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中国語ビジネスコミュニケーションコース特別セミナーレポート「ビジネスで間違えやすい数字・単位に関する表現」

 

9月15日、多くの方にご参加いただき「ビジネスで間違えやすい数字・単位に関する表現」というテーマでセミナーを開催しました。

講師は中国語ビジネスコミュニケーションレベル2担当の張意意先生です。
ためになる色々なお話がありましたが、今回はその一部をご紹介いたします。
 

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まず、口語の数字の聴き取りの際に注意すべきこととして、次の例がありました。

 

中国語の口語では下記のように数字を話すことがあります。
16,000を一万六 、1,600を一千六、160を一百六
10,006は一万零六、1,006は一千零六、106は一百零六

 

このように省略されることがありますが、間違えないように気をつけましょう。
もし通訳でメモ取りをしている時に聴き誤って書いてしまうと、誤訳につながります。
ビジネスで数字の誤訳は絶対に避けたいことです。


数字についてよく聴き取れない時は、紙に書いてもらうなど、必ず確認するようにしましょう。

 

次に漢数字や漢字での数字の表現についてのお話がありました。

漢数字(大字)の書き方も覚えておきましょう。お金の金額や契約書など数字が改変できないようにするために複雑になっています。


1   2   3   4   5   6   7   8   9  10
壹、貳、參、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾

 

漢数字ではありませんが、漢字が数字を表している例です。

1⇒ 孤 寡 単 独
2⇒ 双 対 両 並

 

大きな数についての紹介がありました。慣れていないと咄嗟には分からなかったり、そのまま通訳してしまう人もいるので、注意すべきポイントと思います。経済ニュースや関連の話題によく出てきそうです。

 

日本語の「一兆」は大陸では「一万憶」と表現されます。ただし、「一兆」と読むときもありますので、注意してください。台湾では日本と同じ「一兆」です。

 

次は天文学的に大きな単位の紹介です。使うことはないと思いますが、参考までに知っておくとよいでしょう。

兆⇒1,000,000,000,000
以下4桁ずつ増えていきます⇒京⇒垓⇒秭⇒穣⇒溝⇒澗⇒正⇒載⇒極

 

参加者の方から「数字を正確に聴き取れない」という質問があり、これに対して先生は
正確に聴き取るためには、単語一つ一つを追いかけるのではなく、話の輪郭を捉え全体を理解するように心がけることが大事です、と説明しました。

 

中国語と日本語の数字表記の方法は基本的に同じですが、だからこそ違う部分はしっかり覚えて間違えないようにしたいですね!

お忙しいところ参加されたみなさん、ありがとうございました。


アイ・エス・エス・インスティテュートは今後もみなさまのお役に立つセミナーを企画してまいります。次回をお楽しみに!

 

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| イベントアルバム | 13:17 |
英語翻訳コース特別セミナーレポート「『金融・IR翻訳』分野で仕事を獲得するための3つの条件」

9月12日(水)、東京校にて、英語翻訳者養成コース秋期特別セミナー「金融・IR翻訳分野で仕事を獲得するための3つの条件」と金融・IR翻訳クラスの体験レッスンを同時開催いたしました。


ご担当は、集中コースでも熱意あふれる講義と丁寧かつ細やかなフィードバックで大好評の小林久美子先生です。小林先生は外資系金融機関での勤務を経て、現在は株式会社翻訳センター専属の金融・IR翻訳者として活躍中です。


先生の自己紹介に続いて、本日のテーマについてお話がスタート。仕事を獲得し、そして継続的に仕事を依頼され続ける翻訳者になるための必須条件を3つ挙げていただきました。

 

 

「依頼事項・指示を理解する」

最初に挙げられたのは、訳出作業に入る前に、クライアントおよび翻訳会社からの依頼事項・指示を理解すること。そして、訳出作業では、依頼事項を完璧にこなすことです。

 

当たり前のことですが、納期は厳守。そして、依頼事項の凡例を忠実に守らなくてはなりません。数字の表記の統一、過去の訳文、社内用語や専門用語の踏襲などの依頼は、必ず翻訳会社から指示があります。当然これらを確認してから翻訳を始めるわけですが、作業が始まってからも疑問点や懸念事項は出てきます。この場合、迅速かつ臨機応変に対応することが求められます。

 

例えば、疑問点が案件全体に大きな影響を与えると思われる場合は、翻訳会社のコーディネーターを通じてクライアントに至急確認します。微細な懸念事項であれば、訳出ファイルに申し送りを添えて納品するなどします。翻訳作業はプロジェクトの一部であることが多く、そのあとに別の作業が続くことがほとんどです。時間的なロスを生じさせないようにすることを意識しましょう。

 

また、翻訳とは直接関係はありませんが、フォントやレイアウトといった「見た目」についても、丁寧に作業をすることで翻訳を含めた仕事全体が評価され、依頼が続くようになります。

