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『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第49回 「秋への思い―語彙を増やしましょう」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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ウィチャットで回っている秋に関する文が面白いので、ご紹介したいと思います。

 

最も忙しい季節はいつ? − 多事之秋(何かとハプニングが多い秋)
最も公平な季節はいつ? − 平分秋色(秋分の日は昼夜同じなので、五分五分であること)
最も簡単な季節はいつ? − 一叶知秋(落ち葉の一枚で秋を感じる)
最も長い季節はいつ? − 一日不见如隔三秋(一日会わないと三年も会っていないようだ)
最も気持ちいい季節は? − 秋高气爽(空高く、気持ちがよい)
最も危ない季節はいつ? − 秋后算账(収穫完了後に清算する)
最も曖昧な季節はいつ? − 暗送秋波(こっそり色目を使う)

 

秋に関する名文、詩、諺は実に多いです。古代から現代まで、詩人や文豪たちが様々な文体で秋について書いてきました。色とりどりの豊作の秋、美味しい秋、日がだんだん短くなり寂しい秋、葉っぱが落ちる悲しい秋など、秋はいろいろな顔を見せてくれます。

 

例えば、文豪郁達夫の『故都の秋』に「秋天,无论在什么地方的秋天,总是好的;可是啊,北国的秋,却特别来得清,来得静,来得悲凉。」とあるように、秋は素晴らしい季節で、南と北の秋の風景はかなり違います。北の秋は特に清く静かで寂しいもので、北京の陶然亭の芦花、釣魚台の柳、西山の虫の声、玉泉の月夜、潭柘寺の鐘の音が忘れられません。読書の秋に、再び名文をかみしめて読み、作家の筆下の風景を思い浮かべながら、中国語のニュアンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

 

良い訳文を作る第一歩は原文の読解にあるので、楽しみながら原文をたくさん読みましょう。

 

次回は、北京の「クリスマス」について、ご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

〜控:大叔控、眼镜控等,表示喜欢大叔类型的男子或眼镜。来自英文complex,受到日本漫画影响。

〜控」とは、英語の「complex」のCOMを取ったもので、日本の漫画によって流行し始めた言葉です。「〜がすき」の意味で、「大叔控」はおじさんのようなタイプがすき、「眼镜控」はメガネを手放せない様子を言います。

 

例:我的好朋友是一个帽子控,她认为帽子象征着人类文明。
友人は「帽子控」で、帽子は人類文明のシンボルだと思っているようです。

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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15:10-15:20、15:20-15:30

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四葉のクローバーコース案内動画はこちら
※張意意先生からのメッセージもありますので、ぜひご覧ください!

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:03 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第48回 「北京の夏の風物詩―語彙を増やしましょう」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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お金があれば、「上海の人は服に使い、北京の人は食に使う」と言われているように、北京の夏は美味しい食べ物から語らずにはいられません。

 

好吃不过饺子,舒服不过倒着(美味しいものと言えば餃子、楽っていえば横になる)」との言われがあり、北京の人は餃子が大好きです。夏の餃子には夏の具がいっぱいで、体に優しいです。肉や卵に西葫芦(ズッキーニ)、扁豆(インゲン豆)、豇豆(ささげ豆)、西红柿(トマト)、黄瓜(きゅうり)などと組み合わせ、手作り皮に包まれ、食欲をそそられ、餃子だけで満足できます。もちろん最後に、「原汤化原食(ゆで汁は消化にいい)」ゆで汁もいただきます。北京の餃子は主食として食べるので、簡単な野菜炒めは出されても、ご飯とは一緒に食べないです。

 

次に欠かせないのは麺です。「炸酱面(ジャージャン麺)」、「芝麻将面(ゴマだれ麺)」、「茄子肉丁面(茄子と肉の粒切麺)」、「西红柿鸡蛋面(トマトと卵麺)」、「打卤面(餡掛け麺)」、「炒面(焼きそば)」、「焖面(蒸し焼そば)」などがあります。もちろん生ニンニクを齧りながらたべるのが本場です。麺も主食なので、ご飯は出されないです。

