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『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第55回 「中華料理のメニューを見ながら覚える動詞」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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「動詞」を正確に使えば、ものごとがより具体的にイメージできて、文が生き生きとしたものになります。そこで、今回は中華料理のメニューによくでてくる動詞を一緒にみてみたいと思います。シェフの動きを思い浮かべながら、料理を注文する時点から美味しさを感じましょう。

 

炒める、蒸す、煮るなど、日本語と同じ漢字を使って意味も同じものもありますが、ここでは、日本語にない言い方の一部を見てみましょう。

 

冰镇啤酒(冷えたビール)、は食べ物や飲み物を冷蔵庫に入れるか、氷と一緒において冷やすこと。
鲜榨果汁(搾りたてジュース)、は搾ること。
沏一壶茶(熱湯でお茶をいれる)、は熱湯を注いでお茶や砂糖水を作ること。「冲一壶茶」「泡一壶茶」も同じ。
现磨咖啡(挽き立てコーヒー)、は摩擦、潰す、研磨の意味。
什锦拼盘(盛り合わせ)、は合わせること、ちなみに、パズルは「拼图」、パッチワークは「拼布」。
凉拌黄瓜(キュウリの和え物)、は和える、かき混ぜること。
碳烤叉烧(炭火焼チャーシュー)、は炙ること。
红烧肉(豚肉の角煮)、は焼くこと。「烧烤(バーベキュー)」のように似た意味の「」と一緒に使うこともある。
香煎黄鱼(揚げキグチ)、は少量の油でじっくり揚げること。
炸鸡块(唐揚げ)、は大量の油で強火で揚げること。
干煸四季豆(インゲン豆の炒め)、は汁を残さない炒め方。
红焖鸡块(鳥の煮物)、は蓋を閉めて煮る、蒸らすこと。
手捏饺子(手作り餃子)、は摘まむこと。
手擀面(手作り麺)、は麺棒で麺を伸ばすこと。

 

日本のレストランや料理屋では中国語のメニューがどんどん増えています。いかにメニューを正しく、美味しく感じられるように翻訳するかが腕の見せ所です。普段から、日本のメニューと中国のメニューに注目しているのであれば、楽にこなせるかもしれません。では、一緒に頑張っていきましょう。

 

では、次回は、「動詞と一緒に使う副詞を覚えましょう」ついてお話したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

战疫:「战役(戦争の一場面)」の「」と「瘟疫」の「」、発音が同じことで入れ替え、新型コロナウイルスと戦うことをい言います。

例:新冠病毒已经成为全球共同的战疫。
新型コロナウイルスは全世界に拡大し、共同の戦いとなっています。

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:37 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第54回 「春咲く花」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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春は花の季節、特に寒さが厳しい大陸では、長い冬が去り、春の花が人々を元気にしてくれます。

 

古くから春の花を詠う詩がたくさんあります。

 

例えば、桃の花について、日本語にも四字熟語として知られている「人面桃花」の出典があります。

 

去年今日此门中,人面桃花相映红。
人面不知何处去,桃花依旧笑春风。
 
(「去年の今日此の門のうち、人面桃花相映じて紅なり、人面はただ今いずれの処にか去る、桃花は旧に依りて春風に笑む(訳文は「https://manapedia.jp/text/3806」より引用)」

 

また、梅の花について、

 

折花逢驿使,寄与陇头人。
江南无所有,聊赠一枝春。

(北へ行く人に折った一輪の花を託し、君にあげるようと頼む、江南にはわが気持ちを表せるものがなく、梅の花を贈って、春の祝福を捧げる)

 

更に、杏花について、

 

世味年来薄似纱,谁令骑马客京华。
小楼一夜听春雨,深巷明朝卖杏花。

(役人になる意欲がますます薄れているのに、また馬に乗って都に来させた。小さな楼閣で一晩春の雨を聴き、翌朝、深い町から杏花の売り声が聞こえる)

