通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (9) THさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方 の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。

これまで8回にわたり、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきましたが、いよいよ今回が最終回となります。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------


これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

短大英語科を卒業後、メーカーや商社で貿易事務をしていましたが、夫の海外赴任を機に退職し、2007年8月より台湾南部で5年ほど生活しました。

中国語はそれまで全く勉強したことがなく、台湾の語学学校でゼロからスタート。アイ・エス・エス・インスティテュートでは、2011年冬の短期翻訳講座をインターネットクラスで受講後、2012年春期より中国語翻訳者養成レギュラーコースインターネットクラスを受講開始。

2012年10月に帰国後、年内はインターネット受講、年明けからスクーリングに切り替えました。2013年春期は通学にて翻訳者養成コースの受講を継続、通訳者養成コースも同時受講し、2013年秋期はビジネスコミュニケーションコース、2014年春期は再度翻訳者養成コースを受講しています。


通訳・翻訳の相互学習効果が感じられた勉強法について

同時受講は、翻訳クラスの課題に通訳クラスの予習・復習が重なるので、精神的にかなり大変でしたが、振り返ってみると、とても有意義な時間を持つことができたと思います。

私の場合は先に翻訳の勉強をしていたため、まずは翻訳が通訳に役立つことを実感することになりました。「原文の意味を伝える」訳出は、翻訳・通訳に共通する部分であり、翻訳学習を通じてその意識が染みついていたおかげで、通訳訓練の際にも、「意味」を伝えることを心がけることが自然にできるようになっていたと思います。

また、翻訳の勉強では、原文の意味が理解できない時に、文の構造を細かく分析して、まずは文法通りの訳出をしてみるのですが、こういう方法を積み重ねていくことで、通訳時の訳出の質も上がっていくのではないか、と感じました。

通訳訓練が翻訳に役立つという実感は、学期の後半になって徐々に持つようになりました。当たり前ですが、通訳では原文を聞いてから訳出までの時間が僅かしかありません。通訳訓練を繰り返すことで反応力が鍛えられ、その結果、翻訳をする際、原文を読みながら意味を理解する力が養われ、翻訳の訳出スピード向上につながったと思います。


通学や勉強(訓練)を継続するコツやアドバイス

教務の方が「ここでの勉強は『勉強のための勉強』ではないですから」とおっしゃったその一言に、はっとさせられたことがあります。

月並みなのですが、「何のため」に学校に行き、勉強や訓練をしているのか、時折振り返ってはっきりさせることが、継続のモチベーションになるのではないでしょうか。


今後の目標について
先日、某翻訳会社のトライアルに合格し、ようやくスタートラインに立つことができました。これからどうなるかは未知数ですが、日々勉強!の心を忘れず、地道に誠実に中国語と向き合っていきたいと思っています。

通訳については、訓練を始めたばかりで、まだ具体的な目標を描けていませんが、基礎訓練を怠らず一歩ずつ進んでいきたいです。


---------------------------------------------------------------------------------------

THさん、そして、これまでご登場いただきましたみなさま、ありがとうございました。

来月からは、新シリーズがスタートします。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 12:00 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (8) AKさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方 の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------

これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

大学を卒業して約12年たちます。英語を使う機会は、事務系の仕事をする中で頻繁に発生していたものの、会計の勉強に没頭していたため、語彙や文法は学生時代にストックした知識を使い、ワンパターンな表現を使い回している状況でした。

3年ほど前に、やはりもっと英語を使いこなせるようになりたいと思い、単なる英会話ではなくプロとしての英語を勉強するためISSインスティテュートの翻訳者養成コースから受講を始めました。そこで改めて、翻訳が単なる言葉の置き換えでなく、もっと奥深いものであることに気が付き、さらに通訳にも興味が湧き、現在通訳者養成コースにチャレンジしている次第です。


仕事と通訳・翻訳訓練の両立、訓練を継続するコツを教えてください。

現在も仕事と勉強の両立・継続には非常に苦労しています。

自分としてはこれくらいはやりたい、やらなくてはならない、とイメージしている勉強量と、実際に勉強できる分量に大きな差があり、「ああ、今日も自分はダメだった。やろうと思えばもっとできるはずなのに」とガッカリしてしまうのです。