 

 

「誰に向けて翻訳するのか」
訳出において、原文の書き手および読者、すなわち「誰に向けて翻訳するのか」を把握し、それを踏まえて表現や訳文のトーンを配慮することが必要です。また、依頼原稿のみを機械的に訳すのではなく、原文箇所の前後や背後の状況、専門用語・業界用語の意味、過去訳や類似例等を、依頼指示がなくても、自ら分析・調査を行った上で翻訳することが求められます。

 

例えば、株主総会の招集通知であれば、書き手は招集会社で読者は株主や投資家、市場関係者等になります。また、新製品の開示資料であれば、書き手は会社で読者は投資家、債権者、消費者等になりますね。これらをふまえた上で、過去に翻訳依頼文書と同類の文書等を出しているのかをウェブサイトで検索、調査します。招集通知なら、過去の訳出表現等を分析し忠実に踏襲します。組織変更や人事異動の発表の場合、過去の人事異動、会社の組織(部門名・役職位等の名称)を検索・分析し、用語を確認し訳文に反映させます。

 

求められる「技術力」

最後に、求められる「技術力」について伝えていただきました。原文の把握力とその力を支える専門的な知識や用語の理解と適用、そして土台となる翻訳力について説明がありました。

 

挙げていただいた例は、原文把握力や状況を正確に把握する力、的確な文章構成力、専門用語の分析・調査と対訳語の正確な適用など「当然と思えること」が並びましたが、小林先生の翻訳業務に対する真摯な姿勢が伝わるお話でした。参加者のみなさんはこれらのひとつひとつの重要性を再認識されていた様子でした。

 

これからも、実務で役立つ、仕事につながる情報を発信してまいります。

 

 

 

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| イベントアルバム | 08:00 |
授業体験レポート ふりかえり:2018年 [春期] レギュラーコース

 

2018年春期の授業レポートも、大好評のうちに最終回を迎えました。

英語翻訳者養成コース「総合翻訳・基礎科1」通学クラスをレポートしてくださったMさんは、翻訳との向き合い方や授業での気づきをご紹介いただきました。中国語通訳者養成コース「通訳科1」クラスをレポートしてくださったYさんは、緊張感のある授業の様子やスキル習得の難しさや楽しさを具体的にお伝えいただきました。

 

英語編と中国語編を隔週更新で紹介してきましたが、もう一度ふりかえって読んでいただくとまた新たな発見があるはずです。皆さまが再読しやすいように、Indexを作成しました。再読の際にご活用ください。

ご担当いただいたMさん、Yさん、本当にありがとうございました!


丸授業体験レポート 2018春 英語編Index
 第1回「いよいよスタート!」 
第2回「今後の課題」
第3回「翻訳を学ぶ姿勢を再確認」
第4回「成長できたこと」
第5回「侮るなかれ修飾語句!」
第6回「書き言葉は誤魔化せない」
第7回「課題への取り組み方」
第8回「最終授業」

第9回「まとめ」

 


丸授業体験レポート 2018春 中国語編Index
第1回「気持ち新たに新学期のスタートです!」
第2回「打ちのめされる日々」
第3回「俯瞰して、核心をとらえ 、そのイメージをメモする」
第4回「森をつくりたい ―ノートテイキング―」
第5回「中間テスト」
第6回「楽しい授業も(たまに)あります」
第7回「中国語通訳者に必要なこと」
第8回「ボイスオーバー(時差通訳)」
第9回「合同授業」

 

 

| 授業ルポ | 09:20 |
英語翻訳コース特別セミナーレポート「プロ翻訳者に求められるスキルとは」

 

9月7日(金)、東京校にて、英語翻訳者養成コース秋期特別セミナー「プロ翻訳者に求められるスキルとは」と、ビジネス英訳科・基礎科クラスの体験レッスンを同時開催いたしました。


講師は目黒智之先生。日英翻訳を専門に、第一線で活躍する現役フリーランス翻訳者で、当校のビジネス英訳科・基礎科クラスの指導をご担当されています。

 

今回のセミナーでは、日英翻訳のお話を中心に、プロ翻訳者に求められるスキル、またスキルを磨くための学習アドバイスについてお話しいただきました。

 

 

 

●プロ翻訳者として必要な7つのスキル

 

今回は、7つのスキルを取り上げてお話をしていただきました。和文英訳だけでなく、英文和訳にも共通するポイントが多数あります。

 

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調査能力
A杼力、柔軟性
て本語力
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自己管理能力
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●7つのスキルの説明と学習アドバイス

 

 ̄儻賣
TOEICを目安とすると、最低限800〜850以上は必要です。文法的に間違った英文はプロ翻訳者として許されないので、翻訳の土台となる英語力が求められます。