 

他にも、迎春花(黄梅)、海棠花(海棠)、山茶花(椿)、兰花(ラン)、水仙花(水仙)、梨花(梨の花)、樱花(桜)などがあります。

 

「花」に合わせて、よく使われる形容詞も一緒に覚えれば、イメージがはっきりと視覚化できるでしょう。

 

色とりどりの鮮やかさを形容する:五颜六色姹紫嫣红万紫千红色彩斑斓

 

花が綺麗に伸びている様子:亭亭玉立
蕾が今にも咲きそうな様子:含苞欲放
花がたくさん寄り添っている様子:团团相依

 

一年之计在于春(一年の計は春にあり)。春の種まきがなければ、秋の収穫は語れないので、この美しい春に、一年間の目標を作り、元気いっぱいスタートしようではありませんか。

 

では、次回は、「中華料理のメニューを見ながら覚える動詞」ついてお話したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

无痕饮食: ゴミを残さない食事。お弁当持参のこと。
例:越来越多的年轻人开始无痕饮食,以减少垃圾保护环境。
ゴミを減らし、環境のために、お弁当持参で外食する若者が徐々に多くなっている。

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:40 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第53回 「新春の挨拶」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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今年の春節は例年より早く、1月25日に迎えました。そこで、今回は新春のご挨拶についてお話ししたいと思います。

 

今年はネズミ年、普段ではいいイメージの少ないネズミですが、今年だけはありがたく、皆に愛されます。

 

12支のうち、ネズミつまり子は一番目。昔からの言い伝えによると、天の神様が主催する競走大会で動物たちが優勝を争いました。ネズミは仲良しのネコを起こさず、こっそりと一人で出かけ、途中、夜中に出発したウシの背中に乗り、らくらくとゴールに近づいたところで、ジャンプして一位になったのでした。これがきっかけで、ネズミはネコと天敵になり、ずる賢いという負のイメージを与えました。「鼠」と関連がある四字熟語として、「抱头鼠窜(頭を抱え、ネズミのように逃げる)」、「贼眉鼠眼(不審者の表情)」、「胆小如鼠(気が小さいこと)」、「鼠目寸光(目先の利益しか見えない)」、「鼠肚鸡肠(度量が小さく大局を見ようとしない)」、「过街老鼠(道をわたるネズミのようにみんなに嫌われること)」などがよく使われます。

 

ところが、「子年」となると、「鼠年快乐」、「鼠年大吉」、「鼠年好运」はもちろんのこと、「金鼠纳福」、「玉鼠送喜」、「福鼠送财」、「瑞鼠吉祥」、「鼠不胜鼠」などもよく使われます。

 

もちろん、「鼠」を特定せず、一般的な新年の挨拶も使われます。

 

祝您:「万事顺意」、「吉祥如意」、「平安大吉」、「健康平安」「新春快乐」でもいいですし、「恭贺新禧」、「步步高升」「恭喜发财」、「生意兴隆」、「日新月异」でもいいです。おめでたい言葉はいくらあっても嬉しいものです。たくさん覚えましょう。

 

では、次回は、「春咲く花に関する言葉」ついてお話したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

新型冠状病毒肺炎(新冠肺炎)= 新型コロナウイルス。

 

例:北京市召开了新型冠状病毒感染的肺炎疫情防控工作新闻发布会。
北京市は新型コロナウイルスの感染を防ぐための対策について、記者会見を開きました。

 

 

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張 意意
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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:22 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第52回 「張家口」

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今回は2022年北京冬季オリンピック(奥运会)・パラリンピック(残奥会)の開催地、「張家口」についてお話ししたいと思います。

 

初めて「張家口」で冬季五輪を開催すると聞いた時、正直、驚きました。自分の頭に浮ぶ「張家口」は、北京から万里の長城を越え(口外)、北風がピューピューと吹き寒さが厳しく木も花もない山地に、汚れた羊皮の上着(老羊皮袄)を着ている羊飼いのおじさんがいるだけで、近代スポーツとはとても結び付けることができなかったからです。