ただ、自分なりに気が付いたのは、クラスで先生から教わった勉強方法をまず素直に取り入れて、少しでもいいから、半分眠っていてもいいから、シャドウイングや音読、Read & Lookupを続けていくことが一番大事だということでした。(Read and look upとは英文を読んだ後、顔を上げてその英文を言ってみる方法です。)

全く勉強ができないと不安になりますが、本当に何か少しでもやっていれば、その分だけ安心できます。モチベーションを下げないためにも、「不安」を感じないようにすることは、重要だと感じています

また、私自身は、実は通訳・翻訳訓練を「勉強」とは思っていません。技術の上達も遅いので苦しいとは感じますが、一つ一つ積み重ねて身についていくこの過程が、楽しいと感じています。終りがあるわけではない、自分で選んだ道です。「新しいことを知り、できないことにチャレンジする楽しい時間だ」と自然に考えられるようになった今日この頃です。


今後の目標について

タフで、粘り強い、聞いている方に伝わる通訳者になれれば理想と思います。


---------------------------------------------------------------------------------------

AKさん、ありがとうございました。
シリーズ9回目は6月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 11:30 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (7) KMさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方 の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------

これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

現在、IT関連企業に勤務しています。リスニング強化が目的でISSの通訳コースに通う間に、通訳への興味が強くなり、その後、適性を考えて翻訳コースへ移りました。


通訳・翻訳の相互学習効果が感じられた勉強法について

通訳・翻訳の情報処理の流れを、私は以下のように考えます。(ブルーの文字は通訳における処理項目、オレンジの文字は翻訳における処理項目を、そして黒文字は通訳、翻訳共通の項目です)

  文章の目的理解
  リスニングリーディング
  単語理解(通訳・翻訳共通)
  文の構造理解(通訳・翻訳共通)
  文の意味理解(通訳・翻訳共通)
  リテンション&メモ
  パラグラフの要旨理解
  パラグラフ毎の論理展開理解
  英日もしくは日英への変換(通訳・翻訳共通)
  発話ライティング
  読み直し&修正


また、背景知識があると、ポイントの的確な把握と論理展開の予測(上記のァ↓А↓┐紡弍)がしやすくなり、適切な訳語への変換(上記のに対応)が可能になります。

上記より、通訳や翻訳のスキルを伸ばすには、どちらも、

「目的を理解する」
「英単語を覚える」
「英文法を理解する」
「背景知識を増やす」
「ポイント把握力・論理的思考能力・表現力を高める」

ことが必要であることから、通訳と翻訳の勉強は相互に役立つと思います。

具体的には、通訳コースで教材として使用した「トレンド日米表現事典」は、英単語の幅(分野)を広げるきっかけになりました。また、ポイントを意識したリスニングを心がけた結果「ポイント把握力の向上」に役立ったと思います。

一方、翻訳コースで、課題の添削、先生の試訳やクラスメートの翻訳を読み訳文を比較検討することが、「表現力や英文法力の向上」に役立ったと思います。並行して受講した短期コース「ハイレベル英文法集中講義」も有益でした。


仕事と通学や勉強(訓練)を継続するコツやアドバイス

自由かつ集中できる時間と場所が早朝の家と朝の通勤電車のため、そこで勉強しています。また、新聞が好きなので、朝の通勤電車の中で英字新聞を読んで英語を勉強し背景知識を増やし、合わせて論理的思考能力向上のため、新聞記事の事象の原因を推測しています。

例えば、「ゲリラ豪雨が多い」というキーワードについて考えてみると、
「ゲリラ豪雨が多い」から推測して→「熱帯性気候に変わりつつある」「気温・周辺海域の水温上昇」→「冷暖房や排気ガス等によるエネルギー放出量やCO₂増加」、もしくは、「ゲリラ豪雨が多い」「人工降雨装置による(2013年8月、東京都による貯水ダムの渇水対策として人工降雨装置の試運転実施、その後降雨観測、数時間後、都心でゲリラ豪雨発生)と、ひとつのキーワードから推測し背景知識を増やしていきます。

