通訳・翻訳養成学校のISSインスティテュートでは、キャリアにつながるプロの語学力を養成します。

ISSスクールブログ

アイ・エス・エス・インスティテュートが運営しています。


授業体験レポート ふりかえり:2018年 [春期] レギュラーコース

 

2018年春期の授業レポートも、大好評のうちに最終回を迎えました。

英語翻訳者養成コース「総合翻訳・基礎科1」通学クラスをレポートしてくださったMさんは、翻訳との向き合い方や授業での気づきをご紹介いただきました。中国語通訳者養成コース「通訳科1」クラスをレポートしてくださったYさんは、緊張感のある授業の様子やスキル習得の難しさや楽しさを具体的にお伝えいただきました。

 

英語編と中国語編を隔週更新で紹介してきましたが、もう一度ふりかえって読んでいただくとまた新たな発見があるはずです。皆さまが再読しやすいように、Indexを作成しました。再読の際にご活用ください。

ご担当いただいたMさん、Yさん、本当にありがとうございました!


丸授業体験レポート 2018春 英語編Index
 第1回「いよいよスタート!」 
第2回「今後の課題」
第3回「翻訳を学ぶ姿勢を再確認」
第4回「成長できたこと」
第5回「侮るなかれ修飾語句!」
第6回「書き言葉は誤魔化せない」
第7回「課題への取り組み方」
第8回「最終授業」

第9回「まとめ」

 


丸授業体験レポート 2018春 中国語編Index
第1回「気持ち新たに新学期のスタートです!」
第2回「打ちのめされる日々」
第3回「俯瞰して、核心をとらえ 、そのイメージをメモする」
第4回「森をつくりたい ―ノートテイキング―」
第5回「中間テスト」
第6回「楽しい授業も(たまに)あります」
第7回「中国語通訳者に必要なこと」
第8回「ボイスオーバー(時差通訳)」
第9回「合同授業」

 

 

| 授業ルポ | 09:20 |
授業体験レポート:2018春【英語編】第9回 「まとめ」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか

毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載してまいりましたが、英語翻訳コース総合翻訳・基礎科1通学クラスのMさんの授業ルポがついに最終回を迎えることになりました。勉強の合間にレポートいただいたMさん、本当にありがとうございました。皆さま、最終回をどうぞお楽しみください。
----------------------------------------------------------------------------

 

みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講していたMです。今回でこのスクールブログも最終回を迎えます。最終回では「まとめ」ということで、これまでの振り返りから思うことを書いていきたいと思います。翻訳の勉強を通して感じたことや気づいたことをこれまでも沢山書いてきましたので重複する部分があるかと思いますがご了承ください。

 

翻訳は「原文の意味を伝える作業」であるということ。翻訳作業は文章を産出するわけではありません。原文の意味を読者の使用言語に変えて伝えるために行なわれる作業です。先生もよくおっしゃっていましたが、それはつまり、「筆者のイメージを伝える」ということです。翻訳の難しいところは、言葉はその手段であるだけで、そのまま原文の言葉を置き換えるだけでは不十分であるということです。辞書に載っている訳語をそのまま使って言葉を並べてもそれでは伝わりませんので翻訳したことにはなりません。

 

その意識が、翻訳を勉強することを始める前と後で変わりました。ただ言葉を置き換えるだけではおかしい文章となり、それはつまり、伝えるための文章ではないということになります。私たちが普段、頭の中で読むように「ささ〜っ」と訳してはいけないのです。ちゃんと訳出するためには、「伝えるためにきちんと読む」「分からないことは調べる」ことを鉄則にしなければならないのです。

 

この鉄則さえ守れば上手く訳出できるのかといえば、それは大きな勘違いなのです。
この鉄則を守ることは、作業の一部分にしかすぎません。訳出力の向上には、他にも必要なことがあるのです。それは、普段から色々な文章を読み、何かしら文章を書いている習慣があるかどうかということです。これが武器になると痛感しました。訳出する際に知らない言葉は思い浮かびもしませんので、良い訳文を作るには、どれだけ自分に言葉のストックがあるかどうかにかかっています。調べて知った新しい言葉は、運用できる語彙になるまでにはある程度の時間が要ります。年上のビジネスパーソンのクラスメイトの方は、やはり格段に訳出が上手いです。新聞によく出てくる用語を使いこなしているように思いました。社会経験も少ない私はまだまだ修行中の身。小さなメモ帳で語彙ノートを作って書き留めることをしています。この習慣も翻訳の勉強を始めてからついたものです。「継続は力なり」を信じて頑張っていきたいです。