 

飲み物に欠かせないのは「北氷洋(北極洋ブランドのジュース)」に「茉莉花茶(ジャスミン茶」、「菊花茶(菊茶)」があげられます。

 

お酒と言えば、「北京啤酒(ビール)」に「红星二锅头(紅星ブランドの白酒)」、「下酒菜(酒のおつまみ)」は「煮毛豆(枝豆)」、「开花豆(そら豆揚げ)」、「小葱拌豆腐(豆腐と万能ねぎ和え)」、「拍黄瓜(きゅうりのたたき)」、「肉皮冻(煮こごり)」などなどありますが、ひとまず定番は以上の品です。

 

腹ごしらえをしたら、蓮の花を見ながら、北海、後海で夕涼みの将棋やお散歩。これが老北京人の優雅な日常と言えるでしょう。皆さんも、ぜひ北京の庶民の夏を楽しんでみてください。

 

では、次回は、秋について、中国語の表現、中国人の思いをご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

脑洞大开:脑洞指大脑中需要用想象力去填充的“洞穴”。其“洞穴”越大,想象越丰富。“脑洞大开”的意思是联想极其丰富、奇特。

脑洞大开」とは発想が極めて豊かで、奇抜であることを言います。脳には想像力をもって埋める「穴場」があり、それが大きければ大きいほど、想像力が豊かになると言われます。

 

例:这篇文章标新立异,脑洞大开令人深思。
この文章は発想が新しくて面白く、想像力たっぷりで、考えさせられるものです。

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:02 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第47回 「『乾ごみ』と『湿ごみ』の騒ぎ」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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7月1日から、習近平主席の呼びかけに応え、上海市を始めとした中国の主要都市でゴミの分類が始まりました。

 

上海では、「湿垃圾(湿ったゴミ)」、「干垃圾(乾いたごみ)」、「有害垃圾(有害物ごみ)」と「可回收垃圾(リサイクルゴミ)」の四種類に分けることが決められ、赤、黄、緑、青の大きなゴミ箱を集団住宅の玄関に設置するようになりした。そして、監督、管理責任者がゴミ箱の周囲を巡回するだけではなく、一部の地域では、管理者がゴミ箱のそばに坐って、違反者から罰金を徴収までしています。ところが、どれが「湿垃圾(湿ったゴミ)」で、どれが「干垃圾(乾いたごみ)」なのか、どう分別すればいいのか、その分別の仕方について、早くも「分からない」と人々が戸惑いを感じて騒ぎ出し、ネットで炎上するようになりました。これに便乗し、有料ごみ分類代行サービスまで現れました。

 

湿毛巾(濡れたタオル)は「乾ゴミ」?それとも「湿ゴミ」?虾壳儿(エビの殻)は?などなど。どうも、上海の分類の仕方はゴミ処理所の分類をそのまま住民に押し付けたことで、混乱が起きてしまったようです。

 

これに対し、北京のゴミ分類は「厨余垃圾(台所ゴミ)」「其他垃圾(その他のゴミ)」「有害垃圾(有害物ゴミ)」、「可回收垃圾(リサイクルゴミ)」というように、捨てる側の目線、住民の立場から分類するように規定しているので、分かりやすいと評価されています。

 

分類だけが問題ではなかったようです。ゴミ箱の傍に坐る管理人の言い方もまた笑い話としてあっという間に広まってしまいました。

 

你是什么垃圾?(あなたは何のゴミ?)」
你是干垃圾还是湿垃圾?(あなたは乾いたゴミ?それとも濡れているゴミ?)」
と、おかしくて仕方がありません。

 

ゴミの分類は混乱の中でスタートしましたが、罰則と監督がかなり厳しいので、早くも軌道に乗っているようです。皆様も、中国に行かれることがありましたら、ゴミの分別に気をつけましょう。

 

では、次回は、北京の夏の風物詩をご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

低级红:指在低层次的形式上的“政治正确”举动的包装下,进行容易使人产生错误的,只会有负面效果的宣传活动。

低级红」とは低俗で形式的な「政治的正義」を訴えることで、人々の誤解を招き、逆効果の宣伝になってしまうことを指します。

 