自由かつ集中できる時間と場所や自分の好きなことは何かを考えて、自分に合った勉強のやり方を見つけることが、両立や継続のために大切と思います。


今後の目標について

「商品になる翻訳」を作り出すことが目標です。


---------------------------------------------------------------------------------------

KMさん、ありがとうございました。
シリーズ8回目は5月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 12:30 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (6) JMさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方 の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------


これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

中国語は大学の第二外国語で履修したのが始まりで、その後在学中、北京に1年間語学留学し、卒業後は日中貿易の会社で5年間、貿易実務に従事していました。ただ、中国語を使う機会があまりなかったこともあり、上海に渡航。現地で仕事を探し、メーカーに1年、市場調査の会社に4年勤め、実務をこなしつつ、社内翻訳・通訳も行いました。帰国後はその経験を活かし、フリーランスとして翻訳を中心に中国語関連の仕事をしています。

上記以外の学習歴は、ISSインスティテュートの中国語翻訳者養成コースを「基礎科」から「研究科」まで4学期2年間受講したほか、中国語通訳者養成コースの「通訳科1」、「通訳科2」も受講しました。通訳者養成コースについては、なかなか自分一人では通訳の訓練ができないということもあり、より効果を上げるために「通訳科2」だけでも計2年ほど通っていました。


通訳・翻訳の相互学習効果が感じられた勉強法について

通訳には反応の速さが求められますが、翻訳には訳文の精度が求められます。とは言え、通訳の訳出精度も上げていかなければなりません。このため、通訳・翻訳に必要な学習をすることが双方の能力向上に役立つと感じました

例えば、私は現在、表現力向上のため、成語(四字熟語)を使った中国語作文をしており、中国人の友人に添削してもらっています。やっていることは翻訳のための練習ですが、悩みながら作文することで、記憶にも残り、通訳の際にふとそのフレーズが出てくるようなこともありました。翻訳の精度を上げ、その訳文を記憶に残すことで、通訳の訳出精度も上げることができるのではないかと思います

逆に、通訳の訓練でシャドーイングやディクテーションを行いますが、これは和文中訳の翻訳に役立ちます。シャドーイング、ディクテーションを繰り返すことで、自然な中国語が身につき、それを翻訳に活かすことができるからです

現在の仕事は翻訳がメインですが、翻訳力向上の意味でも通訳の勉強は続けていきたいと思っています。


通学や勉強(訓練)を継続するコツやアドバイス

通訳者養成コース通学中は、仕事と授業の事前準備をいかに両立するかが課題でした。時に投げ出したくなることもありましたが、私の場合はクラスメートの向上心に刺激を受け、続けることができました。ある意味でライバルでもあり、負けたくない、置いて行かれたくないという気持ちで頑張れた気がします。

また、勉強の継続については「スキマ時間」を利用することも重要かと思います。机に向かう気力がない時は、電車の中や待ち時間、駅までの道すがらなど、ちょっとした時間を使いニュースを見たりシャドーイングをしたり、と方法を変えて勉強を続ければ、飽きずに継続できるのではないでしょうか。


今後の目標について
もともと翻訳者や通訳者になるという確固たる目標があってフリーランスになったわけではありませんが、様々なご縁やチャンスに恵まれ、現在に至ります。

中国語が好きというだけで続けてきた勉強ですが、今後はより相手に伝わる翻訳・通訳を目指し、何らかの形で両国の絆を強める手助けができればと思っております。


---------------------------------------------------------------------------------------

JMさん、ありがとうございました。
シリーズ7回目は4月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 12:00 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (5) MKさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方 の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------


これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

小中学生時代に4年弱、英語圏に在住し、大学では法律を専攻。約8年間の金融機関(日系・外資)勤務を経て、現在は外資系法律事務所で翻訳を担当しています。

1年前にISSインスティテュートにて専門別翻訳科(医薬翻訳)、2013年春からは英語通訳者養成コース基礎科をそれぞれ受講、現在も英語通訳者養成コース基礎科に在籍しています。


通訳・翻訳を学習する中で、相互効果を感じられたことはありますか?