 

張家口は河北省の西北部にあり、北京、河北、山西省とモンゴル自治区の交差点で、古代から要所(关口)として重要視されてきました。遠い昔、張家口の外側(口外)に住んでいるのは遊牧民族、内側(口内)に住んでいるのは農耕民族でした。遊牧民族が入ってこないように「万里の長城」を造ったそうで、今でも、一番多く遺跡が残され、烽火台だけでも1000か所以上あります。漢民族のほかに、回族、満州族、モンゴル族が多く居住しています。

 

張家口あたりは改革開放後も長い間、中国全土でも五本の指に入るぐらいの極めて貧しいところの一つでした。が、今の張家口を調べてみると、目を疑うほどの国際的な一流スキーレジャー施設が揃い、全国からスキーの愛好家が集まり賑わっていて、なかなか予約が取れない状態です。

 

2000年以降、張家口はようやく開発されるようになり、崇礼地域にスキー場がつぎつぎと建設され、今は7つのスキー場を持つ中国最大のスキー場エリアとなりました。その中でも最大規模の萬竜スキー場は海抜2,110メートルに位置し、垂直落差は580メートルあり、毎年11月から翌年の4月前後まで営業しています。設備、ホテル、温泉・スパまで整い、コースは20余りあり、最も長いコースは4キロもあります。初心者コース(长龙道)からベテランのチャレンジコース(挑战道)まで整備され、ほとんどが自然雪ですが、人工の粉雪も一部使われ、スキーヤーを大いに満足させることができそうです。

 

今回、北京と張家口が一緒に冬季オリンピック・パラリンピックを開催することによって、張家口にあるスキー場と、北京にあるスケートリングが力を合わせ、輝かしい冬のオリンピックとパラリンピックを世界にお届けできると思います。楽しみですね。

 

では、次回は、中国の春節に合わせて、春節の習慣や挨拶を復習したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

带节奏:网络词汇。故意煽动吃瓜群众跟风的意思。针对某个事件,有人故意发表一些比较具有煽动性和争议性的言论,来挑动吃瓜群众的跟风或者是争端。
「带节奏」はネット用語です。わざとフォロワーを煽る行為をいいます。ある事件について、故意に問題を引き起こす発言をし、フォロワーに火をつけ、フォロワーの発言及び論争を促すこと。

 

例:最近的新闻当中曾经出现有这样的表述。“美媒带节奏渲染中国大使为华为威胁国”。
昨今のニュースにある表現ですが、「アメリカのメディアは、中国大使がファーウェイのためにドイツを脅したと、悪意で煽る(带节奏)ような報道をしている」。

 

 

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張 意意
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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 15:45 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第51回 「北京の春節バザール」

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北京の春節バザール(春节庙会)は2月頃(早春)に北京を訪れる方にお勧めしたい北京の風物詩の一つです。

 

庙会」は古くは宗教行事と関連して始まったものだそうですが、今や、気軽に楽しまれるバザールとなっています。文革期間中は約20年間中断され、1985年以降各地で復活するようになりました。中国の新年、春節の一大イベントとして、隆福寺、護国寺、白塔寺、陶然亭公園、地壇公園、龍潭湖公園など市内のいろいろなところで開催されます。多くは旧暦の年末から正月の七日まで賑わいます。

 

たくさんの民芸品、手工芸品店がバザールに店をだしたり、個人が自分の作品を路上で販売したりします。伝統的なものとして、切紙(剪纸)や飴細工(糖人儿)、人形(布娃娃)などの庶民的なものが色鮮やかで多くの子供たちを惹きつけます。一方、茶道具、書画、民芸家具、宝石、骨董などの高価なものもあり、風流なものを求める大人も楽しめます。もちろん、お土産を探すのにも最高なところです。