しかし、TOEIC満点近い方がみな完璧な英文が書けるかというと、そうでもありません。過去の受講生の事例をみると、一定のスコアを超えると、実際の英語力には大差ないことが多いです。英語力に加え、他のスキルを持っているかどうかで翻訳の実務対応力に差がついてきます。TOEICのスコアはあくまでもひとつの目安に過ぎません。

 

とはいえ、世の中にはTOEIC満点近いハイスコアを持ったビジネスパーソンがいくらでもいます。そうした方々が自分で翻訳する時間がないので、外注するというケースも少なくないのです。プロ翻訳者として請け負う以上は、やはりそれ以上の英語力がないと自信を持って仕事ができないでしょう。

 

具体的な英語力強化についてのアドバイスは以下のとおりです。

 

文法が不安な方
TOEICや大学受験などの対策本を活用し、文法問題に取り組むことをおすすめします。英文法書を読み込むのは相当な時間がかかるので、忙しいビジネスパーソンの場合は、まず問題集に取り組んで、スコアの低い文法事項、弱点を明らかにし、集中的に穴埋めしていく方が効率的です。

 

英作文・翻訳が初めての方、不慣れな方
大学受験用の英作文の参考書を活用し、日本語原文と英語訳例を読み比べ、解説を読み込んでいくといいでしょう。

 

ある程度は英訳に慣れているが、行き詰まりを感じていたり、さらなるレベルアップをめざす方
公式な対訳がある文章を探して自分で訳出に挑戦し、公式英訳と見比べてみましょう。たとえば新聞社説や企業HP、マニュアルなどがおすすめです。

 

また、日ごろ英文を読むときも、ただ意味を理解するだけでなく、自分が書くときに参考になるヒントはないか意識して読むようにしましょう。たとえば、冠詞にフォーカスして読んでみる、抽象名詞の使い方を意識する、whoseやwhomなどの関係副詞の使われる頻度をチェックしてみる、動詞のing形を拾い出して分析するなど、さまざまな文法事項を意識して読む習慣が身に付くと、自分の表現力や構文力の幅が広がります。

 

また、語彙力を増やしたいときは、ある程度のレベル以上になると単語集を暗記するよりも、知っている単語の類義語を調べ、微妙なニュアンスの違いや、使われるシチュエーションの差異を明確にすることをおすすめします。類義語をたどっていくことで表現の幅も増え、訳語選択の精度がぐんと上がります。


調査能力
翻訳は単なる言葉の置き換えではないので、原稿の書かれた背景を正確に理解する必要があります。調査能力の高さは非常に重要です。

 

また、特定の分野の専門知識や背景知識を持っていると大きな強みになります。たとえば、新製品発売のプレスリリースなどを依頼された場合、まず依頼主企業のホームページをチェックすべきです。また類似製品や類似企業のホームページも参考にします。こうした翻訳前の調査の目的は2つあります。まずは内容を把握することです。どのような企業・製品・サービスなのか、背景知識をまず理解します。2つ目は、単語や文体などスタイルを設定するためです。過去にその企業がどのようなプレスリリースを出しているのかチェックして、文章スタイルを統一する必要があります。ビジネス翻訳では、前例踏襲を要求されることがほとんどです。会社を主語にするのか、商品を主語にするのか、用語はどのように統一しているのかなど、前例を把握した上で、シチュエーションに適した構文や単語を選択していきます。


A杼力・柔軟性
翻訳、特にビジネス文書の和文英訳の場合、原稿を書いた執筆者はプロの物書きではなく、ビジネスパーソンの場合がほとんどです。忙しい中、急いで仕上げた原稿も多いです。わかりにくい文章になっていたり、社内だけで通用するような略語が盛り込まれていたり、原文の解釈に悩むケースも珍しくありません。そんな時、調査能力と関連して、豊かな想像力が重要になります。

 

書き手は何を伝えたくてこのような文章になっているか?どのように修正すれば狙い通りの文章になるのか?など、執筆者の気持ちになって意図を汲みとり、わかりやすく読者に届ける必要があります。「誰が誰に向けて、どのような目的・意図で作成された文章なのか」を明確に意識し、文章の流れ、文体や訳語選択など全体のスタイルを組み立てていきます。原稿の目的や依頼主の意図に柔軟に対応することは、プロ翻訳者として求められる重要なスキルです。

 

想像力を豊かにするためには、やはり好奇心旺盛な人が向いています。翻訳ではニュースや話題になっている旬なトピックを扱うことも多いので、常日頃いろいろな分野に幅広くアンテナを張り、感度が高い人は有利です。さまざまなトピック、やわらかい文章、かたい文章に柔軟に対応できると仕事の幅も広がります。


て本語
意外と母語である日本語が弱い方が多いです。TOEICハイスコアなのに残念な英訳をしてしまうタイプはこの傾向があります。原文の行間が汲み取れていない、背景知識を知らない、調べていないなど、日本語原文を深く読み込めていないのです。そうすると表面的な文字だけを置き換えた小手先の英訳になってしまいます。日本語力が高くないと原文の理解が不十分になり、結果、英訳のクオリティも低くなるということです。