「これが私の学習方法!」と胸を張れるほど大したものではありませんが、私のように「なまけもの」で「ついだらだらしてしまう」、「誘惑に弱い」人に特にお勧めしたい勉強法をご紹介します。

1.毎日必ず続けられるシンプルな学習メニューを決める
例:「○○線(電車)に乗ったら単語学習をする」「駅から自宅までの道中、NHKニュースのシャドウイングをする」等、くれぐれも無理のないメニューを組み、可能な限り毎日実施するようにします。最初の5日間位は習慣づけるのが大変かもしれませんが、一旦慣れると「あれ、○○線に乗っているのに単語勉強してない、いいの?」というような気持ちになり、自然と学習習慣が身につけられます。


2.疑問や不明点をすぐに調査・解決できるような環境を整える
個人的にモバイル端末をいじるのが楽しみなのと、百科事典や本を使った調べものが好きなので、私のパソコンやスマホのブックマークには翻訳・通訳学習に役立つ参考資料が自ずと揃うようになりました。そうして揃えたツールで不明点をそのままにせず、すぐに調べられるような環境を整えるのがとても大切だと感じます。スマホの辞書アプリ(有料・無料共に)も使い勝手のよいものが増えています。なお、調べた内容を次の項目3でご紹介するような「まとめ」に反映させることを忘れずに!

2.のおまけ
最近はMerriam-Webster等のいわゆる英英辞書のスマホアプリが無料で提供されていますが、この音声検索機能を使って発音練習をすることができます。発音が上手くないと、調べたい単語の項目に到達できないので、必然的に正しい発音が身につきます。


3.項目2で調べた内容を、すぐに参照できる形式に簡単にまとめ、保存しておく
2.でリサーチした内容を通訳、翻訳で取り扱う分野(金融、医療等の業界別など)ごとにまとめ、必要な時に検索機能などですぐに取り出せるようにしておきます。独立した単語リストをエクセルで作ってもよいのですが、そのファイルのリンクを関連する分野の「まとめ」に必ず紐づけておくようにします。最終的にはその「まとめ」を、分野ごとの単語や知識のみならず、その分野特有の単語の選び方(例えば、”commercial banks”はプロジェクト・ファイナンスでは「民間銀行」と訳出するのがふさわしい、等)や言い回しのヒントが得られるツールとして活用できるように作業を進めていければよいと思います。

私はこの作業に EVERNOTE というアプリケーションを利用していますが、本当に便利です(PCでのアカウント取得、スマホのアプリ共に無料)。クラウドにデータを保存するので、自宅のパソコンで作成したものがスマホでも職場でも、ネット環境のある場所であればどこでも見られます。トピックに関係する音声データも保存できますし、そうやって作ったまとめ(EVERNOTEでは「ノート」と呼びます)を仕事仲間で共有できるので、共通した単語リストに基づいた翻訳・通訳にとても役に立つと思います。ちなみに私は単語や業界の分類に関してはトレンド日米表現辞典の分類を参考にしています。

EN.jpg
↑「EVERNOTE」を使って、調べた内容を保存・整理・共有する。




これまでにどのようなお仕事をされましたか?

現在の派遣先である法律事務所では訴訟部門に所属し、クライアントに対する資料翻訳サービス提供を行っています。クライアントが証拠資料として当局に提出する資料は技術的な内容や業界用語、略語を多く含み、また手書きのメモ等も多いので、翻訳に際して業界や製品に関する知識を備えることと、調査を迅速に行う体制を整えることがとても重要になってきます。英語の定訳が存在するかどうかわからないようなマイナーな部品の名称や機能を英訳するのによく苦労しますが、現在では翻訳対象の機械がどのように動くのかをyoutube等で確認できるので、インターネット様様です。

やりがいは、翻訳を含めた弁護活動を通して、クライアントにとっての訴訟上の利益実現を手助けできることです。



最後に、今後の目標について、お聞かせください。

短期的な目標としては、これまで派遣就業先で学んだ専門知識を基礎として、的確かつ迅速な訳出をコンスタントにできるようにしたいです。また、クライアント先での逐次通訳にも対応できるよう、定訳がきちんと出せるような通訳スキルを身につけたいと考えています。