例:违背常理,把领导说成是不吃饭不睡觉一心工作的神,是超人,就是低级红。
党の幹部を、ご飯も睡眠もいらない神様やスーパーマンとするのは常識外れで、「低级红」な表現です。

 

 

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張 意意
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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:06 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第46回 「日本語から取り入れた中国語の単語」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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漢字は中国から日本に伝わってきたのですが、たくさんの単語がまた日本から中国に伝わって日常的に使われています。所謂「逆輸入」ですね。

 

日本語の単語が大量に中国に受け入れられた時期は大きく二回あります。

 

まずは、20世紀初め頃、魯迅を始めとする中国の文化人たちによって白話文(現代文)を推奨する運動が行われました。つまり、それまでの「文言(古文)」を使った文章の書き方を口語文にしてより簡単に習得できるようにし、民族全体の文化水準を高めるのが目的でした。その時、魯迅たち日本に留学した知識人たちが日本で作られた単語を中国に持ち帰り、普及させた ものです。

 

例えば、哲学、法律、資本主義、社会主義、選挙、警察、新聞の社会科学分野と技術、化学、海抜、細胞、免疫の自然科学分野など、実に広い範囲にわたります。

 

その後、80年代の改革開放以降、日本のゲーム、アニメ漫画、音楽が中国の若者に愛され、「御宅(おたく)」「暴走」「達人」「人気」などが一気に普及するようになりました。また、中国の経済成長で、日本と似たような社会問題や社会現象が見られるようになり、「少子化」「年金」なども急速に受け入れられるようになりました。ビジネス分野でも、「供給側」「企画」「物流」など中国人は違和感なく、そのまま使うようになりました。

 

日本語に影響されたのは名詞だけではありません。例えば、現在進行形の中国語の固有表現は「正在〜」ですが、いまや、「営業中」「会議中」のように日本語をそのまま中国語として普通に使っています。

 

このように、漢字を架け橋とした言語の交流はとても素晴らしいことで親しみを感じますが、翻訳に多くみられる間違いは、実際は意味が異なるのに、漢字をそのまま援用してしまうことです。今ひとつニュアンスが違っていないかと、丁寧に調べることが必要とされます。

 

次回は、最近中国のネットで炎上している面白い話題をご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

打call:指演出时台下观众们跟随音乐的节奏,按一定的规律,用呼喊、挥动荧光棒等方式,与台上的表演者互动的一种自发的行为。

「打call」とはライブ会場で、観客が音楽のリズムに合わせ、叫んだり、蛍光棒を振ったりするなど、舞台にいる出演者 にエールを送ることを言います。


例:人们为自己最喜欢的歌手打call。
自分の好きな歌手にエールを送ります。

 

 

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:15 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 <バックナンバー>

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。

皆さまが再読しやすいように、Indexを作成しましたので、再読の際にご活用ください。

 

丸第1回「贈り物」

丸第2回「烟酒不分家(タバコと酒をシェアしましょう)」

丸第3回「中華料理のご注文に困ったことはありませんか」

丸第4回「お正月の挨拶について」

丸第5回「 家庭教育 (家教)」

丸第6回「中国語の単語を効果的に覚えるコツ」

丸第7回 『「新語」についていけますか』

丸第8回 「論理の違いによる翻訳表現の違い」

丸第9回 「中国語―台湾と大陸ではどう違いますか?」

丸第10回 「中国語の語順」

 

丸第11回 「『ビジネス中国語』ここが違います」

丸第12回 「動詞に注目しましょう」

丸第13回 「読書の秋」

丸第14回 「冠婚葬祭に関する言葉―結婚式に使う言葉」

丸第15回 「冠婚葬祭に関する言葉―お葬式で使う言葉」

丸第16回 「食事に招待された時に欠かせない言葉」

丸第17回 「春节(中国のお正月)に関するいろいろなこと」

丸第18回 「中国人がよく間違える中国語の読み方」

丸第19回 「中国人にとって重要な年中行事の一つ ― 清明節」

丸第20回 「ビジネス中国語の口語 ― 重軽音を把握すること」

 