 

また、ここでは、百種類以上の美味しい北京点心(小吃)を一遍に堪能できます。串焼き(烤串)、イカ焼き(烤鱿鱼)、ホルモン煮込み(炒肝)、発酵した豆乳(豆汁)から山査子菓子(冰糖葫芦)、豌豆羊羹(豌豆黄)、餡子入りきなこ餅(驴打滚儿)などを屋台で楽しめます。

 

それに、楽しい伝統芸能も観劇(看戏)しなければバザールを終わりにできないでしょう。アマチュアからプロまで、民間の芸能(京劇评书大鼓相声)がここに大集合します。ほかに、竹馬(踩高跷)、雑技(杂技)、踊り(民间舞蹈)などを見て回り、楽しい一時を過ごすことができます。

 

春節バザールを訪れて、ぜひ、ご自分の忘れられない北京を見つけてください。

 

では、次回は、2022年冬季オリンピック開催地「張家口」について、ご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

二师兄:学艺的第二名学生。《西游记》中随唐僧西天取经的二弟子(猪八戒)。最近由于猪瘟,猪肉涨价,于是用“二师兄”来代替“猪”随处可见。
「二师兄」は通常習い事の二番目の生徒のことを言いますが、「西遊記」で三蔵法師について天竺にお経を求めに旅立った二番目の弟子は猪八戒なので、豚の隠語としても使われています。近頃、豚コレラが発生し、豚肉が急騰。すると、ネットでは豚肉の代名詞として「二师兄」の言い方をたくさん見かけるようになりました。

 

例:发现猪瘟,方圆五公里所有的二师兄都被判了死刑。
豚コレラが発生し、五キロ界隈の「二师兄」がすべて、死刑判決(殺処分)を受けることになった。

 

 

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張 意意
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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 11:34 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第50回 「北京のクリスマス」

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「北京のクリスマス?」と不思議に思う方もいらっしゃると思いますが、ここでは、北京の西城区にある最も規模が大きい西什庫教会をご紹介したいと思います。

 

1703年に二人のカトリック(天主教)伝道師が康熙帝の病気を治したご褒美に土地を与えられ、そこで教会(教堂)を建てたのが始まりだそうです。その後、世代が変わったことと反対勢力との抗争が原因で、朝廷に没収されました。日清戦争後にやっと教会に返却され、1888年に現住所にゴシック式の大聖堂が落成されました。その後1958年に国有化され、文献などは北京図書館に移管されましたが、1985年に宗教活動が再開、建築も一新となりました。

 

西什庫教会は中洋折衷の建築で、面積が2200平方メートル、88枚のステンドグラス(玻璃花窗)があり、尖塔の高さは31メートル。かつては北京市内の一番高い建築物でした。洋式建築に中華風の漢白玉大理石の獅子と欄干、それに彫刻があしらわれ、北京にある最も綺麗な教会だと言われています。

 

クリスマスになると、ミサ聖祭(時間によって、前夜祭〈前夕弥撒〉、夜中〈子时弥撒〉)、夜明け前〈黎明弥撒〉と夜明け〈天明弥撒〉)が行われ、聖歌隊(唱诗班)の歌声やパイプオルガン(管风琴)の演奏がとても魅力的です。信者でなくても入場チケットを買えば誰でも中に入れます。

 

西什庫教会を訪ね、東西文明のぶつかり合う近代史を振り返りながら、北京で素敵なクリスマスを過ごしてみては如何でしょうか。

 

次回は、北京の「バザール(庙会)」についてご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

社恐:社交恐惧症的缩写。原本指的是精神疾患的一种。但近年来随着精神疾病娱乐化普遍,迁移了原本的含义。自称社恐的人,表达一种身份认同,和“二次元”、“肥宅”相仿。
「社恐」とは社交恐怖症のこと。医学的に精神疾患として昔から使われている単語ですが、近年漫画やネットゲームの中でも広く使われるようになりました。「二次元」や「太ったオタク」と同じ類の言葉です。