 

翻訳するためには日本語の特徴を客観的に理解しておく必要があります。そのためのアドバイスは講義内でもふんだんに行っています。

 

たとえば、日本語の厄介な特徴は、主語を明示しないことです。また英語のようにSVO、SVCなど順序立てて記述されておらず、「誰が何をどうする」を明確に意識して、情報を整理しながら読まないと、英訳は困難です。英訳する下準備として、日本語の原文をリライトしたり、登場人物の相関図をイメージしたり、主述関係をメモしたりと、自分なりに工夫する習慣をつけておくと、徐々に頭の中で整理しながら読めるようになってきます。

 

ゥ灰鵐團紂璽織螢謄薀掘
翻訳者は指定のフォーマットで訳文の納品を求められます。納品方法もさまざまです。ファイルの圧縮やWEB上でのアップロード、セキュリティ対策など、最低限のコンピュータリテラシーがないと仕事になりません。近年では翻訳支援ソフトの活用を要求されることも増えてきました。今後は、取引の多いエージェントが推奨するソフトの操作方法をマスターする必要性も高まってくるでしょう。ファイルのやりとりや翻訳支援ソフトについては、クライアント依存が多く、都度覚えていくしかないので、講義中ではほぼ触れません。新しいことを自ら積極的に吸収していく姿勢が大事になります。

 

自己管理能力
プロ翻訳者として一番重要なのは、自分の翻訳スピードを把握し、クライアントに迷惑をかけないような慎重な納期設定を行うことです。自分が稼働できる実時間、作業スピードを把握し、無理なく依頼を引き受けないといけません。信用ベースの仕事なので、納期を守ることを第一に、目標の日にち、時間を設定し、逆算して動く習慣をつけましょう。

 

また、自分がどれくらいの量をこなせるかということは、収入にも直結します。安定的な収入を得るためには、できるだけ固定の仕事を増やしていくことが望ましいですが、その上で、単発の仕事をどの程度引き受けられるかどうかは、仕事のボリューム、スケジュール調整などの管理能力が肝になります。もちろん、睡眠や運動などの体調管理や、適度な息抜きの仕方も重要ですが、そうしたことについては、たくさんハウツー本が出ていますので、参考になさるといいでしょう。

 

Ь鐚院▲泪福次∋兩
あらゆる仕事に共通しますが、翻訳も当然、作業に関わるまわりの人への配慮とマナーは重要です。訳文を納品して終わりではなく、その後の工程にも配慮して最低限レイアウトを整えて見栄えを良くする、申し送りのレターをつけるなどのマナーが求められます。また、納期を守れないと信用を失ってしまいます。たとえ数分でも納期に遅れそうな可能性があるなら、必ず事前に連絡しないといけません。フリーランス翻訳は電話やメールのやりとりのみで取引することも多いです。顔の見えない関係性だからこそ、尚更ビジネスマナーには気をつけて、お互いに気持ち良く仕事が出来る信頼関係を築きたいものです。

 


●ビジネス英訳科・基礎科体験レッスン

 

体験レッスンでは、短文の和文英訳を行いました。つまずきがちなポイントは、やはり日本語原文の解釈でした。ついつい原文の単語に引きずられて、表面的な文字の置き換えになってしまうようです。

 

たとえば、「最初の契約書では〜」と始まる文章。多くの方が直訳し、「The first contract」を主語にしていましたが、目黒先生から「”First”ということは、この後に、”Second”、”Third”と続いていくのでしょうか?」という指摘が入りました。この場合は、最初の契約書と改訂版の契約書を比較しての話が続いていくことが予想されるため、「The original contract」と訳す方がベターと解説がありました。言われてみると、「確かにそうだな」と思うのですが、訳しているときはそこまで気づかないことが多いのです。

 

他にも、「アメリカでは〜」と始まる文章の場合、即座に「In America」と訳して文頭に持ってきがちですが、主語を先にもって来た方がわかりやすいので、文章の順番を変える工夫をした方が良い、日本人は前置詞から始まる文章を書きがち、など陥りがちなパターンとその改善点を多数ご紹介いただきました。


体験レッスンを通して、「単語の置き換えではなく、原文の意図を理解することが重要という意味が分かった。自分の読み込みが浅いことに気づかされた。」などの感想をいただきました。

 

ぜひ、今回得たヒントを活かして、日々の学習やお仕事に活かしていただければと思います。

 

 

●おわりに
7つのスキルと学習アドバイスについて、実体験と具体的な事例をたくさん盛り込んでお話しいただき、かなり情報量の多い、濃い内容のセミナーでした。

 

さまざまなトピックがありましたが、多くのスキルに共通するのは、「品質の高い訳文を納品するために妥協しないプロフェッショナルな意識・姿勢」だと感じました。「品質の高さ」には、クライアント、読み手への配慮と、訳者の仕事に対する姿勢が強く影響するのだと、あらためて気づかされました。