丸第21回 「ビジネス中国語の口語 ― 格式高い言葉使いを覚えましょう」

丸第22回 「ビジネス中国語の口語 ― 場に相応しい言い方(把握分寸)」

丸第23回 「ビジネス中国語の口語 ― はっきりとした意思表示」

丸第24回 「ビジネス中国語の口語 ― 楽しみながら、身につけましょう」

丸第25回 「ビジネス中国語に欠かせないユーモア ― 中国人に親しまれるユーモアとは?」

丸第26回 「ビジネス中国語に欠かせないユーモア ― 庶民に親しまれる漫才」

丸第27回 「ビジネス中国語に欠かせないユーモア ― 巧に文字や言葉を操ること」

丸第28回 「ビジネス中国語に欠かせないユーモア ― 人を楽しませるための現代パフォーマンス―コント」

丸第29回 「ビジネス中国語に欠かせないユーモア ― ゥ罅璽皀△分かるための勉強」

丸第30回 「ビジネス中国語の口語 ― 中国人が話す標準語を知ること」

 

丸第31回 「ビジネス中国語の口語 ― 練習の第一歩:模倣と繰り返し」

丸第32回 「中国の国語教育 ― 中国の小学校国語:漢字の勉強」

丸第33回 「中国の国語教育 ― 中国の小学校国語:文章の勉強」

丸第34回 「中国の国語教育 ― 中国の小学校国語:現代文の勉強」

丸第35回 「中国の国語教育 ― 中国の小学校国語:語彙」

丸第36回 「聴く」勉強

丸第37回 「話す」練習

丸第38回 「読む」練習

丸第39回 「書く」練習

丸第40回 「猪年」について

 

丸第41回 「喜怒哀楽の表現 − その1”喜”」

丸第42回 「喜怒哀楽の表現 − その2”怒”」

丸第43回 「喜怒哀楽の表現 − その3”哀”」

丸第44回 「喜怒哀楽の表現 − その4”楽”」

丸第45回 「仕事で気づいたこと」

 

 

 

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張 意意
証券会社、コンサルティング会社で通訳・翻訳者として活動するとともに、アイ・エス・エス・インスティテュートで「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:00 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第45回 「仕事で気づいたこと」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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今回は仕事で気づいたことをお話ししたいと思います。

 

訳文を納品して間もなく、「白菜は白菜ですが、なんでキャベツも白菜なのですか。」とクレームを受けたことがあります。誤訳だったのかなと心配しましたが、確認しましたら、ちゃんと「圆白菜」と訳していました。先方に「」が付いていることを説明すると、「卷心菜」ではないのですかと言われました。

 

同じように「アイスクリームの訳が間違っていますよ。」とのクレームを受け、不思議に思い確認しましたら、担当者は「冰淇淋」しか知らなかったため「冰淇凌」を誤訳と判断されたことが分かりました。

 

「何種類もの言い方がある身近なもの」というのは実にたくさんあります。幾つか例を挙げると、
サツマイモ:白薯红薯地瓜甘薯山芋甜薯金薯
キャベツ:洋白菜圆白菜卷心菜包心菜
アイスクリーム:冰淇淋冰淇凌冰激凌冰糕
自転車:脚踏车自行车单车
など。

 

特に、イモ類は形や種類が多いので、名前がとても多いです。地方によっては、サツマイモのことを「山药」といいますが、違う地方では「山药」は長芋のことを指します。私自身も現地の人たちに確認しないとわからない場合がたくさんあります。

 

仕事というと、商談や企画、戦略などを連想しがちですが、実はこのような大掛かりなことは人と相談したり、確認したりすることは当たり前のことなので、堂々と上司や同僚と意見を交わすことができます。かえって、一見できそうでできないこと、不確かなこと、簡単な単語やフレーズの方がなかなか他人に聞くことや相談することができなく、悩まされたり、間違ったりすることが多いのではないでしょうか。

