソードでした。


通訳デビュー当時の様子


>> 『ザ・通訳道』 柴原先生(3)へ


英語通訳コース講師 柴原早苗(しばはらさなえ)

 上智大学文学部社会学科卒業。航空会社、大学事務所勤務ののち、ロンドン大学LSEにて修士号取得。BBCワールドを経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。アルクEnglish Journal「BBCニュース」を監修するほか、通訳・英語教育などに関する記事を各紙に寄稿。ESAC英語学習アドバイザー資格制度「プロフェッショナル・アドバイザー」の資格を保持。「やる気が出る授業」として生徒から定評がある。
 現在はアイ・エス・エス・インスティテュート東京校にて基礎科1、横浜校にて準備科の指導に携わる。また、今年のウィンターコースでは東京校にて「ワンランクアップの通訳訓練」、横浜校にて「無理なく学べる はじめての英語通訳訓練」「パフォーマンスに差をつける『デリバリー講座』」を担当。


| 『ザ・通訳道』 | 11:01 |
『ザ・通訳道』:徳久圭先生 (1)

お9・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
質問: 通訳の仕事を目指したきっかけを教えてください。

 あまりにも「ベタ」な理由ですが、ロシア語通訳者の米原万里さんが書かれた『不実な美女か忠実な醜女か(新潮文庫)』を読んだことです。当時私は小さな出版社に勤めていて、社会保険関係の出版物を作っていました。中国語は学んでいましたが、週に何度か学校へ通う、ほんの趣味程度のもの。大学で専門的に学んだわけでもなければ、留学したこともありませんでした。

 米原さんの本には、通訳者という仕事の面白さ、大変さ、そして異なる言語間でのコミュニケーションにまつわる様々な喜悲劇が「てんこ盛り」でした。編集者をしていたこともあって、もともと言葉に興味があり、その言葉を縦横に駆使して世界中を飛び回る米原さんの姿に、「かっこいいなあ」と思ってしまったのです。本当に単純な動機です。

 その後、運よく奨学金を得て会社を辞め、中国に一年半ほど留学しました。通訳者になるという野望を秘めての留学でしたので、極力日本語を使わない生活を心がけました。日本人と話す時さえ日本語を使わず、かなり奇妙な存在だったと思いますが、当時私はすでに三十路に突入していましたから、今さら「青春をエンジョイ」などとは思っていませんでした。とにかく中国語の能力を高めたい、そうすれば通訳者になれるかもしれないという一念でしたね。通訳者は、外語能力もさることながら母語の力がより重要であると気づくのはまだまだ先の話です。

 留学から戻り、ISSで初めて本格的な通訳訓練を受けました。授業初日はとても緊張していて、ビジネススーツで臨んだことを覚えています。訓練といえども、仕事の現場と同じような雰囲気に自分を置くほうがいいと思ったから――というのは建前で、実はダークスーツに身を固めた通訳者を「かっこいいなあ」と思っていたからです。首脳会談などで、VIPの後ろに陣取っているクールな通訳者がいますよね。あの姿に憧れたのです。やはり単純なんですね。

 ISSで学んだあと、通訳者として台湾へ赴任することになりました。日本企業が台湾で行う大規模プロジェクトに伴う長期派遣で、ISSの派遣サービスから紹介された仕事です。いよいよ「ダークスーツでクール」な通訳者としてデビュー! と思いきや、現場は寒風吹きすさぶ海辺の巨大プラントでした。スーツならぬ作業服に身を固め、ヘルメットをかぶり、高所作業用の安全ベルトを着用して、目もくらむような高さの場所で大声を張り上げながら通訳する毎日。自分のイメージとはずいぶん違う現場が待っていました。

 もちろんVIPの会談や技術会議などにもかり出され、そこではより精緻でフォーマルな訳出を求められました。なぜか台湾側に通訳者がつかないことも多く、双方向の通訳を一人で十数時間こなしたこともあります。自分が黙ってしまったらすべてが止まるという緊張感の中で、「とにかく、何が何でも訳しきる!」という度胸が身についたような気がします。