 

確かに、受講生の中でも実力が急速に伸びる方は、ビジネスマナーが良く、何事も素直に吸収していく熱心な姿勢の方ばかりです。

プロ翻訳者として本格的に稼働した後、ずっと第一線で活躍し続けていくには、仕事に対する基本姿勢がとても大事です。エージェントも、そうした部分をよく見て評価しています。

 

これからプロ翻訳者をめざされる皆さまも、ぜひそうした取り組み姿勢を意識しながら勉強に励んでいただければと思います。

お忙しい中、特別セミナーにご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。


今回開催させていただいたセミナーと体験レッスンが、皆さまの勉強法の参考になりましたら幸いです。

 

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| イベントアルバム | 09:29 |
中国語翻訳コース特別セミナーレポート「翻訳のプロセスを理解するために」

 

9月8日、多くの方にご参加いただき、特別セミナー「翻訳のプロセスを理解するために」を開催しました。講師は現役翻訳者で、中国語翻訳者養成コース本科2を担当されている椙田雅美先生です。

 

今回のセミナーでは、翻訳者はどのようなプロセスを経て訳文を作っているのか、その詳細について解説していただきました。セミナーでは多くのお話がありましたが、その中から一部をご紹介いたします。


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まず、翻訳の4プロセスについて提示がありました。

 

〜澗療なテーマの把握と訳出の方向性決定
原文の読解
L語の選択
ど兵舛粒稜

 

前提として、プロ翻訳者に求められる訳文とは、依頼者の要望、訳文の用途に合わせた「仕事としての翻訳」であるとのことでした。単に原文通りに訳すのではなく、あくまで翻訳を依頼した人の意図に合った訳を作る、というのは当たり前ではありますが、何のための翻訳なのかという基本を改めて確認することができました。先生は例として、「海外で保険を使うようなトラブルに見舞われた場合、依頼者としてはお金を出してまで翻訳を依頼するのだから、保険がおりるような訳がほしい」と説明されましたが、分かりやすいですね。

 

次に各プロセスについての具体的な説明です。

 

〜澗療なテーマの把握と訳出の方向性決定
原文を書いた作者の意図や文章の用途が、翻訳を依頼した人の意図や訳文の用途と違うこともある。例えば原文が「専門的」であっても、依頼者の希望が「分かりやすく」ということもあるし、原文は「説明文」だが、依頼者から「広告コピー的に」訳してほしい、というオーダーが出ることもある。全体的なテーマを把握した上で、どのように訳せば依頼者の要望、訳文の用途に合わせた「仕事としての翻訳」になるのか考え、訳出の方向性を決定する

 

原文の読解
まずは文法通り、辞書通りに読解する。その上で、原文のテーマにおいて、一文、一語がどのような意味で使われているか理解する

 

L語の選択
決定した訳出の方向性に基づき、適切な訳語を選択していく。翻訳の原則は、「足さない、引かない、変えない」。ただしそれは「文章全体の意味を、足さない、引かない、変えない」ということであって、依頼者の要望、訳文の用途によっては「文章全体の意味さえも足す、引く、変える」ということもありえる。冒頭でも出ましたが、あくまでも依頼者の意向を最優先することが大事なのですね。

 

ど兵舛粒稜

最優先事項として、誤訳、訳抜けはないか、単語、表現に統一感はあるか、自然な日本語の流れになっているか、事実に相違ないか、矛盾はないか

 

最終確認として、誤字脱字はないか、フォント、レイアウトなど形式の確認をし、最後にもう一度、誤訳、訳抜けがないか確認する。今はパソコンでの作業なので、誤字というよりも変換ミスについて確認するということでした。翻訳ではない業務でも、あわてて入力するとよく発生するミスですよね。

 

その後二つの短文の例を紹介してセミナーは終わりました。

 

翻訳作業の流れと、それぞれのプロセスの重要ポイントについて、よく理解することができました。同時にプロの翻訳者が細心の注意を払って訳文を作成しているということについても知ることができ、改めて、大変だけれども非常にやりがいのある仕事だと感じました。

 

参加された方からは次の声が寄せられました。
・翻訳のプロセスや基本原則などについて詳しく説明していただき、翻訳についての理解が深まり大変勉強になりました。
・実際にプロのお話が聞けてよかったです。
・具体的な例文を交えて説明してくださり、とても分かりやすかったです。

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

アイ・エス・エス・インスティテュートでは、今後もみなさまのお役にたつ魅力的なセミナーを企画してまいります。

 

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| イベントアルバム | 10:12 |
英語通訳コース特別セミナーレポート 「プロ通訳者になるための勉強法」


先日の8月31日(金)に東京校で、9月1日(土)には横浜校で、秋の特別セミナー「プロ通訳者になるための勉強法」を開催しました。講師は、英語通訳者養成コースの榊原奈津子先生です。