 

同じ物なのに、地方によって名前が違ったり、中国人が間違った発音をするケースなど、仕事場でまわりに教えてもらえないことを学校でしっかり確認し、把握しておくと安心ですね。

 

中国人が、教科書や辞書と違った発音をするケースについて、例を挙げると、
脂肪 zhifang の脂は辞書では第一声と書かれていますが、第三声で発音したり、卡住 qiazhu の卡をka で発音したりするなどがあります。


言葉は生きているものなので、常に変化しているし、新しい言葉も絶えず生まれます。知らないことや間違えることを恐れずに、日々向上することが語学勉強の楽しいところかもしれませんね。

 

では、次回は、「日本語から取り入れた中国語の単語」をご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

流量明星:指那些深受欢迎、粉丝众多、拥有极强号召力的明星。“流量”一词形容该明星极高的商业价值。

「流量明星」とは、人気上昇中で、ファンが多く、影響力のあるスターのことを言います。特に「流量」はここでは、市場価値が高い芸能人のことを言います。

 

例:近年来流量明星带来的流量泡沫,让娱乐圈出现了畸形。
最近、「流量明星」によるバブルで、芸能界に異常現象が起きている。

 

 

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 10:27 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第44回 「喜怒哀楽の表現 − その4”楽”」

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今回は喜怒哀楽の感情表現の最終回、「」をテーマに、関連語彙を見てみましょう。

喜怒哀楽の「」は主に快楽を意味し、「」の回でお話ししたように、「喜事」は結婚や昇進などのおめでたいことに対し、「楽事」は楽しいことを表します。「喜と楽」は置き換えられる場合もあれば、置き換えられない場合もありますので、使う時に気をつけなければなりません。適切に使うためには意味を覚えるだけではなく、ニュアンスにも気を配る必要があります。そのために、類義語や反対語をセットにして整理しながら、吟味するのが有効かもしれません。「」の反対語は「」、「」の反対語は「」、このように参照語彙が多ければ、イメージも膨らませられるでしょう。

 

よく使われる「」が入っている単語として、
快乐、欢乐、安乐、康乐、阖家欢乐、乐山乐水、安家乐业、津津乐道、天伦之乐、喜闻乐见、其乐融融、乐以忘忧、闷闷不乐、寻欢作乐、乐极生悲などがあります。

 

例文として、
他退休回家享受天伦之乐。(彼は定年退職後、家族団らんの毎日を楽しんでいます。)
发生什么事情啦,这么闷闷不乐的?(なにがあったのですか。おもしろくなさそうですね。)
这是喜闻乐见的事情。(これはみんながすきなことです。)
我和大家在一起度过了无比快乐的一天。(皆様とご一緒に、とても楽しい一日を過ごしました。)
祝你生日快乐。(お誕生日おめでとう。)/祝节日快乐。(良い祝日をお過ごしください。)

 

また、メールなど書信の最後に、
祝你阖家欢乐。(皆様のご多幸をお祈りします。)

 

など、さまざまな場面に使われるので、ぜひ基本をしっかりと押さえ、そこから大いに活用しましょう。

 

次回は、最近の仕事で気になっていることを少しお話ししたいと思います。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

996:指早上9点上班、晚上9点下班,中午和傍晚休息1小时(或不到),总计10小时以上,并且一周工作6天的工作制度,代表着中国互联网企业盛行的加班文化。

「996」とは朝9時出勤、夜9時退社、週6日間、しかもお昼と夕方それぞれ1時間(あるいはそれ以下)の休憩時間、1日の勤務時間が10時間以上の過酷な就業時間を言い、中国ネット企業の残業の実態を指しています。

 

例:最近马云关于996的发言持续被刷屏。
最近、ジャック・マーの996についての発言が連日炎上している。

 

 

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:30 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第43回 「喜怒哀楽の表現 − その3”哀”」

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前回に続き、今回は喜怒哀楽の感情の中で悲しい表現、「」をテーマに、関連語彙を見てみましょう。