 

最後に、このようなスクールルポを執筆する機会をいただき定期的に文章を書くことで、以前よりも文章力の向上を図ることができたと感じております。読んでくださった皆様、ありがとうございました。このルポが、翻訳の勉強に興味がある、または、挑戦したいと思っている方にとっての学習開始の契機になれば嬉しく思います。


10月末から、総合翻訳・基礎科2通学クラスが始まります。気を引き締めて、でも、力を入れすぎず、「言葉が好き」というワクワクする気持ちを忘れずに今後も取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

| 授業ルポ | 09:44 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第9回 「合同授業」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきましたが、中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのお届けする授業ルポがついに最終回を迎えることになりました

 

勉強の合間にレポートいただいたYさん、本当にありがとうございました。皆さま、最終回をどうぞお楽しみください。

----------------------------------------------------------------------------

 

授業の17回目は最後の日中通訳訓練で、ある左官職人の40分間のドキュメンタリーを使ってボイスオーバー(時差通訳)を行いました。準備がとにかく大変で、前日はほぼ徹夜になり、半年間で一番予習量の多い大変な授業でした。しかし、どんなに大変でも事前に予習でき、さらにはその予習内容をそのまま活用できる状況というのは通訳者にとって非常にラッキーなのだ、ということを思い知ったのは最後の授業でした。


最後の授業は通訳科2との合同授業で、外部からゲストスピーカーをお招きし、その講演を私たち通訳科1は逐次通訳、通訳科2は同時通訳をするもので、期末テストを兼ねています。今回は広告概論及び広告業界をテーマとした日本語の講演、つまり日中通訳がメインでした。事前に詳細資料をいただけたので、予習をすることで苦手な日中通訳に向かう恐怖と不安を抑え込むことができたことは大変ありがたいことでした。

 

しかしながら、スピーカーはわりと自由闊達に話を進めるタイプの方で、講演の前半は資料に沿ったお話でしたが、後半はほぼフリートークとなり、もちろんそれゆえに気持ちの入った生き生きとしたお話は大変面白く、自分の担当外の時間は授業ということも忘れて楽しく拝聴したのですが、自身が通訳する番となると、どこに話が飛ぶのか、どのような単語が飛び出すのかヒヤヒヤビクビクしてしまい、さらに私の場合中国語の組み立てが遅いので焦りも加わって散々な出来となってしまいました。

 

思えば、訳しやすいように全てをお膳立てしてもらっている授業はなんとありがたい環境なのでしょうか。何が起こるかわからない実践では、授業中の50%もパフォーマンスを発揮できないのだということを痛感しました。

 

資料外の話も多いとはいえ、専門用語もなく、平易且つ論理的な内容なので、中国語母語のクラスメイトは難なく上手に訳しているように思いましたが、終了後の講評タイムでは、もっと格調ある言葉を使うようにと先生方よりご指摘がありました。幼稚な単語を使えば話者の講演を幼稚な話に引き下げてしまう。通訳は話者と同じ温度、同じ格調で伝えなくてはならず、意味が通じる、伝わっているからよいというものではない、ということです。めざすところはそこなのです。

 

なお、最後は授業時間外に個人面談があり、一人ずつ先生とお話できます。個人的な問題や悩みにアドバイスいただけるので大変有意義な時間です。

 

こうして今学期の授業は終わりました。

 

先学期の授業が終わった時に、クラスメイトとの差に悩む私に、「人と比べないほうがいいですよ」と先生が仰った一言が妙に心に沁みて、この半年間の継続受講を決めました。結局今学期も、レベルの高いクラスメイト達についていくためひたすら予習に追われた半年間でしたが、今回3回目の受講にしてやっと、先生の仰ることを咀嚼する余裕、クラスメイトとの差に悩みすぎず自分の目標に向き合う強さが生まれたような気がします。またスキル面でもわずかながら成長を感じることができました。いつか同時通訳ができるようになる日をめざして、頑張って勉強を続けていきたいと思います。半年間お付き合いいただきましてありがとうございました!