---------------------------------------------------------------------------------------

MKさん、ありがとうございました。
シリーズ6回目は3月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 12:00 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (4) TMさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------


これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

大学在学中、第二外国語として中国語を学び、卒業後は日本語教師として2年半中国に滞在、現地の中学生や高校生に日本語を教えました。その後留学で1年間中国に滞在し、帰国後はメーカーやIT企業で社内通訳・翻訳を経験しました。また、その間アイ・エス・エス・インスティテュートで中国語翻訳者養成コース(基礎科〜研究科)と通訳者養成コース(基礎科2・通訳科1)を受講しました。


通訳・翻訳を学習する中で、相互効果を感じられたことはありますか?

翻訳の授業では日本語と中国語の様々な相違点を学びました。例えば、「効果があることが証明されました」という日本語を翻訳する場合、中国語では「誰が証明したのか」ということを足さないと成り立ちません。現場で通訳を行う際、翻訳の授業で学んだこれらの知識が非常に役に立ち、より自然な表現ができるようになりました普段から両言語の特徴や違い、定型文などを意識して翻訳、通訳することが大切だと思いました


これまでにどのようなお仕事をされましたか?

メーカーで鍛造や鋳造に関わる通訳・翻訳をした時、専門用語や社内用語に苦労しました。現場の日本人の方は基礎知識があることを前提に話すので、分からないところはその都度確認し、まず日本語を説明してもらうところから始めました。翻訳はどれだけ調べても理解できない所があり、確認すると原文が間違っていたということもあり、内容を理解せず文字だけを訳すことはできないことを実感しました。


家庭と通訳・翻訳訓練の両立のコツを教えてください。

通勤に往復3時間以上かかったのもあり、自宅で学習の時間を設けるのが難しかったです。そこで朝早く起きて1時間ほど勉強したり、通勤時間を利用して単語やヒヤリングの勉強をしたりしました。まとまった時間が取れる時は、明確な目標を立て、時間を区切って勉強すると効果が上がると思います


最後に、今後の目標について、お聞かせください。

通訳は臨機応変さや素早い反応が求められますが、私は自信のなさから持っている力を十分に発揮できなかったり、表情や声にも不安さが出てしまうので、基礎トレーニングだけでなく、精神面も鍛えていきたいと思います。翻訳はいろいろな分野に挑戦し経験を積んでいきたいです。

---------------------------------------------------------------------------------------

TMさん、ありがとうございました。
シリーズ5回目は2月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 17:15 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (3) MIさん
ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------


これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

アメリカのコミュニティカレッジに留学後、帰国し半導体関連企業(現在2社目)で10年ほど社内通翻訳をしています(翻訳の割合が高いです)。翻訳ができれば通訳もできるだろうと思われ、初めて社内通訳をお願いされた際に、翻訳とは違って「相手が見える」ことにやりがいを感じ、通訳を学びたいと思い、ISSインスティテュート東京校の門を叩きました。4年前に入門科からスタートし、現在プロ通訳養成科2で学んでいます。


通訳・翻訳を学習する中で、相互効果を感じられたことはありますか?

「勉強法」と言えるのかはわかりませんが、セルフレビュー(自分のパフォーマンスを聞いて、良い点・悪い点と対策案を書き出す)は大切だと実感しています。シャドウイング、 ディクテーション、リプロダクション、日本語・英語の音読など、色々なメソッドがあるのはご存知の通りですが、自分のパフォーマンスを聞いて自己分析をし、今の自分に何が足りないのかを見極めて、克服するための勉強法をチョイスし、それを短時間でも毎日続けることでいつかブレイクスルーがあると思います。例えば、聴解力が足りないのならば、ディクテーションでミクロ的に耳を鍛え、同時にシャドウイングでスピードのあるものを選びマクロ的に鍛える、日本語の表現力が足りないのなら新聞の社説を毎日音読する、といった具合です。

自分のパフォーマンスを聞くのは「耳が痛い」以上に恥ずかしく辛いことですが、通訳上達の鍵は「自分の現在地を知ること」にあると思います。直面する課題は人それぞれ異なるので、自己評価で弱点を見つけ、筋トレのように、鍛えている部分を意識しながら弱点をつぶす訓練を続けることが重要だと思います。


学習を継続するコツやアドバイスはありますか?