 

このセミナーでは通訳者になるために必要なスキルとその学習法、そして学習を続けるために必要なモチベーションを保つコツを、先生の実体験を基にお話しいただきました。

 

 

丸通訳学校に入るのに必要な語学力
「通訳には高い英語力が必要だと思われがちですが、それだけではなく美しい日本語を話す能力も必要なのです。日本語ネイティブの私たちは、普段きれいな日本語を話すことをあまり意識していないかと思います。しかし通訳者として現場に立った時、聴衆は日本語ネイティブとは限りません。そこで、聴衆の誰もがわかるように明確な日本語で伝える必要があるのです。」

 

丸通訳者に必要なスキル
 単語力  構文力  リスニング力  知識

「通訳に欠かせないスキルは4つ挙げられます。どれかひとつだけ優れていても通訳ができるとは限りません。全てのスキルを総合的にプロのレベルまで上げることが重要なのです。」

 

丸通訳学校に通うメリット
「事前にレベルチェックテストを受けて、ご自身の実力に応じた最適なクラスに振り分けられているので、同じレベルで同じ目的を持った仲間に出会えます。またネットワークづくりをすることで通訳の現場に出てからお互いにサポートすることができます。」


質疑応答の時間では、「シャドウイングの効果は?」「仕事や育児で忙しく勉強時間を確保するのが厳しいのですが、先生はどう工夫しましたか?」等、勉強法に関する疑問点に加えて、既に通訳訓練を始めていらっしゃる方からもご質問をいただき、榊原先生はひとつひとつの質問に熱心に答えていらっしゃいました。

 

最後は榊原先生から本日のセミナーに参加されていた皆さんに向けての熱いメッセージです。

訓練は地道な作業ですが、続けていれば必ず成果が伴います。そのためにはモチベーションを保つことが重要です。目標は低く、近く設定し、楽しみながら学習しましょう!


このセミナーでは、これから通訳訓練を始める方、通訳訓練で伸び悩みを感じている方にもプロ通訳者を目指すのに必要な情報をお伝えできたのではないかと思います。

 

アイ・エス・エス・インスティテュートでは、皆様の「やる気」「目標」を後押しできるようなセミナーを今後も企画・実施していく予定です!お忙しい中ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。

 

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| イベントアルバム | 09:05 |
中国語通訳コース特別セミナーレポート「通訳者の仕事の裏側―訳出以外で大切なこと」

 

ISSインスティテュート東京校では9月2日に、多くの方にご参加いただき「通訳者の仕事の裏側‐訳出以外で大切なこと」というテーマでセミナーを開催しました。講師は、現役通訳者で中国語通訳者養成コース通訳科1クラス担当でもある徳久圭先生です。
当日は様々なお話がありましたが、その一部をご紹介いたします。

 

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最初に、「業務上のハプニングについて」のエピソード紹介がありました。

 

・シンポジウムで、挨拶原稿なしと聞いていたが、本番では登壇者が内ポケットから原稿を取り出し、すごいスピードで読み上げる。
・事前にもらっていた講演用パワーポイント資料が、講演当日全部差し替えられていた。

 

通訳者に最高のパフォーマンスを出してもらいたいならば、事前に提供できる情報や資料はなるべく出していただけると助かります。中国語と日本語が話せれば何でも通訳できるわけではありません(後述)。

 

次に「通訳者についてのよくある誤解」についての紹介です。

 

・話せれば訳せる
以前「通訳者さんて楽でいいよね、口先でちょろちょろっと話していい日当がもらえるんだから」といわれたことがあります。後でお話するように、特に高度な内容の仕事では事前準備が必要なので、中国語や日本語が話せれば訳せるわけではありません。

 

・言った通りに訳してください
「私が言った通りに日本語を一個一個そのまま中国語に訳してくれればいい」と言われることがありますが、日本語と中国語の構造は全然違いますし、通訳者はただ単に単語を一個一個置き換えているわけではありません

 

・普通の事しか話さないから
「難しいことは言いませんから安心してください」と言ってくださるのですが、その方にとって普通でも、業界外の人にとっては普通ではないことは沢山あります。「普通のこと」を信じて現場に行くとひどい目に遭いますので、やはり予習は必要ですね。

 

通訳者を使う側の認識と、実際に通訳する側との認識にギャップを感じます。これを埋めるのは結構大変なことと思います。通訳の大変さが分かっておらず、その場で何でも訳せると思っている方が多いのではないのでしょうか。

 

最後に、例として、過去に対応したシンポジウムでの通訳業務の際の事前準備について説明がありました。

 