 

| 授業ルポ | 09:27 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第8回 「最終授業」

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互にお届けします。

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスからの授業レポートをお届けしています。英語翻訳クラスの第8回、ぜひお楽しみください。

 

----------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。極暑が続いていましたが、最近は少し過ごしやすくなりましたね。私の受講しているクラスは先日最終回を迎えました。

 

最終回は、用事でお休みしてしまいましたが、この日もネットで受講しました。私は今期3回、ネット受講しました。用事などで遠方にいても、インターネット環境さえ整っていれば受講できますから、急な予定が入っても、欠席することなく最後まで勉強を続けられました

 

それでは、第8回目の授業レポートを始めたいと思います。今回は、第14回と第15回の授業レポートです。

第14回めの授業レポートでは、訳出する時に注意しなければいけない「数字」について述べたいと思います。課題文に、”dipped 0.2 percentage point to …”という表現があり、私は「0.2ポイント下がり…」と訳しました。よくニュースで「内閣支持率が前年度と比べて何ポイント下がった」など言っているのを聞きますよね。この課題文で「ポイント」と訳したところを、どうして「パーセント」としてはいけないのかについて、今まではあまり深く考えたことがありませんでしたが、今回の課題時に考えてみました。


たとえば、前年度の支持率が50パーセントだったとして、「0.2ポイント下がった」と訳せば、50パーセントから48.8パーセントに下がったと理解できますが、「0.2パーセント下がった」と訳すと、50パーセントあった支持率の0.2パーセント、計算してみると0.1ポイント下がったこととなり、49.9パーセントとなってしまいます。こうして、普段何気なく当たり前に聞く表現であっても、訳す時には深く考えるようになりました。分かっていないことは正しく訳せないのです。数字は、間違えると情報がかなり違ってしまうので特に気を付ける必要があると思っています。

 

最終回の授業では、先生から訳文の見直しについてアドバイスをいただいたので、それについて書きたいと思います。
とにかく読み返す!その時に、読み手の立場になって読む、という意識を忘れないこと。そして、最終確認では、声に出して読んでみる」ということでした。声に出して読むことで自分の書いた訳文を耳で聞くことができ、客観的に捉えることができるそうです。

 

もう少し先になりますが、10月からは総合翻訳・基礎科2クラスを受講する予定です。基礎科1クラスの受講は終わったので、もう課題は出ていませんが、次に繋がる、基礎科2クラスの受講に役立つ課題はなんだろう?と考え、思いついたのは「読書」でした。たくさん色々な文章を読んでいないと言葉を産出することは難しいのです。今回、翻訳の勉強を通して「読むこと」への意識が変わりました。言葉は私たちにとって当たり前にあるものですが「言葉の1つ1つには意味があって、その1つ1つを大切にしなくては!」と思うようになったのです。このことは読書の質を高めることにつながったと思っています。

 

最終授業でしたので、まだまだ書きたいことはあるのですが、次回の最終ブログ「まとめ」に続きを書きたいと思います。まだあと1回ありますのでお付き合いくださいね!

 

| 授業ルポ | 13:18 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第8回 「ボイスオーバー(時差通訳)」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください。

ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載します。

それでは、中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのお届けする授業ルポ第8回をどうぞお楽しみください。

----------------------------------------------------------------------------

15回目の授業は中日通訳訓練で、ボイスオーバー訓練を行いました。ボイスオーバーとは、事前に動画の音声を聞いて(時間があれば書き起こして)翻訳をし、オリジナルの音声に合わせて翻訳原稿を読み上げる放送通訳の一種で「時差通訳」とも呼ばれています。国際ニュースなどでよく見かけるあれです。なんだか簡単で楽しそうですが、これが結構大変で、大きく2点の難しさがあります。

 

まず、尺(長さ)に合わせて訳出する難しさ中日通訳の場合、中国語に対し日本語は長く、しかもこの動画の中国人はとてつもなく早口なので、中国語の話者と同じ尺(長さ)に情報すべてを詰め込むのは至難の業なのです。


さらに原発言を聞きながら原稿を読み上げる難しさがあります。原発言を聞きすぎると自分の訳を見失い、訳出に必死になると原発言や動画とずれが生じます。ボイスオーバーは同時通訳の前段階、架け橋となる作業ということですが、「聞きながら読む」だけでこれだけ難しいのですから、同時通訳の大変さは想像もつきません