「勉強日記を付けること」と、「仲間をつくること」です。勉強日記を付けることで勉強の習慣化ができ、記録を見返した時に「これだけやったんだ」と励みにもなります。Weeklyの手帳にその日の勉強内容や時間だけでなく、その時感じた挫折や進歩、わからなかった単語、いいなと思った表現、著名人の名言などモチベーションを上げてくれる言葉なども書き留めています。「通訳ネタ帳」のようなものです(笑)

通訳・翻訳の勉強は特殊だと思います。みなさんも周りの人から「どうして英語ができるのにまだ勉強するの?」と言われたことはありませんか?一般的に理解され難いだけに同じ辛さや悩みを共有する仲間はとても貴重でありがたい存在で、互いに励まし合い、切磋琢磨することは勉強を続ける上で大きな助けになっています


最後に、今後の目標について、お聞かせください。

近い目標としては、通訳の比率が高い、異なる分野の仕事に就くことです。同じ分野に長く携わっているので専門性という意味ではプラスになったかもしれませんが、仕事の幅を広げたいです。そして、 7年後の東京オリンピックで仲間みんなでフリーランスの通訳者として関連業務に携わることが大きな目標です。


---------------------------------------------------------------------------------------

MIさん、ありがとうございました。
シリーズ4回目は1月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!

 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 13:00 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (2) MYさん
ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方の対応を 求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------

これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

英語は学生の頃から好きでした。大学在学中に英国の大学のビジネス学部に1年留学し、帰国後、外資系金融企業へ就職しました。外国人付きエグゼクティブ・アシスタントとして、秘書としてのキャリアを積みながら通訳・翻訳業務も経験しました。

学習歴は、会社員時代に英検1級、通訳案内士(英語)の資格を取得後、ISSインスティテュートで英語通訳者養成コースを「入門科」クラスから「プロ通訳養成科1(旧基礎科2)」クラスまで受講しました。2年前、出産を機に退職した後は、子育てとの両立が可能な、在宅でできる仕事をしたいと思ったため、同じくISSインスティテュートで翻訳の勉強を「基礎科2」クラスから始め、現在は「本科」クラスに在籍して勉強を続けています。

通訳・翻訳を学習する中で、相互効果を感じられたことはありますか?

話者の言葉を訳して、その意味を素早く伝える「通訳」と、言葉と深く向き合う「翻訳」は、それぞれで補完し合う部分があり、どちらの訓練にも役立つと実感しました。

翻訳の勉強は、通訳訓練の経験を生かして、「五感」を使いました。訳文を音読してひっかかるところは、自然な訳になるように心がけました。通訳訓練教材を復習する際は口から訳が自然に出るようになるまで、何度も練習します。また、通訳の訓練の1つとして使われているサイトラ(サイト・トランスレーション:語順通りに、文頭から訳す訓練法)を用い、早く翻訳するための訓練もやっていました。

翻訳の授業では、自分が提出した訳文に対して先生からのフィードバックがあります。添削が入るほど、自分の訳が良くなっていきます。仕事では上司に翻訳を提出しても、「分かるよ、大丈夫」で終了。さらに自然な文章にしたいと思っていたので、スクールの授業を受けると、目からうろこが落ちました。

家庭と通訳・翻訳訓練の両立のコツを教えてください

勉強と家庭の両立で心がけたのは、体調管理をしながら、継続することです。「睡眠をきちんと取る事」「根を詰めすぎず、毎日の勉強のペースを維持する事」に気をつけました。育児と勉強を両立させるため、早朝、家族が寝ている時間を勉強に使いました。現在は、子育てに専念しているので、キャリア的にブランクとなっているプレッシャーもあり、向上心を持ち続けられました。

学習を継続するコツやアドバイスはありますか?