 台湾から戻ってもう一度ISSで学び、その後フリーランスの通訳者になりました。現在は専門学校の講師をメインに、通訳や翻訳の仕事をしています。昨年からはISSでもクラスを担当することになったので、これまでに現場で得た数少ない経験の中から、少しでも受講生のみなさんの参考になるような授業をと思って、毎回教案に頭を絞っています。

 プロの通訳者になる道は人それぞれ、様々なパターンがあります。私の経験がそのままみなさんの参考になるとは思えませんが、ひとつだけおすすめしたいのは、仕事に臨むような気持ちで授業に出るということです。服装もそれなりに整えましょう。スーツでなくてもかまいませんが、それなりの格好をしたほうが通訳者らしくて「かっこいい」じゃないですか。そして「何が何でも訳しきる!」という度胸を決めて臨んでください。仮にそれが「不実」な訳出になったとしても、訳さないよりは千倍もましなのです。米原万里さんもかつてこうおっしゃっています。「通訳者の心臓には剛毛が生えている」と。みなさんのご健闘を祈ります。


>> 『ザ・通訳道』 徳久先生(2) へ


中国語通訳者養成コース講師 徳久圭(とくひさけい)

武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。出版社等に勤務後、社内通訳者、フリーランスの通訳者・翻訳者等を経て、現在日中学院専任講師、アイ・エス・エス・インスティテュート講師。

 

-------------------------------------------------------------------

 

徳久圭先生が担当されるサマーコースのご案内

   台湾華語リスニング特訓
   東京校: 9/3(日) 15:00〜18:00
 
 短期コース2017サマーでは、入学金・レベルチェックテストは不要です。
 受講特典あり!クラスの詳細、お申込みはこちらから:
 https://www.issnet.co.jp/courses/c_i_short.html#feature1

------------------------------------------------------------------------

| 『ザ・通訳道』 | 10:13 |
『ザ・通訳道』:柴原早苗先生 (1)

質問: 通訳の仕事を目指したきっかけを教えてください。

 私は小学2年生から中学2年まで、オランダとイギリスに暮らしていました。オランダ時代はインターナショナルスクールに編入。ところが周りは日本人だらけで、学校では日本語ばかり話していたのです。英語を話すことはほとんどしないまま、2年間が過ぎていきました。

 その後父の転勤で渡英しましたが、転入した学校では私が日本人編入生の二人目。オランダで2年間暮らしたものの、せいぜい話せたのはYesとNoぐらい。しかも授業ではシェイクスピアや三角関数など、内容そのものも高度で、ついて行くだけで精一杯でした。教科書も分厚く、毎日山のような宿題が出て、子供心にとってもきついものだったのです。英語漬けの日々が続く中、日本語への飢えは募り、その反動で日本語の勉強に精を出したのを覚えています。

 14歳で帰国してからは普通に中学・高校・大学を日本で過ごしたのですが、幼少期の海外経験と日本語への飢えが私の土台を作っていたのは事実です。特に日本語で文章を書くということは海外在住当時から私にとって大いに喜びをもたらすものでした。このため、大学時代からジャーナリストや学者のような仕事にあこがれるようになり、千葉敦子さんや神谷美恵子さんの文章をたくさん読むようになりました。

 しかし、その一方で英語はどんどん忘れていきました。「英語圏で暮らした日本人の子どもは、帰国すると半年で英語を忘れてしまう」とよく言われますが、私もまさにその通りだったのです。大学入学時には、せっかく身につけた発音や表現力がほとんど失われていました。これに焦りを覚えたため、大学では通訳の授業をとり、民間の通訳養成所にも通いました。この時期はサビかけた英語力を引き上げることを重視するようになります。

 大学卒業後は外資系の航空会社に入社しました。しかし、幼少期に暮らしたイギリスにもう一度暮らしたいとの思いから、留学を目指すようになったのです。そこでイギリスの大学の日本事務所で3年間働き、資金をためた後、念願かなって留学することができました。