 

今回は酷暑に関するニュースと台湾のデリカ市場に関するニュースで練習しました。それぞれ10分程度で音声を聞いて日本語訳文を作成してから、各自録音にトライしました。上述した難しさだけでなく、複数動作を同時進行していると余裕が失われ、話し方が暗く機械的になり、スピードも安定しないという問題も出てきました。先生がお手本を見せてくださいましたが、落ち着きのある話し方なのに見事に尺におさまり、訳も完璧で、受講生から拍手喝采が起こりました。まざまざと匠との距離を実感したところで、今期最後の中日通訳訓練は終了したのでした。

 

16回目の授業は日中通訳訓練でした。まず火星接近のニュースを使ってシャドーイング(音声を聞いた後即座に復唱する訓練)とサマライズ(要約訓練)を行いました。


そのあと、ある有名な建築業の職人を扱ったドキュメンタリーを使って、逐次通訳訓練を行いました。次回はこの教材を使ってボイスオーバーをする予定です。建築関連用語の処理も難しいのですが、「自然でぬくもりのある仕上がり」や「一等地」、「モザイク模様」など、普段よく聞くフレーズがぱっと出てきません。先生から示された訳例を聞くと「なるほど!」とひざを打つ思いになります。「よく聞くフレーズは覚えましょう、語彙は大事ですよ」と先生。あとは「専門用語に対する予習が足りない」とのご指摘も。すみません。この日はスマホの市場調査関連のニュースをサイトラ(文章を頭から読んで訳出する訓練)して終了となりました。

 

次回の授業はお盆休みを一週間はさみますが、ボイスオーバーの準備という夏休みの宿題がたっぷりあり、小学生に戻った気持ちで短いお休みを過ごすことになりそうです。

 

 

| 授業ルポ | 09:36 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第7回 「課題への取り組み方」

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互にお届けします。

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスからの授業レポートをお届けしています。英語翻訳クラスの第7回、ぜひお楽しみください。

 

----------------------------------------------------------------------------

みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。
先週は台風が西日本に上陸しましたね。被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 

では、第7回の授業レポートを始めたいと思います。15回中13回の授業が終了し、残すところあと2回!今回は授業内容に加え、一週間の課題の取り組み方についても書きたいと思います。

 

第12回の授業では、カタカナ語として使われている英語の言葉について、日本語でのイメージと英語としての本来の意味の両方を意識して訳文を考える必要があることを学びました。今回の課題文に「program」という語がありました。みなさんもご存じの通り、カタカナ語としてよく使われる言葉です。日本語でカタカナのまま使われる場合、意味も原語と似ている場合もありますが、両者のイメージを比べてみるとどうでしょう?文脈を考えたらニュアンスが異なる場合があります。ここでは、「字面に囚われない」ことに注意しなければいけないということです。よく目にする言葉でも、一度立ち止まって訳語を調べ考えることが大切と先生からアドバイスがありました。私は最近、英和・和英辞典を引いた後、類語例解辞典や現代カタカナ語辞典なども引くようにしています

 

第13回の授業では、文法では関係詞を勉強しました。関係詞にはたくさんのルールがあります。英文を書くときに非常に便利な関係代名詞ですが、例外ルールが沢山あるので注意が必要ですね。特に that は関係詞以外の様々な用法でも頻繁に英語の文章に出現しますよね。代名詞や副詞、そして接続詞や同格用法でも。それぞれを見抜かなければいけません。こうして文法の勉強をじっくりすると、読書中も気を付けて英文を読むようになります。翻訳の勉強を始めて良かったと感じることの一つです。

 

次に、一週間の課題の取り組み方について書きたいと思います。私の場合は毎週木曜日に授業があり、火曜日の朝が課題訳文の提出締切ですので、最優先となるのは訳文作成です。たいてい授業帰りの電車で課題文に目を通します。また、電車で座れた時には副読本の『表現のための実践ロイヤル英文法』も読み進めるようにしています。そして週末に構文分析と課題訳文を完成させて、副読本の指定範囲を授業日までに読み終えるようにしています。以前にも書きましたが、この副読本は細部まで詳しく書いてあり、かなりボリュームがあります。1度目を通せばよいというレベルではないため、数日に分けて読むようにしています。このような形で1週間が経ちます。とにかく溜めないで少しでもできる時に集中して勉強することにしています。