・事前に提供されたパワーポイント資料を読み込み、自分で中国語から日本語にできない単語をマーカーでチェックする
・単語をピックアップしてエクセルで単語帳を作る
・人名、数字は前後の情報と全く関係なく突然出てくる可能性があるので、要注意
・現場で単語帳を見ている時間はないので、全部暗記しておく
・音にすぐ反応できるように、スマートフォンの録音アプリを使って単語帳から中国語・日本語の順番で録音し、中国語が出たら日本語ですぐに言う訓練(クイックレスポンス)をしておく
・時間があれば、関連資料を読んで、背景知識として頭に入れておく

 

「どのようなことがあってもクライアントのために全部訳して差し上げよう」というホスピタリティがないとできない仕事だと思います。そのために地道な事前準備や予習をするわけです。

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通訳の仕事は、準備9割・現場1割というお話もありました。今回のセミナーを通じ、プロの通訳者は、様々な困難を乗り越えながら、本番で最高のパフォーマンスを発揮するために、地道な努力を積み重ねていることを改めて感じました。

 

セミナーにご参加いただいた方からは次のような声が寄せられました。

 

・今まで聞いたことがないお話を聞かせていただき、ありがとうございました。大変面白く、良い勉強になりました。
・現状を知ることのできる、具体的なお話でした。
・とても明るいセミナーで楽しかったです。仕事を受けるまでのプロセスもよく分からなかったので、とても助かりました。


セミナーにご参加いただき、ありがとうございました。次回もご期待ください!

 

 

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| イベントアルバム | 09:03 |
授業体験レポート:2018春【英語編】第9回 「まとめ」

 

スクールブログで人気の連載、レギュラーコースの授業ルポ。この春、14シーズン目を迎えています!

2018年春期では、英語翻訳クラスと中国語通訳クラスから、それぞれレポートしていただきます。
ISSの教室では実際にどのような授業が行われているのでしょうか

毎週金曜更新、英語・中国語を交互に連載してまいりましたが、英語翻訳コース総合翻訳・基礎科1通学クラスのMさんの授業ルポがついに最終回を迎えることになりました。勉強の合間にレポートいただいたMさん、本当にありがとうございました。皆さま、最終回をどうぞお楽しみください。
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みなさん、こんにちは。総合翻訳・基礎科1通学クラス受講していたMです。今回でこのスクールブログも最終回を迎えます。最終回では「まとめ」ということで、これまでの振り返りから思うことを書いていきたいと思います。翻訳の勉強を通して感じたことや気づいたことをこれまでも沢山書いてきましたので重複する部分があるかと思いますがご了承ください。

 

翻訳は「原文の意味を伝える作業」であるということ。翻訳作業は文章を産出するわけではありません。原文の意味を読者の使用言語に変えて伝えるために行なわれる作業です。先生もよくおっしゃっていましたが、それはつまり、「筆者のイメージを伝える」ということです。翻訳の難しいところは、言葉はその手段であるだけで、そのまま原文の言葉を置き換えるだけでは不十分であるということです。辞書に載っている訳語をそのまま使って言葉を並べてもそれでは伝わりませんので翻訳したことにはなりません。

 

その意識が、翻訳を勉強することを始める前と後で変わりました。ただ言葉を置き換えるだけではおかしい文章となり、それはつまり、伝えるための文章ではないということになります。私たちが普段、頭の中で読むように「ささ〜っ」と訳してはいけないのです。ちゃんと訳出するためには、「伝えるためにきちんと読む」「分からないことは調べる」ことを鉄則にしなければならないのです。

 

この鉄則さえ守れば上手く訳出できるのかといえば、それは大きな勘違いなのです。
この鉄則を守ることは、作業の一部分にしかすぎません。訳出力の向上には、他にも必要なことがあるのです。それは、普段から色々な文章を読み、何かしら文章を書いている習慣があるかどうかということです。これが武器になると痛感しました。訳出する際に知らない言葉は思い浮かびもしませんので、良い訳文を作るには、どれだけ自分に言葉のストックがあるかどうかにかかっています。調べて知った新しい言葉は、運用できる語彙になるまでにはある程度の時間が要ります。年上のビジネスパーソンのクラスメイトの方は、やはり格段に訳出が上手いです。新聞によく出てくる用語を使いこなしているように思いました。社会経験も少ない私はまだまだ修行中の身。小さなメモ帳で語彙ノートを作って書き留めることをしています。この習慣も翻訳の勉強を始めてからついたものです。「継続は力なり」を信じて頑張っていきたいです。

 

最後に、このようなスクールルポを執筆する機会をいただき定期的に文章を書くことで、以前よりも文章力の向上を図ることができたと感じております。読んでくださった皆様、ありがとうございました。このルポが、翻訳の勉強に興味がある、または、挑戦したいと思っている方にとっての学習開始の契機になれば嬉しく思います。


10月末から、総合翻訳・基礎科2通学クラスが始まります。気を引き締めて、でも、力を入れすぎず、「言葉が好き」というワクワクする気持ちを忘れずに今後も取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

| 授業ルポ | 09:44 |
ISS人材サービスサイトでの通訳コラム/翻訳コラム [2018年]第9回を掲載

 

(株)アイ・エス・エスの人材サービスWEBサイトの通訳者・翻訳者コラム連載では、2018年1月より現役通訳者の藏持未紗先生、そして、現役翻訳者の豊田実紗先生が担当しています。

 

通訳者・翻訳者をめざされている方、すでに通訳者・翻訳者として活躍されている方にも、役立つ情報がたくさん詰まったコラムです。どうぞお楽しみください!