 ところが帰国してみると、日本ではバブルが崩壊。高学歴・高年齢・女性の就職は難しい時代になっていました。このまま失業してしまうのかと悩む中、昔の恩師にご挨拶に伺ったところ、通訳の仕事を偶然頼まれたのです。一つの仕事を終えると、では次もという話になり、いつの間にか私は通訳業を本業とするようになっていました。

 そしてその通訳業を続けること数年。今度は「留学ではなく、仕事でイギリスに暮らしたい」と思うようになったのです。合法的に仕事をするとなると、ビザがいります。会社側がビザを取得してくれて、雇ってくれる。そんな雇用先を探すことが必要になりました。そこで私は毎週月曜日に「ジャパンタイムズ」の求人欄をチェックすることにしたのです。数ヶ月後、偶然にもロンドンのBBC日本語部の求人を発見。応募したところ、運よく合格することができました。

 BBCでは4年間勤務し、2002年秋に帰国しました。現在私は日本でも放送通訳をメインとした通訳業を営んでいます。昔あこがれたジャーナリストという側面を含む、通訳業務です。様々な偶然が重なったようにも思えますが、一つ一つの経験が、今の自分を作ってくれていると思っています。かつてISSで学んだことも、今、そのISSで教壇に立っていることも、すべて私の血となり肉となっているのです。

 みなさんも、今ご自分の置かれている状況や経験をどうぞ大切にして、自分の夢に向かって歩んでいってくださいね。


>> 『ザ・通訳道』 柴原先生(2) へ


英語通訳コース講師 柴原早苗(しばはらさなえ)

 上智大学文学部社会学科卒業。航空会社、大学事務所勤務ののち、ロンドン大学LSEにて修士号取得。BBCワールドを経て現在はCNNj、CBSイブニングニュースなどで放送通訳者として活躍中。アルクEnglish Journal「BBCニュース」を監修するほか、通訳・英語教育などに関する記事を各紙に寄稿。ESAC英語学習アドバイザー資格制度「プロフェッショナル・アドバイザー」の資格を保持。「やる気が出る授業」として生徒から定評がある。
 現在はアイ・エス・エス・インスティテュート東京校にて基礎科1、横浜校にて準備科の指導に携わる。また、今年のウィンターコースでは東京校にて「ワンランクアップの通訳訓練」、横浜校にて「無理なく学べる はじめての英語通訳訓練」「パフォーマンスに差をつける『デリバリー講座』」を担当。


| 『ザ・通訳道』 | 10:03 |
『ザ・通訳道』 シリーズはじまります!

みなさん、こんにちは。
通訳者を目指す皆さんにお届けする新シリーズ、『ザ・通訳道』が、いよいよ明日より「ISSスクールブログ」で連載スタートします。

今回、ISSのプロ講師にご登場いただき、それぞれのご経験や通訳のお仕事の状況や目指す方へのアドバイスなど、大いに語っていただきます

英語・中国語の各言語の現役通訳者であるISS講師が順番で登場し、更新は月1回(月初)、来年3月までの連載の予定です。

また、シリーズ連載中は連載中の各講師への質問を受付します。お寄せいただいたご質問からいくつか選び、各講師の最終回で回答していただく予定ですのでどうぞお楽しみに 皆さんのご質問をお待ちしています


ところで、『ザ・通訳道』って何?と思ったあなたへ

それは、、、
読んで字のごとく、通訳の道。
通訳の理(ことわり)を追求する道。
通訳を志す者の心の中にいつしかひっそりと横たわり決して揺らぐことのない道。
(BY: ISS 『ザ・通訳道』 推進プロジェクト)

プロの通訳者の方はもとより、通訳者を目指す皆さんにもすでに通訳道の精神が宿っていることと思います。今回のシリーズを通して、通訳者を目指す多くの方々の励みになれば、とても嬉しいです

| 『ザ・通訳道』 | 15:35 |

☆好評連載中!
『柴原先生のワンランクアップの英語表現』
banner_shibahara.jpg

CATEGORIES

RECOMMEND BOOKS


SELECTED ENTRIES

CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

リンク

モバイル
qrcode