 

先週は、先生との個別面談でした。今学期の振り返りとともに、来学期の基礎科2クラスへの進級についてもお話がありました。課題についての評価も回数を積み重ねるほど良くなっているそうです。やはり訓練ですから「継続は力なり」ですね。私は、読むことも、書くことも好きなので翻訳の勉強が楽しいです。近い将来に仕事にできるようにこのまま継続していきたいと思います。

 

| 授業ルポ | 09:24 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第7回 「中国語通訳者に必要なこと」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください。

ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載します。

それでは、中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのお届けする授業ルポ第7回をどうぞお楽しみください。

----------------------------------------------------------------------------

 

13回目の授業は中日通訳訓練でした。中国の某携帯電話メーカーの記者発表会を題材に、逐次通訳訓練を行いました。前回の映画のテーマからがらりと変わり理系の内容です。

 

スピーカーは独特のなまりがあり、例えば、「2.5D」という単語が私には「EDD」と聞こえました。雲南省出身だそうです。このなまりには最後まで慣れませんでした。またグロッサリー(単語帳)は先生が作成してくださったのですが、当然ながらそれだけでは無理で、携帯電話の機能や生産工程等についての突っ込んだ予習が必要でした。

 

先生が常々授業でおっしゃるのが、「多様な中国語に慣れ親しむ」こと、「浅く広く知識を広げる」ことの重要性です。ご存知のとおりアナウンサーが話すような綺麗な中国語を話す人はごく一部であり、首都北京の人ですら北京方言を話します。多種多様な中国語に対応しなくてはなりません。また中国語通訳者は専門分野を決めることなく、どのようなテーマにも対応しなくてはならないゆえに、どんな分野も浅く広く知っていることが求められます。実際、先生方は非常に博識でいつも感心します。このような中国語通訳業界の独自性に対応できるように、通訳科1の授業ではいろいろなテーマ、いろいろなスピーカーを題材に訓練を行います。もちろん、綺麗な中国語さえ聞き取れない私のようなリスニング力の弱い人間には辛いものがありますが、そんな私だからこそ授業でないと方言やわかりにくい理系の内容に積極的に触れないので、得難い機会といえます。

この日はこの後、卷舌音が強烈な北京人が語る「羊肉のしゃぶしゃぶ」のショートドキュメンタリーでサマライズ(要約訓練)をやりました。

 

14回目の授業でも、某携帯電話メーカーの記者発表会を使って中日通訳訓練をしました。スピーカーは変わると聞いていたのですが、最初はまた例の雲南省出身の方でがっくりしました。しかしこの日は、この方の方言の法則が少し掴めたのはうれしい驚きでした。


この後は方言シリーズの集大成とも言える、四川省出身と思しき写真家の(全然聞き取れない)お話を使ってサマライズを行ったほか、先生が系統化してくださった中国人が話すアルファベットの発音の特徴について勉強しました。

授業も残すところあと4回となりました。4月から自転車操業的に勉強してきた疲れが老いた体に蓄積されていることを感じながら、一方で思ったような成長の見られない自分に焦りも感じます。残り1回1回を大切に、暑さに負けず頑張ろうと思います!

 

 

| 授業ルポ | 09:45 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第6回 「書き言葉は誤魔化せない」

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互にお届けします。

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスからの授業レポートをお届けしています。英語翻訳クラスの第6回、ぜひお楽しみください。

 

----------------------------------------------------------------------------

みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。相変わらず猛暑日が続いていますね。私の住む東京では3連休に最高気温35度を超えました。私は1日だけ出かけましたが、暑すぎて徒歩で行けるところをバスで行ったほどでした。引き続き熱中症には気を付けましょう。

 

では、第6回の授業レポートを始めたいと思います。


まず前回の授業のことから書きたいと思います。前回の授業では、「納得するまで考える」「納得するまで調べる」「自分がきちんと理解していないことは書かない」ということを学びました。書き言葉の場合、話し言葉と違い、記録に残るので誤魔化せません。

 