」は主に動詞として使われますが、他の語との組み合わせで名詞や形容詞としても使われます。

 

例えば、
哀悼、哀愁、哀痛、哀求、哀思、哀怨、哀怜、哀叫、哀告、哀叹、哀乐などがあります。

 

このように、「」は心に潜む悲しみを表すと同時に、「哀れ」や「可哀そう」のように表に見える様子を表す場合もあります。

 

■相手に自分の「哀」の気分を伝えたり、相手に哀れみを乞う場合に使われる言葉

 

物が壊れたり、失敗した場合:

我很伤心。(とても悲しいです。)
我很难过。(とても悲しいです。)
我心里很不舒服。(とても悲しいです。)
我禁不住要流泪。(涙をこらえることができません。)
你能理解我的悲哀吗?(この悲しさをわかってもらえますか。)
这件事让我非常痛心。(とても悲しいです。)

 

人が亡くなった場合:

他这么早逝,实在令人悲痛。(若いのに亡くなられて、とても悲しいです。)

 

お願いする場合:

我哀求你饶了我这一回吧。(お願いです。許して下さい。)

 

■悲しんでいる相手を慰める言葉

 

物が壊れたり、失敗した場合:
别伤心了,再买一个就行了。 (悲しまないでください。もう一つ買えばいいじゃないですか。)
别难过,一切都会好起来的。(悲しまないでください。これから良いこともありますよ。)
别难过了。已经过去了,就让它过去吧。(悲しまないでください。済んだことだし、忘れましょう。)
 
人が亡くなった場合:
节哀顺变。多多保重。(ご愁傷さまです。お体をお大事に。)

 

社会人になると、仕事上のつながりで冠婚葬祭に参加することもしばしばあります。特にお葬式では、雰囲気的になかなか言葉が見つからないかもしれません。一言知っておくと、便利でしょう。

 

次回は、「乐」に関する言葉です。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

度娘:是百度的萌化形象,指百度搜索。
度娘」とは中国の検索エンジン「百度(baidu)」の可愛いキャラクターです。

例:有什么不懂的问题,你去问问度娘。
分からないことがあったら、度娘に聞いてみてください。

 

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 11:42 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第42回 「喜怒哀楽の表現 − その2”怒”」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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前回に続き、今回は喜怒哀楽の感情で一番激しい表現、「」をテーマに、関連語彙を見てみましょう。

」は名詞、形容詞、動詞に幅広く使われているので、「」がつく単語はたくさんあります。

 

例えば、
怒气、怒色、怒骂、怒视、恼怒、发怒、息怒、横眉怒目、怒目而视、恼羞成怒、怒发冲冠、怒气冲天、怒火中烧、怒不可遏、怒形于色、发怒、大发雷霆、暴跳如雷、怒发冲冠、勃然大怒、暴怒、震怒、怒火中烧、怒气冲冲などがあります。

 

その他に怒りを表す言葉として、气急败坏、咆哮、发火、火冒三丈、大动肝火、七窍生烟、肺都气炸了などもあります。

 

このように、「」は心の怒りを抑えきれない表現なので、「」や「」と一緒に使う場合が多いです。

 

怒るときは理性を失い、言葉も乱れてくるので、怒る時の言い方を覚えるより、怒っている人を冷静にさせる言葉や、事態を収めるような言葉の方が使えるのではないかと思います。

 

一般的に、怒っている人には下記の言葉をかけます。

 

别生气了。(怒らないでください。)
消消气吧。(気を静めて。)
请您息怒。(気を静めてください。――やや丁寧な言い方)
生气会伤身体的。不要过于生气。(体にわるいですよ。)
你在为什么事情生气呀?(なにがあったのですか)
什么事情让你动这么大的火呀?(なぜ怒っているのですか。)
是谁惹您发怒呀?(怒らせたのはだれですか。)
有什么让您动这么大肝火的?(だれがここまで、怒らせたのですか。)

 

事実を述べる時に、よく使われる例:

 

客户对我们的方案表示强烈的不满,部长在工作会议上大发雷霆,让我们全体加班出新的方案
(お客様は我々の提案に著しく不満を示したので、部長が会議で怒ってしまい、全員が新しい企画書作成のために残業させられました。)