 

例:有人说当代的青年社恐、独居,但并不孤独。
一説によると、今の若者は社交恐怖症で、一人暮らしだけれども、決して孤独ではありません。

 

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:01 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第49回 「秋への思い―語彙を増やしましょう」

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ウィチャットで回っている秋に関する文が面白いので、ご紹介したいと思います。

 

最も忙しい季節はいつ? − 多事之秋(何かとハプニングが多い秋)
最も公平な季節はいつ? − 平分秋色(秋分の日は昼夜同じなので、五分五分であること)
最も簡単な季節はいつ? − 一叶知秋(落ち葉の一枚で秋を感じる)
最も長い季節はいつ? − 一日不见如隔三秋(一日会わないと三年も会っていないようだ)
最も気持ちいい季節は? − 秋高气爽(空高く、気持ちがよい)
最も危ない季節はいつ? − 秋后算账(収穫完了後に清算する)
最も曖昧な季節はいつ? − 暗送秋波(こっそり色目を使う)

 

秋に関する名文、詩、諺は実に多いです。古代から現代まで、詩人や文豪たちが様々な文体で秋について書いてきました。色とりどりの豊作の秋、美味しい秋、日がだんだん短くなり寂しい秋、葉っぱが落ちる悲しい秋など、秋はいろいろな顔を見せてくれます。

 

例えば、文豪郁達夫の『故都の秋』に「秋天,无论在什么地方的秋天,总是好的;可是啊,北国的秋,却特别来得清,来得静,来得悲凉。」とあるように、秋は素晴らしい季節で、南と北の秋の風景はかなり違います。北の秋は特に清く静かで寂しいもので、北京の陶然亭の芦花、釣魚台の柳、西山の虫の声、玉泉の月夜、潭柘寺の鐘の音が忘れられません。読書の秋に、再び名文をかみしめて読み、作家の筆下の風景を思い浮かべながら、中国語のニュアンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

 

良い訳文を作る第一歩は原文の読解にあるので、楽しみながら原文をたくさん読みましょう。

 

次回は、北京の「クリスマス」について、ご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

〜控:大叔控、眼镜控等,表示喜欢大叔类型的男子或眼镜。来自英文complex,受到日本漫画影响。

〜控」とは、英語の「complex」のCOMを取ったもので、日本の漫画によって流行し始めた言葉です。「〜がすき」の意味で、「大叔控」はおじさんのようなタイプがすき、「眼镜控」はメガネを手放せない様子を言います。

 

例:我的好朋友是一个帽子控,她认为帽子象征着人类文明。
友人は「帽子控」で、帽子は人類文明のシンボルだと思っているようです。

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:03 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第48回 「北京の夏の風物詩―語彙を増やしましょう」

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お金があれば、「上海の人は服に使い、北京の人は食に使う」と言われているように、北京の夏は美味しい食べ物から語らずにはいられません。

 

好吃不过饺子,舒服不过倒着(美味しいものと言えば餃子、楽っていえば横になる)」との言われがあり、北京の人は餃子が大好きです。夏の餃子には夏の具がいっぱいで、体に優しいです。肉や卵に西葫芦(ズッキーニ)、扁豆(インゲン豆)、豇豆(ささげ豆)、西红柿(トマト)、黄瓜(きゅうり)などと組み合わせ、手作り皮に包まれ、食欲をそそられ、餃子だけで満足できます。もちろん最後に、「原汤化原食(ゆで汁は消化にいい)」ゆで汁もいただきます。北京の餃子は主食として食べるので、簡単な野菜炒めは出されても、ご飯とは一緒に食べないです。

 