前回の英日課題では、「女性の晩婚化と女性労働者数の増加がどう経済に影響を与えているのか」がテーマだったのですが、ずっと文章で「〜歳」の単位で説明されているのに、最後だけ「〜%」になっていたのです。そこでどうして急に単位が変わるのかにクラス全員が気づかずに訳していました。きちんと文章を読み取れば、年齢が上がる・下がる場合は「〜歳」で良いですが、「〜%」の場合は、年齢の上がり下がりではなくて、全体の率の話、つまり上昇率や低下率の話をしていることが分かりますよね。文脈に沿って、「上昇率は〜%と低くなっている」と「上昇率」という主語を補って数値の変化を訳出できるかがこの課題のポイントだったのです。少しでも疑問に思ったら、「何がどうなる?」「何がどうなった?」と原文に戻り、考え直す必要があるということですね。
次の基礎科2クラスに進級すると、かなりのリサーチが必要で、また、文章全体の論理展開の理解が大事になるそうです。今の段階で習慣づけられることはやっておいた方がよいということでした。

 

次に、いつも課題のことや文法のことばかり書いていますので、今回は「復習」についてお話したいと思います。

 

毎週課題をやって提出し、授業でクラスメートの訳文をシェアして、それらを先生の訳例とともに参考にしながら、解説、文法の説明を聞いて…それで終わりなのかといえばそうではありません。授業の振り返り、そうです、「復習」が必要です!でも、「復習」はいたってシンプルです。授業で配られた、クラスメートの構文分析の結果や訳文でうまく訳せているなと感じたところを読み直し、次に先生が書いた訳例を読みます。そして文法もしっかり復習します。授業で解説された重要な箇所について、副読本の「表現のための実践ロイヤル英文法」を読み直します。しかし、このように復習を効率よく行うには、授業にかなり集中して授業の内容を理解していないといけないのです。この「課題をやる」→「授業を受ける」→「復習する」の3ステップのサイクルが基本です。回数を重ねるごとに成長も課題も見えてきます。このようにステップを踏んだ訓練を続けられているのは、学校に通っているからだと思います。とてもよい環境にいるといつも感謝しています。今期の基礎科1の授業はもう残すところあと4回です。最後まで頑張りたいと思います。

 

 

| 授業ルポ | 14:18 |
授業体験レポート:2018春【中国語編】第6回 「楽しい授業も(たまに)あります」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。今学期の終わりまで、どうぞお付き合いください。

ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載します。

それでは、中国語通訳者養成コース通訳科1のYさんのお届けする授業ルポ第6回をどうぞお楽しみください。

----------------------------------------------------------------------------

11回目は日中通訳訓練の中間テストでした。テスト,某政治家記者会見の質疑応答の逐次通訳です。記者の質問部分は事前に資料をもらっていましたが、政治家の応答部分は初めて聞くのでかなり難しいです。時間にして45分くらいだったでしょうか。逐次通訳の一斉録音が終わり、深いため息とともにみんながヘッドセットをはずすと、クールビューティーな先生がひと言、私たち受講生に尋ねました。「みなさん、私の感想が聞きたいですか?」いえ、聞きたくありません。みんな心の中でそう言ったはずですが、先生はクールに、核心をついたコメントをくださいました。

 

尻切れトンボにならないように訳しきることを心がけましょう。難しくてメゲそうになってもあきらめないようにしましょう。話者になりきって訳しましょう。政治家の通訳なんだからもっと自信を持って堂々と。特に日本で長く生活している中国人に多いのですが、日本語をそのまま中国語に置き換えても通じませんよ。例えば「安保理」は中国語では「安理会」でしょう。とにかく準備不足ですよ、みなさん、もっと準備しないと…等々。

 

心の傷が癒えないままテスト△麓業で既出の単語のクイックレスポンス(単語を聞いて即座に訳出する訓練)。テストは映画監督が国際的な賞を受賞した日本語ニュースを使ったサマライズ(要約)でした。テスト終了後はペアを組んでサイトラ(文章を読んで頭から訳出していく)訓練を行いましたが、疲れでなんだかぐったりでした(すみません)。

 