 

他把我的老客户得罪了,我按耐不住心中的怒火,终于在大家面前数落了他一顿。
(彼は私のお得意先を不愉快にさせたので、怒りを抑えきれず、思わずみんなの前で彼に文句を言ってしまいました。)

 

喜怒哀楽の表現を正確に掴むために、ぜひ普段から気に留めて、これらの表現に出会ったらメモに残し 、類似の表現と比べて、覚えるようにしてください。因人而异(ケースバイケース)なので、微妙な変化に気を配ることが大事です。

 

では、次回は、「」に関する言葉です。ご期待ください。

 

マル今月の中国語新語:

柠檬人:指见不得别人好,嫉妒别人的人。一般来讲这类人心眼小、度量小,喜欢与别人争个高低。
柠檬人」とは嫉妬心が強く、他人の成功を面白く思わない人、人と比べたり、いちいち気にしたりする人のことを言います。

例:天天想取得好成绩,看到朋友拿了冠军,自己酸成了柠檬人。
いい成績を出そうと毎日思っていたところ、友人がトップになったため、自分は「柠檬人」になってしまいました。

 

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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丸中国語ビジネスコミュニケーションコース丸

 

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※張意意先生からのメッセージもありますので、ぜひご覧ください!

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:06 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第41回 「喜怒哀楽の表現 − その1”喜”」

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。

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今回からは「語彙を増やす」ことを目標に、楽しく中国語についてお話したいと思います。

 

まず、喜怒哀楽の感情表現を中心に、四回に分けてご紹介していきます。感情表現の言葉はよく使われますが、微妙なニュアンスに悩まされるものです。ネイティブでも、「分寸」(加減)が上手くつかめないことで、失敗することがしばしばあります。

 

」は名詞、形容詞、動詞などに幅広く使われているため、「」がつく単語はたくさんあります。

例えば、


喜鹊喜联喜气喜悦喜讯喜剧喜气喜兴
欢喜惊喜欣喜可喜同喜暗喜喜好
喜洋洋喜上心头喜笑颜开喜不自禁喜出望外欢天喜地欣喜若狂

 

など。

 

」は嬉しい、楽しい時に使われる言葉です。が、「」と「」は違い、置き換えられない場合がほとんどです。例えば、「喜上心头」は「乐上心头」ともいいますが、「喜笑颜开」は「乐笑颜开」とは言いません。

 

辞書で調べると「喜,乐也。乐之见于谈笑曰喜。(喜は楽しいことで、楽しいことが会話や顔に表していることを喜と云う。)」とあります。一般的に、心が満たされていることは「喜事」で、単純に楽しいことは「楽事」です。結婚や昇進、進学は「喜事」、楽な仕事や友人の集まり、ちょっとした儲けは「楽事」です。

 

基本的なところを押さえれば、「喜事」の場合の言葉も連想しやすいでしょう。

 

相手の「喜事(結婚、出産、昇進、入賞)」に対し、祝福する言葉は、
 

恭喜、恭喜!
恭喜你!
祝贺、祝贺!
祝贺你!
来给你道喜!
向你贺喜!


などがあります。


言われた場合は「同喜」という返事もありますが、「谢谢」、「谢谢,托您的福!(ありがとう、おかげさまで)」が無難です。

 

次回は、「怒」に関する言葉です。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:

网红打卡地:在网上炒得非常火,人们喜爱的旅游胜地。“打卡”原为上班报到的意思,现用作“去过”,到此一游。

ネット上で人気の観光地のこと。「打卡」はもともとタイムカードを押すという意味ですが、有名観光地を訪れたことをネットで報告する時に使われるようになり、今はその観光地に「行ったことがある」という意味でも使われています。
例:故宫咖啡店开业当天就成为网红打卡地。
「故宮カフェ」は開業初日から「网红打卡地」(ネットで人気のスポット)になりました。

 

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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丸中国語ビジネスコミュニケーションコース丸

 

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