「継続は力なり」と信じて、将来像をイメージし、目標を決め、勉強を続けました。翻訳クラスでは、中期、長期の目標設定をするので、勉強の指針になります。また、継続の工夫として、毎日の勉強でも1日の勉強の時間と範囲を目標設定し、小さい達成感を味わいました。

最後に、今後の目標について、お聞かせください。

英語でのコミュニケーションのお手伝いに関心があったため、元々は通訳のスキルアップ・キャリアアップを目指していましたが、家族ができると目標が変わり、子供と一緒に成長していきたいと思うようになりました。翻訳会社のトライアルに合格して、子供が小さいうちは在宅での翻訳の仕事を、そして子供が大きくなるにつれて通訳の仕事に就けるよう、日々勉強しています。そして、子供にも英語に触れさせながら、いつか子供とかつてお世話になった上司とを、英語で会話させたいと思っています。

---------------------------------------------------------------------------------------

MYさん、ありがとうございました。
シリーズ3回目は12月に掲載予定です。どうぞお楽しみに!
 
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 21:30 |
通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 (1) KNさん

ISSインスティテュートでは、通訳・翻訳コースを併設しています。「通訳」と「翻訳」は異なるスキルが必要とされますが、企業内の現場では両方の対応を求められるケースもあります。また、「通訳」と「翻訳」の両方のスキルを身に着ける過程で相乗効果が得られるとも言われています。
そこで今回、通訳・翻訳に取り組んでいらっしゃる受講生や修了生にご登場いただき、それぞれの学習法をご紹介いただきます。プロへのアプローチのヒントとしてご参考になれば幸いです。
---------------------------------------------------------------------------------------

これまでの通訳・翻訳の学習歴について教えてください。

教育学部(数学科)を卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在したことをきっかけに英語を学び始めました。帰国後は貿易事務の仕事をしながらISSインスティテュート東京校の英語通訳コース入門科から通学スタート。その後、英語翻訳コース「総合翻訳・基礎科」クラス修了を経て、英語通訳コースのプロ通訳養成科2に進級したタイミングで、少しずつインハウスの通訳・翻訳の仕事をするようになりました。

通訳・翻訳を学習する中で、相互効果を感じられたことはありますか?

翻訳のクラスで「頭から訳す」という技法を学び、これはウィスパリングや同時通訳にも通じるスキルだと感じました。サイトトランスレーションをする際に特に効果が実感できます
また、翻訳では文法を細かく分析して訳出するので、その「細部へのこだわり」の訓練が通訳のデリバリーにも活きてきます
通訳・翻訳の両方に生かせる学習教材としては、新聞を読むことが最も効果的だと思います。背景知識、ワードチョイス、文法など、様々なことが学べます。

学習を継続するコツやアドバイスはありますか?

通訳・翻訳の学習には終わりがありません。受験勉強のような短期間集中型の学習とは性質が異なるので、ストレスのかかる学習スタイルでは継続できません
残業があったり、仕事の付き合いで飲み会があって勉強できない時は、「今日はしょうがない」と割り切って、早く寝ることも大切だと思います。なるべく気持ちよく勉強できるような生活リズムを自分なりにつくることができれば、時間は少なくても中身の濃い学習ができると思います。例えば、「毎日必ず1時間は勉強する」という目標を立ててしまうと、それが崩れた時にストレスになるので、「1週間に合計7時間は勉強する」という融通の利く目標に変えれば、達成の可能性は高くなります

最後に、今後の目標について、お聞かせください。

まずは、今後も通訳訓練を続けていくことを第一の目標にしております。将来はフリーランスとして仕事をしたい気持ちはありますが、今は少しでも経験を積んでスキルを向上させることに集中していきたいです。
---------------------------------------------------------------------------------------

KNさん、ありがとうございました。
シリーズ2回目もどうぞお楽しみに!
| 通訳&翻訳ロード 〜私の勉強法〜 | 12:18 |

☆好評連載中!
『柴原先生のワンランクアップの英語表現』
banner_shibahara.jpg

CATEGORIES

RECOMMEND BOOKS


SELECTED ENTRIES

CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< January 2018 >>

リンク

モバイル
qrcode