12回目も日中通訳訓練です。この日は映画監督のインタビューを教材にした逐次通訳訓練です。通訳科1では1学期に1回は映画がテーマとなる授業があります。予習と称して映画を見るのも楽しいですし、授業の合間に聞くクラスメイトや先生の感想も大変興味深く、なにより話者の話が面白いので私は大好きです。しかしテーマとなる映画を見ただけで予習が終わった気になってしまうところが罠です。今回もそんな雰囲気で授業に臨んでしまい、「配給会社」「セット」「ロケ」など当然予習しておくべき単語が訳出できませんでした。しかし、監督の話は大変胸を打つもので、この内容を中国語で正確に伝えられるようになりたいと強く思いました。このように、通訳に必要な知識や興味が深まるようなテーマの授業が多いのもISSの魅力だと思います。


この日はほかに、七夕に関する日本語のショートストーリーと台湾のTV局のニュースを使ってサマライズとシャドーイング(音声を聞いた後即座に復唱する訓練)を行いました。

 

 

| 授業ルポ | 09:14 |
授業体験レポート:2018春【英語翻訳編】第5回 「侮るなかれ修飾語句!」

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか?毎週金曜更新、英語・中国語を交互にお届けします。

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスからの授業レポートをお届けしています。英語翻訳クラスの第5回、ぜひお楽しみください。

 

----------------------------------------------------------------------------
みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講中のMです。関東は梅雨明けし暑い日が続いています。急に暑くなったので、熱中症に気を付けなければいけませんね。

 

では、第5回の授業レポートを始めたいと思います。今回は英日翻訳を作成する際のポイントを2つ学びました。

 

1つ目は、「主語にするものを変えてみる」です。

 

英日翻訳を行う際は、英語の動詞を日本語では名詞に変えて書くことが多いのです。いつも「意味を変えないようにしなければ」とじっくり考えながら順番を変えたり、語句をつけ足したりして訳しています。そこで、前回の授業では、「主語にするものを変えてみる」といったテクニックを教えていただきました。毎回の授業で、クラスメイト全員分の訳文を見比べるのですが、既にそのテクニックを使い、訳している方がいました。それはとても自然な日本語で、「原文は同じなのに、訳し方を少し変えるだけでこんなに読みやすくなるのか!」と感心しました。先に講師訳例を見てしまうより、こうやってクラスメイトと訳文を共有しながら授業を受ける方が勉強になります

 

2つ目は、「構文分析を訳文に活かす」です。

 

基礎科1クラスでは、英訳文を作成する際に課題文(日本語)の構文分析を必ず行います。正確な訳文作成のために構文分析を行っているのですが、構文分析を終えると満足してしまう時があります。その分析結果を訳文に活かさなければ意味がないですよね。それはつまり、「構文分析の結果、導き出された日本語と同じになるように英訳しなければならない」ということです。訳すことに必死で、大切なことをすっかり忘れていました。


何文型なのか、どこが主語(S)でどこが動詞(V)で、、、ということも大事なのですが、あわせて注目しなければいけないことは、修飾語句(M)です。「修飾語句(M)が文中のどこにかかるのか」に気を付けて訳さなければ、意味が大きく変わってしまう場合があります

 

ここで、上述したポイントの1つ目を活用するのです。構文分析の際に「どこにかかるのか」迷ったら、「主語(S)を変えてみることで、どこにその修飾語句(M)がかかるのかがよく分かる」とのことでした。日本語と英語は違うので、そうやって工夫しないといけないのですね。このように言葉は少し見方を変えるだけで随分違うものになるのです。私はそういうところが言葉のおもしろいところだと思っています。残すところ、あと5回の授業では、修飾語句(M)が次の課題です。

 

ここ数回の課題では、うっかりした初歩的なミスがなくなってきました。どうしても分からず、考え、辞書で調べた結果が、間違いとなってしまうこともありますが、私はそれで良いと思っています。そういう間違った部分を直してもらえることが、学校に通っているメリットだと思うからです。

 

文法は、第9回では「不定詞」を、第10回では「分詞」を習いました。実は、私は、不定詞の「be to不定詞」と分詞の「後置修飾」が苦手なので、学びなおす良い機会になりました。

 

来週の基礎科1のクラスは休講なので、じっくり今までの復習をする期間にしたいと思っています。

 

 

| 授業ルポ | 09:07 |

☆好評連載中!
『柴原先生のワンランクアップの英語表現』
banner_shibahara.jpg

CATEGORIES

RECOMMEND BOOKS


SELECTED ENTRIES

CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

リンク

モバイル
qrcode