 

 

丸 藏持未紗先生のコラム『流れに身を任せて』
  第9回:『社内通訳者とフリーランス 

 

丸 豊田実紗先生のコラム『一歩ずつ、丁寧に』
 第9回:『改めて猛特訓

 

 

| ISS人材サービスサイトコラム | 09:01 |
『中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)』 第36回 「聴く」勉強

 

 

ネイティブがよく使う自然な中国語表現を毎月テーマ毎にご紹介する「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」。中国語ビジネスコミュニケーションコースご担当の張意意先生に執筆していただいています。どうぞお楽しみください。
 

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今回は、「聴く」ことの練習について考えてみましょう。「聴く、話す、読む、書く」は外国語の基礎能力で、その中でも聴くことは最も大事です。聴いてわからないことは話すこともできません。通訳訓練をご存じの方は、シャドウイング、リピーティングなどの練習を取り入れられていると思います。

 

では、「なに」を「どのように」聴けばいいのでしょうか。語学学習のために聴く練習をすることと通訳トレーニングは違うので、その違いを意識しながら目的に合った「聴く」練習をする方が有効でしょう。

 

語学学習のために聴くときは、分からない語彙を見出し、繰り返し復唱し、最終的に自分の言葉として言えるようにすることですが、通訳トレーニングでは、一つの単語よりも話の分野、あらすじ、スタイル、長さ、トーンを掴むことが大事です。つまり、情報を把握し、情報を分析するスピードを速め、イメージを作ることがもっと重要ではないかと思います。通訳するには、聴いたことを映像のようにイメージできるようにし、文と文の関係を理解したうえで、長年累積した知識を呼び出し、瞬時に訳文を組み立てるからです。

 

日本語でも漢字を使っているので、中国語を聞きながら当てはまる漢字を日本語で考え探そうとすると、途中で止まったり全文を聞き逃したりしてしまう可能性があります。中国語の音をしっかり捉え、日本語に置き換えず、そのまま中国語として覚えてから辞書を調べた方がよいと思います。語彙力を身につけたうえではじめて「一词多译(言葉の選択)」ができるので、文型と語彙の勉強を常に続けなければなりません。

 

一定のレベルになってからは、普通の中国人の話す速さや、各地方の人々が話す標準語の癖も聞き分けられるように、アナウンサーでない一般人の話を聴く練習をする必要もあります。

 

例えば、中国北部の人々は、はっきりと発音しない場合があります。
知道(bu zhi dao)」(知りません)
信用(xin yong zheng)」(商業信用状…輸出入代金の決済に用いられる信用状、letter of credit)
の下線の部分はかなりあいまいで、聴きづらいです。

 

南部の人々は、H 、Fと Wの発音が聴き取りづらいことや、独特な語彙を使ったりします。
例えば、「好孩子」(いい子)を「乖仔」、「自行车」(自転車)を「单车脚踏车」というなど。

 

このように、目的にあった「聴く」練習を通じて、しっかりした土台作りをしましょう。

 

次回は、「話す」勉強について、ご紹介したいと思います。ご期待ください。

 

 

マル今月の中国語新語:
跑路:来自于台湾、闽南地区方言。现普通话中指因做了坏事而被警察通缉、或是因欠钱、负债等原因“逃跑”就叫做“跑路”。含有贬义。
夜逃げ:台湾や閩南地域の方言からきた言葉で、違法行為による警察からの指名手配や、滞納・債務などから逃げまわっていることを指します。悪い意味で使われます。

 

例:网贷平台出了问题,老板跑路。
ネット融資会社が倒産し、社長が夜逃げしました。

 

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張 意意
ビジネスコンサルタント。中国北京外国語学院卒業。証券会社を経て、現在、コンサルティング会社経営。現役通訳者、翻訳者としても活躍中。アイ・エス・エス・インスティテュートでは「ビジネスコミュニケーションコース」を担当。企業や業界のニーズを把握し、中日間のコミュニケーションを円滑に進めるために、受講生に最新の動向を紹介しながら、指導を行っている。

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丸中国語ビジネスコミュニケーションコース丸

 

張先生が担当される、この秋の特別無料セミナー開催!
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四葉のクローバーコース案内動画はこちら
※張意意先生からのメッセージもありますので、ぜひご覧ください!

 

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| 「中国語表現コラム〜更上一層楼(更に上へと)」 | 09:17 |

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