次に欠かせないのは麺です。「炸酱面(ジャージャン麺)」、「芝麻将面(ゴマだれ麺)」、「茄子肉丁面(茄子と肉の粒切麺)」、「西红柿鸡蛋面(トマトと卵麺)」、「打卤面(餡掛け麺)」、「炒面(焼きそば)」、「焖面(蒸し焼そば)」などがあります。もちろん生ニンニクを齧りながらたべるのが本場です。麺も主食なので、ご飯は出されないです。

 

飲み物に欠かせないのは「北氷洋(北極洋ブランドのジュース)」に「茉莉花茶(ジャスミン茶」、「菊花茶(菊茶)」があげられます。

 

お酒と言えば、「北京啤酒(ビール)」に「红星二锅头(紅星ブランドの白酒)」、「下酒菜(酒のおつまみ)」は「煮毛豆(枝豆)」、「开花豆(そら豆揚げ)」、「小葱拌豆腐(豆腐と万能ねぎ和え)」、「拍黄瓜(きゅうりのたたき)」、「肉皮冻(煮こごり)」などなどありますが、ひとまず定番は以上の品です。

 

腹ごしらえをしたら、蓮の花を見ながら、北海、後海で夕涼みの将棋やお散歩。これが老北京人の優雅な日常と言えるでしょう。皆さんも、ぜひ北京の庶民の夏を楽しんでみてください。

 

では、次回は、秋について、中国語の表現、中国人の思いをご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

脑洞大开:脑洞指大脑中需要用想象力去填充的“洞穴”。其“洞穴”越大,想象越丰富。“脑洞大开”的意思是联想极其丰富、奇特。

脑洞大开」とは発想が極めて豊かで、奇抜であることを言います。脳には想像力をもって埋める「穴場」があり、それが大きければ大きいほど、想像力が豊かになると言われます。

 

例:这篇文章标新立异,脑洞大开令人深思。
この文章は発想が新しくて面白く、想像力たっぷりで、考えさせられるものです。

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:02 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第47回 「『乾ごみ』と『湿ごみ』の騒ぎ」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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7月1日から、習近平主席の呼びかけに応え、上海市を始めとした中国の主要都市でゴミの分類が始まりました。

 

上海では、「湿垃圾(湿ったゴミ)」、「干垃圾(乾いたごみ)」、「有害垃圾(有害物ごみ)」と「可回收垃圾(リサイクルゴミ)」の四種類に分けることが決められ、赤、黄、緑、青の大きなゴミ箱を集団住宅の玄関に設置するようになりした。そして、監督、管理責任者がゴミ箱の周囲を巡回するだけではなく、一部の地域では、管理者がゴミ箱のそばに坐って、違反者から罰金を徴収までしています。ところが、どれが「湿垃圾(湿ったゴミ)」で、どれが「干垃圾(乾いたごみ)」なのか、どう分別すればいいのか、その分別の仕方について、早くも「分からない」と人々が戸惑いを感じて騒ぎ出し、ネットで炎上するようになりました。これに便乗し、有料ごみ分類代行サービスまで現れました。

 

湿毛巾(濡れたタオル)は「乾ゴミ」?それとも「湿ゴミ」?虾壳儿(エビの殻)は?などなど。どうも、上海の分類の仕方はゴミ処理所の分類をそのまま住民に押し付けたことで、混乱が起きてしまったようです。

 

これに対し、北京のゴミ分類は「厨余垃圾(台所ゴミ)」「其他垃圾(その他のゴミ)」「有害垃圾(有害物ゴミ)」、「可回收垃圾(リサイクルゴミ)」というように、捨てる側の目線、住民の立場から分類するように規定しているので、分かりやすいと評価されています。

 

分類だけが問題ではなかったようです。ゴミ箱の傍に坐る管理人の言い方もまた笑い話としてあっという間に広まってしまいました。

 

你是什么垃圾?(あなたは何のゴミ?)」
你是干垃圾还是湿垃圾?(あなたは乾いたゴミ?それとも濡れているゴミ?)」
と、おかしくて仕方がありません。

 

ゴミの分類は混乱の中でスタートしましたが、罰則と監督がかなり厳しいので、早くも軌道に乗っているようです。皆様も、中国に行かれることがありましたら、ゴミの分別に気をつけましょう。

 

では、次回は、北京の夏の風物詩をご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

低级红:指在低层次的形式上的“政治正确”举动的包装下,进行容易使人产生错误的,只会有负面效果的宣传活动。

低级红」とは低俗で形式的な「政治的正義」を訴えることで、人々の誤解を招き、逆効果の宣伝になってしまうことを指します。

 

例:违背常理,把领导说成是不吃饭不睡觉一心工作的神,是超人,就是低级红。
党の幹部を、ご飯も睡眠もいらない神様やスーパーマンとするのは常識外れで、「低级红」な表現です。

 

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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丸中国語ビジネスコミュニケーションコース丸

 

四葉のクローバー2020年[春期]4月レギュラーコース
<レベルチェックテスト>

4/4(土)16:30〜 レベルチェックテスト(1人10分)

https://www.issnet.co.jp/courses/c_i_business.html#event_info5

 

四葉のクローバーコース案内動画はこちら
※張意意先生からのメッセージもありますので、ぜひご覧ください!

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:06 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第46回 「日本語から取り入れた中国語の単語」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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漢字は中国から日本に伝わってきたのですが、たくさんの単語がまた日本から中国に伝わって日常的に使われています。所謂「逆輸入」ですね。

 

日本語の単語が大量に中国に受け入れられた時期は大きく二回あります。

 

まずは、20世紀初め頃、魯迅を始めとする中国の文化人たちによって白話文(現代文)を推奨する運動が行われました。つまり、それまでの「文言(古文)」を使った文章の書き方を口語文にしてより簡単に習得できるようにし、民族全体の文化水準を高めるのが目的でした。その時、魯迅たち日本に留学した知識人たちが日本で作られた単語を中国に持ち帰り、普及させた ものです。

 

例えば、哲学、法律、資本主義、社会主義、選挙、警察、新聞の社会科学分野と技術、化学、海抜、細胞、免疫の自然科学分野など、実に広い範囲にわたります。

 

その後、80年代の改革開放以降、日本のゲーム、アニメ漫画、音楽が中国の若者に愛され、「御宅(おたく)」「暴走」「達人」「人気」などが一気に普及するようになりました。また、中国の経済成長で、日本と似たような社会問題や社会現象が見られるようになり、「少子化」「年金」なども急速に受け入れられるようになりました。ビジネス分野でも、「供給側」「企画」「物流」など中国人は違和感なく、そのまま使うようになりました。

 

日本語に影響されたのは名詞だけではありません。例えば、現在進行形の中国語の固有表現は「正在〜」ですが、いまや、「営業中」「会議中」のように日本語をそのまま中国語として普通に使っています。

 

このように、漢字を架け橋とした言語の交流はとても素晴らしいことで親しみを感じますが、翻訳に多くみられる間違いは、実際は意味が異なるのに、漢字をそのまま援用してしまうことです。今ひとつニュアンスが違っていないかと、丁寧に調べることが必要とされます。

 

次回は、最近中国のネットで炎上している面白い話題をご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

打call:指演出时台下观众们跟随音乐的节奏,按一定的规律,用呼喊、挥动荧光棒等方式,与台上的表演者互动的一种自发的行为。

「打call」とはライブ会場で、観客が音楽のリズムに合わせ、叫んだり、蛍光棒を振ったりするなど、舞台にいる出演者 にエールを送ることを言います。


例:人们为自己最喜欢的歌手打call。
自分の好きな歌手にエールを送ります。

 

 

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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4/4(土)16:30〜 レベルチェックテスト(1人10分)

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:15 |

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